30日午後3時15分ごろ、神奈川県厚木市下荻野のアパートで、子供とみられる白骨遺体があるのを厚木署員が発見した。児童相談所から22日に「中学校に入学するはずの男の子が学校に来ない」と通報を受け、男の子を捜していた。 厚木署は保護責任者遺棄致死や死体遺棄の疑いがあるとみて父親から事情を聴いている。 同署によると、父親は県内の別の場所に住んでおり、署は長期間部屋を使っていなかったとみている。遺体は性別が分からないほど白骨化が進み、死後相当期間経過しているという。 児相の通報後、男の子の住所として把握されていた部屋を署員が訪れたが、鍵が掛かり、表札もなかった。 署は30日、父親と連絡を取って立ち会いを求め、父親が持っていた鍵を使って入室、和室で遺体を発見した。母親とは連絡が取れないという。