福岡県筑紫野市の自宅で、長女(当時8歳)の両手足を縛り水風呂に入れたなどとして、暴力行為等処罰法違反の罪に問われたアルバイトの母親(29)と、同居する内縁関係のダンス講師、八尋(やひろ)潤被告(29)の初公判が7日、福岡地裁(岡崎忠之裁判長)であり、八尋被告は起訴内容を認めた。母親は一部の虐待について「(八尋被告が)結束バンドで縛ったことは知らなかった」と述べたが、他はおおむね認めた。 検察側は冒頭陳述で、母親が2017年に長女を殴りあざが残って児童相談所から注意されたため、あざが残らない方法として水風呂に入れる方法を考え、18年12月ごろから両被告は「しつけ」と称して水風呂に入れていたと述べた。 この記事は有料記事です。 残り269文字(全文572文字)