「特別警報級」に発達したまま接近する恐れがあった台風10号に備え、九州各地の避難所には6日から7日にかけて多くの住民が殺到した。新型コロナウイルス対策で個々の避難所の収容人数を減らしていた各自治体は事前に避難所の数を増やしていたが、それでも入りきれない避難者が続出。急きょ避難所を追加するなど対応に追われ、コロナ下での避難所運営の難しさが浮き彫りになった。
![避難所「先着順で満員、2回も振られる」台風10号、コロナ対策で収容人数の減少で | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f31747eab7a98477fd75a8cbe729f6ddcaba1035/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2020%2F09%2F07%2F20200907k0000m040231000p%2F0c8.jpg%3F1)
「娘が幼稚園に行く前に母が便を漏らしちゃって。娘は泣き出すし、地獄絵図だよ」「認知症の義母が息子を踏みつけていて、あぜんとした」。生々しい体験談が次々に飛び出した。聞く人は、笑ったりうなずいたり、時に涙を流したりした。 ここは名古屋市内で今年5月から定期的に開かれている「ダブルケアカフェ」。子育てと介護を同時に担う人たちが、お茶を飲みながら経験を語り、情報交換する。ある社会福祉協議会の職員の紹介で、カフェを運営する同市瑞穂区の杉山仁美さん(38)を知り、取材を始めた。 杉山さんのダブルケア生活が始まったのは5年前の4月。長女の幼稚園入園式前日、当時62歳だった母が脳出血で倒れた。介護の知識は何も無かった。長女を幼稚園に送った後、次女を連れて母の入院先に向かう日々。次女を遊ばせてあげようと、児童館に行ったりもした。母の排せつ物を片付ける傍らで姉妹がけんかを始めることもあり、「もう消えたい」と
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