23日午前7時15分ごろ、木更津市江川の県道交差点で、登校中に横断歩道を歩いて渡っていた市立岩根小3年の女児2人が軽乗用車にはねられた。2人は市内の病院に運ばれ、全身を強く打った安藤音織(ねおり)さん(8)=同市江川=が約1時間後に死亡が確認された。もう1人の女児(8)も重傷を負ったが、命に別条はないという。 木更津署は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで軽乗用車の同市請西東5、自称アルバイト、高山登容疑者(49)を現行犯逮捕。容疑を同致死傷に切り替え調べている。 同署によると、女児2人は現場から直線で約1キロ離れた同小に登校中で、交差点には押しボタン式の信号と横断歩道があった。2人は青信号で横断中に、右から直進してきた軽乗用車にはねられたとみられる。 高山容疑者は「ぼーっとしていて信号を見ていなかった」などと供述。同市内のアルバイト先に向かう途中だった。同署は、赤信号を無視して2人