8月7日から5日間に渡るApple ComputerによるWWDC(World Wide Developer Conference: 世界開発者会議)では、Leopardのプレビューが行われた。基調講演では、Time MachineやSpacesといった、派手なインタフェースを持った機能が目を引いたが、全体的に物足りなさを感じた方も多かったのではないだろうか? 元々WWDCは、開発者が参加するタイプのイベントだ。その大きな目的は、Appleから開発者に、これからのMacに関するメッセージを伝える事にある。このレポートでは、基調講演および現時点で公開されている情報をもとに、Leopardプレビューに込められた、Appleから開発者へのメッセージを読み取ってみたい。 WWDCにおけるメッセージは、大きく2種類のものに分ける事ができると思う。1つは、次世代のMacプラットフォームを示すものだ。こ