平成28年に静岡県で元同僚の須藤敦司さん=当時(62)=と知人の出町優人さん=当時(32)=を殺害し遺体を浜名湖周辺に遺棄したとして、強盗殺人や殺人などの罪に問われた浜松市北区の宅地建物取引士、川崎竜弥被告(34)の裁判員裁判の論告求刑公判が6日、静岡地裁(佐藤正信裁判長)で開かれた。検察側は「強固な殺意に基づく悪質な犯行」と述べ、川崎被告に死刑を求刑した。判決は23日。 これまでの公判で弁護側は「川崎被告には2人を殺害する理由がない」などとして無罪を主張。川崎被告本人は罪状認否や被告人質問で「黙秘」を繰り返している。 起訴状によると、川崎被告は28年1月29日ごろ、浜松市西区のマンションで須藤さんを殺害してキャッシュカードなどを奪い、遺体を焼損して浜名湖周辺に遺棄。7月5日ごろには、同県磐田市のアパートで北海道出身の出町さんを刃物で刺して殺害、遺体を切断して浜名湖周辺に遺棄したとしている
平成28年に元同僚の須藤敦司さん=当時(62)=や、知人の出町優人さん=当時(32)=を殺害し遺体を浜名湖周辺に遺棄したとして、強盗殺人や殺人などの罪に問われた浜松市北区の宅地建物取引士、川崎竜弥被告(34)の裁判員裁判第10回公判が2日、静岡地裁(佐藤正信裁判長)で開かれた。 検察側は意見陳述として須藤さんと出町さんの遺族の手紙を朗読。須藤さんの母親は手紙の中で「(須藤さんは)大人になっても親や兄弟のことを大切に思ってくれていた。優しい子だからつけ込まれたとしか思えない。(川崎被告は)極刑以外にあり得ない」と訴えた。
平成28年に静岡県で元同僚の須藤敦司さん=当時(62)=や、知人の出町優人さん=当時(32)=を殺害し遺体を浜名湖周辺に遺棄したとして、強盗殺人や殺人などの罪に問われた浜松市北区の宅地建物取引士、川崎竜弥被告(34)の裁判員裁判第9回公判が30日、静岡地裁(佐藤正信裁判長)で開かれた。この日は警察署の留置場内で川崎被告の隣室にいたという男性の証人尋問が行われ、男性は「川崎被告から『若い子とおじさんを殺した』と打ち明けられた」と証言した。 男性によると、川崎被告は「1人目(須藤さん)はパーフェクトに殺したが、2人目(出町さん)は急ぎの仕事だったので、遺体を発見されてしまった」などと説明。「中性洗剤で拭けばDNA型は出ない」と殺害現場での証拠隠滅工作も示唆していたという。 殺害理由について須藤さんは「マンションを取るため」、出町さんは「(「先生」と慕う男性の自宅に)泥棒に入ったので許せなかった
平成28年に静岡県で元同僚の須藤敦司さん=当時(62)=や、知人の出町優人さん=当時(32)=を殺害し遺体を浜名湖周辺に遺棄したとして、強盗殺人や殺人などの罪に問われた浜松市北区の宅地建物取引士、川崎竜弥被告(34)の裁判員裁判第8回公判が29日、静岡地裁(佐藤正信裁判長)で開かれた。この日は出町さん事件の証拠調べが行われ、検察側は川崎被告が預かっていた荷物を処分することなどをちらつかせ、出町さんに静岡県に来るように再三にわたって迫っていたことなどを明らかにした。 検察側はこの日の公判で、川崎被告が覚醒剤所持事件で京都刑務所に服役中だった出町さんと交わした手紙や、出町さん出所後の2人の無料通信アプリLINE(ライン)でのやり取りなどを証拠として提示。川崎被告は出町さんの服役中に出町さんの荷物を預かっていたが、出町さんの出所後、ラインで「7月3日に静岡にいなければ(荷物が入った)段ボールは処
平成28年の浜名湖連続殺人事件で、強盗殺人や死体損壊・遺棄などの罪に問われた浜松市北区の宅地建物取引士、川崎竜弥被告(34)の裁判員裁判第7回公判が26日、静岡地裁(佐藤正信裁判長)で開かれた。知人の出町優人さん=当時(32)=を殺害し遺体を浜名湖周辺に遺棄したとされる事件を審理。検察側は冒頭陳述で「被告の実家で押収した軽トラックの荷台に、出町さんの血痕があったと指摘した。 弁護側は「2人は長きに渡る交流があり、殺害する理由がない」と改めて無罪を主張した。 起訴状によると、28年7月5日ごろ、磐田市のアパートで北海道出身の出町さんを刃物で刺し殺害、遺体を切断して遺棄したとしている。 検察側は、防犯カメラの映像などから川崎被告は7月5日午前3時28分ごろ、磐田市のアパート付近におり、同日午前9時29分過ぎには近くの郵便局で特大サイズの段ボール3箱を購入。この約6時間の間に出町さんを殺害したと
平成28年に起きた浜名湖連続殺人事件で強盗殺人や死体損壊などの罪に問われた浜松市北区の宅地建物取引士、川崎竜弥被告(34)の裁判員裁判第5回公判が23日、静岡地裁(佐藤正信裁判長)で開かれ、弁護側と検察側による被告人質問が行われた。 川崎被告はこの日、初公判と同じ黒色のジャケットに白色のワイシャツ、グレーのズボン姿で出廷。弁護側、検察側双方の質問にひたすら「黙秘」との答えを繰り返した。 最初に質問に立った弁護側は「裁判の冒頭で起訴内容について『黙秘』と答えたが、質問への回答について黙秘するということですか」などと問いただしたが、川崎被告は「黙秘」とだけ答え、やり取りはわずか3問で終了。検察側は「事件について言い分はないか」「過失で死なせてしまったと主張しないのか」などと100以上の質問を行ったが、川崎被告はしっかりとした口調で「黙秘」と答え続けた。 川崎被告が「黙秘」以外の言葉を発したのは
平成28年に元同僚の須藤敦司さん=当時(62)=や、知人の出町優人さん=当時(32)=を殺害し遺体を浜名湖周辺に遺棄したとして、強盗殺人や死体損壊・遺棄などの罪に問われた浜松市北区の宅地建物取引士、川崎竜弥被告(34)の裁判員裁判第3回公判が19日、静岡地裁(佐藤正信裁判長)で開かれた。川崎被告が須藤さんを殺害したとされる事件の証拠調べを継続し、検察側は須藤さんの遺体を切断後に搬出したとする見方を示した。 検察側は防犯カメラの映像から事件翌日の28年1月30日、須藤さんのマンションから搬出された白いカバーで覆われたものは、縦65センチ×横45センチ×高さ60センチの箱用のものと推定。須藤さんとほぼ同体型の男性やマネキンで実験した結果、体を切断しなければ同じサイズの箱に収まらず、遺体を切断後に箱に詰めて搬出したと指摘している。 犯行2日後の31日未明、川崎被告はマンションから血痕や赤い染みの
静岡地裁(佐藤正信裁判長)は17日、強盗殺人などの罪に問われた浜松市北区の宅地建物取引士、川崎竜弥被告(34)の裁判員裁判の第2回公判を開き、平成28年1月に元同僚の須藤敦司さん=当時(62)=を殺害し遺体を浜名湖周辺に遺棄したとされる事件の審理を続行した。 被告本人の証言や凶器などの直接証拠が乏しい中、16日から始まった公判で検察側が指摘したのが須藤さんの失踪直後に川崎被告が須藤さんのマンションやオートバイの所有権を自身に移転させている点。検察側は須藤さんが殺害される1カ月半前から川崎被告が「須藤さんの財産の情報を収集していた」と指摘し、財産を奪う目的で計画的に犯行に及んだとの見方を示した。 検察側の冒頭陳述によると、川崎被告は須藤さん殺害から3日後の2月1日に須藤さんの軽乗用車の所有権を自身に移すと、5日に殺害現場となった同市西区のマンション、8日にオートバイ2台の名義を相次いで自身に
平成28年に静岡県で元同僚の須藤敦司さん=当時(62)=や、知人の出町優人さん=当時(32)=を殺害し遺体を浜名湖周辺に遺棄したとして、強盗殺人や死体損壊・遺棄などの罪に問われた浜松市北区の宅地建物取引士、川崎竜弥被告(34)の裁判員裁判初公判が16日、静岡地裁(佐藤正信裁判長)で開かれた。両事件について川崎被告は「黙秘」とだけ答え、弁護側は「犯人性を争う」として無罪を主張した。 検察側は冒頭陳述で、「川崎被告が事件後、友人らに須藤さん殺害をほのめかしていた」と説明。被告の実家から須藤さんの免許証や携帯電話、須藤さんのものとみられる血痕が付いた台車が見つかっていたことなどを明らかにした。弁護側は「川崎被告は当時実家に住んでいて金には困っておらず、須藤さんを殺害する理由がない」と反論した。 起訴状によると、川崎被告は28年1月29日ごろ、浜松市西区のマンションで須藤さんを殺害してキャッシュカ
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