管理人のイエイリです。 小惑星探査機「はやぶさ」やH-IIロケットシリーズの打ち上げなどで知られる宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、月や火星探査を目指して不整地走行ロボットを開発しています。 4本のクローラーを備え、きつい段差や坂を頑張って走破する姿から、JAXAの職員からは「健気(けなげ)」という愛称で呼ばれています。 月や火星探査を目指して開発されたマルチクローラーロボット「健気」のYouTube動画(資料:JAXA) 竹中工務店と竹中土木は、この不整地走行ロボットを ナ、ナ、ナ、ナント、 高速道路の建設現場 に導入したのです。(プレスリリースはこちら) 健気のミッションは、盛り土の締め固め試験です。放射線によって土中の水分含有量や密度を計測する「RI試験装置」を搭載した台車をけん引しながら、現場内の試験場所を自律走行で巡回し、盛り土の品質管理を行います。 この現場では健気に、竹中工