◆企業数で日本は2位 2022年度の「世界の食品メーカー売上高ランキング100」がまとまった。この表に登場するための売上高の水準はこれまで年々上昇してきたが今回は36億ドル(約4780億円)となり前年から2億ドル減少している。この水準をクリアできた日本企業は前年同数の19社となった。日本企業は為替の換算率が円安に振れる中で健闘している。 ●企業数が多いのは米国・日本・中国 100社ランキングに登場する大型食品メーカーを国・地域に分け、国・地域を企業数の多い順に配置した表
日本でも長年親しまれてきたクラッカー「リッツ」。9月から製造販売元が変更された。山崎製パンの子会社ヤマザキナビスコ(現ヤマザキビスケット)が扱っていたが、いまはもともと商標権を持っていた米モンデリーズ・インターナショナルの日本法人の販売となった。一方のヤマザキも新ブランドで対抗している。 モンデリーズ日本法人が12日に売り出した「リッツ」は、おなじみの赤いパッケージながら「RITZ」の書体をより見やすく変え、丸形のクラッカーも「日本人が好む味」(同社)に改良した。工場は、ヤマザキ時代の国内からインドネシアに移した。世界で培った製品開発力や営業戦略で事業拡大をめざす。 一方、ヤマザキは9月から「ルヴァン」を展開している。青い箱入りの八角形にして見た目は変えたが、製造するのはリッツを生産していた茨城県内の工場のままだ。味も、「ほぼ以前のリッツ」(流通関係者)という。Jリーグの大会名称も「ヤマザ
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