トヨタ自動車の男性社員=当時(28)=が2017年に自殺したのは、上司のパワーハラスメントを受け適応障害を発症したのが原因として、豊田労働基準監督署(愛知県豊田市)が労災認定していたことが19日、遺族側の代理人弁護士への取材で分かった。 代理人弁護士によると、男性は東京大大学院修士課程を修了後、15年4月に入社し、16年3月から本社(同市)で車両設計を担当。上司から日常的に「ばか」「あほ」などと叱責され、「死んだ方がいい」などの暴言も受けていた。 男性は病院で適応障害と診断され、同7月に休職。10月、上司とは別のグループに復職したが、席は斜め向かいだった。男性は17年10月に社員寮の自室で自殺したとしている。上司は社内の調査に対し、暴言があったことをおおむね認めたという。
8日午前10時15分ごろ、大津市大萱6の県道交差点で、乗用車と軽乗用車が衝突。弾みで軽乗用車が歩道に乗り上げ、信号待ちをしていた保育園児13人(男児5人、女児8人)と保育士3人の列に突っ込んだ。大津署によると、園児13人全員と引率していた保育士2人が病院に搬送された。計15人が負傷し、うち2歳の男児、女児の2人の死亡が確認された。 さらに2歳の男児、3歳の女児の2人が意識不明の重体。ほかにもけが人がいるという。大津署は乗用車を運転していた大津市一里山3、無職新立文子容疑者(52)と、軽乗用車を運転していた同市若葉台、無職下山真子容疑者(62)を、それぞれ自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で現行犯逮捕した。 被害に遭ったのは、現場近くの「レイモンド淡海保育園」の2~3歳の園児や保育士で、散歩をしていたとみられるという。 現場は、琵琶湖に架かる近江大橋の南側で、信号のある丁字路。住宅や宿泊施
愛知県豊川市で2002年、1歳10カ月の男児を車で連れ去り、海に落として殺害したとして、殺人などの罪で懲役17年が確定した田辺(旧姓河瀬)雅樹受刑者(51)の再審請求で、名古屋高裁は25日、「弁護団が新たに出した証拠は無罪を言い渡すべき明らかな証拠に当たらない」と請求棄却の決定をした。弁護団は不服として異議を申し立てる方針。 山口裕之裁判長は決定理由で、争点となった捜査段階の自白について、逮捕後2週間にわたり維持したこと、勾留中に同房者にも犯行を認めたことなどを挙げて「任意性が認められ、信用性も高い。受刑者の犯人性は優に認定できる」と判断した。 再審請求で弁護団は、新証拠として33点を提出。自白による男児の投棄地点について、周辺海域の潮流データなどに基づく漂流予測と矛盾し、自白は信用できないと主張したが、山口裁判長は「予測の精度に限界がある」と自白と矛盾しないとした。 弁護団は、受刑者の車
殺傷力の高い爆薬「過酸化アセトン」(TATP)や拳銃、覚醒剤を製造し、この爆薬を公園で爆発させたなどとして、爆発物取締罰則違反や武器等製造法違反など5つの罪に問われた名古屋市緑区の元大学生の少年(19)の初公判が21日、名古屋地裁で開かれ、少年は「間違いありません」と起訴内容を認めた。 起訴状などによると、少年は高校生だった2016年12月、当時住んでいた同市名東区の自宅でTATP約57・4グラムを作り、昨年3月に同区内の公園で爆発させたとされる。17年2月には別の爆薬「四硝酸エリスリトール」(ETN)、同9月には3Dプリンター製の拳銃1丁、昨年8月には覚醒剤0・612グラムをそれぞれ製造したなどとされる。 昨年8月に愛知県警が同罰則違反などの容疑で逮捕し、その後2回にわたり再逮捕。送致を受けた名古屋家裁は同11月、「インターネットで入手した情報や知識を悪用し、高度の危険性がある非行を拡大
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