殺傷力の高い爆薬「過酸化アセトン」(TATP)や拳銃、覚醒剤を製造し、この爆薬を公園で爆発させたなどとして、爆発物取締罰則違反や武器等製造法違反など5つの罪に問われた名古屋市緑区の元大学生の少年(19)の初公判が21日、名古屋地裁で開かれ、少年は「間違いありません」と起訴内容を認めた。 起訴状などによると、少年は高校生だった2016年12月、当時住んでいた同市名東区の自宅でTATP約57・4グラムを作り、昨年3月に同区内の公園で爆発させたとされる。17年2月には別の爆薬「四硝酸エリスリトール」(ETN)、同9月には3Dプリンター製の拳銃1丁、昨年8月には覚醒剤0・612グラムをそれぞれ製造したなどとされる。 昨年8月に愛知県警が同罰則違反などの容疑で逮捕し、その後2回にわたり再逮捕。送致を受けた名古屋家裁は同11月、「インターネットで入手した情報や知識を悪用し、高度の危険性がある非行を拡大
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