リアルナンパアカデミー(RNA)塾生で元世田谷区職員の根津天亮被告(24)の準強制性交等事件の公判が14日、東京地裁で行われ、検察側は懲役6年を求刑した。被害者参加制度を利用し、法廷に立ったレイプ被害者の女性は、事件から半年後に初めて事実を知った衝撃を語り、同被告には「地獄に落ちろ」と断罪した。 根津被告は昨年3月10日、RNAの塾長・渡部泰介被告(42=別の被害者への準強制性交等事件で公判中)、塾生の吉岡新一郎被告(28)らと東京六本木のクラブでナンパした20代前半の女性を暴行した罪に問われた。女性を塾管理のマンションに連れ込み、度数の高い酒で意識を失わせ、順にレイプし、動画をRNAのLINEグループに送信したとされる。根津被告側は事実関係をすべて認めている。 RNAでは女性のルックスを数値化。2・5~3・0が「普通」とされる中、被害者は4・0の「美人」だったことで狙われた。女性がベッド