今年に入って再び百貨店は閉店ラッシュです。9月には三越千葉店、同多摩センター店などの閉店が発表になりました(閉店は2017年春)。 すでに閉店したそごう柏店(9月末)の売り上げなどは、ピークだった1991年の約2割!!になっていた(2割減ではありませんよ)というのですから、これはエライことになった、と言えるでしょう。むしろ、よく今まで持っていたと言えるかもしれませんね。もはや都心の好調店舗による収益で赤字店を相殺できなくなった、というのが真相のようです。 なぜ「少子化」と「高齢化」をいっしょにするのか いずれにせよ、この問題からはいくつもの日本経済、分けても地方経済が抱える問題が見えてくるような気がします。 まず、人口の問題。 私が携わっている岩手県紫波町の再生のお話(「雪捨て場」だった土地がまったく新しい場所に生まれ変わった。「オガールベース」についての代表的な記事はこちら)は何度もして
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