兵庫県尼崎市の阪神尼崎駅近くの歓楽街で7日夜、指定暴力団神戸山口組直系「古川組」の古川恵一総裁(57)が何者かにバットのようなもので襲撃され、負傷していたことが8日、兵庫県警への取材で分かった。右足や右腕を殴られて軽傷とみられ、県警は傷害事件として捜査。県警は神戸側と、神戸側から離脱して結成された「任侠(にんきょう)山口組」との対立との関連も調べる。 県警によると、古川総裁は7日午後8時半ごろ、飲食店を出て数人で歩いていたところを襲撃された。2人組の若い男の犯行だったという目撃情報がある。 任侠山口組が昨年4月に結成されると、古川組は神戸側と任侠側に勢力が二分。阪神尼崎駅近くの歓楽街ではこれまでにも、資金獲得活動をめぐったトラブルなどが起きており、県警が警戒を強めている。
兵庫県警尼崎南署は24日までに、飲食店の客引きの男性店員を脅したとして、暴力行為法違反(集団的脅迫)の疑いで同県尼崎市の指定暴力団神戸山口組幹部、古川恵一容疑者(57)と、茨城県古河市の自称、会社役員、朴泰植容疑者(60)を逮捕した。共に否認している。 逮捕容疑は共謀し6月18日未明、尼崎市内で、男性店員(32)に神戸山口組の名を挙げ「店をつぶしてしまうぞ」「白黒はっきりさせてやる」などと脅した疑い。 同署によると、現場は阪神電鉄尼崎駅近くの歓楽街。古川容疑者らは、男性が「縄張り」の中で勝手に客引きしたことを理由に脅したとみられる。古川容疑者が脅迫していたとの情報があり、裏付けを進めたという。
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