平成28年に起きた浜名湖連続殺人事件で強盗殺人や死体損壊などの罪に問われた浜松市北区の宅地建物取引士、川崎竜弥被告(34)の裁判員裁判第5回公判が23日、静岡地裁(佐藤正信裁判長)で開かれ、弁護側と検察側による被告人質問が行われた。 川崎被告はこの日、初公判と同じ黒色のジャケットに白色のワイシャツ、グレーのズボン姿で出廷。弁護側、検察側双方の質問にひたすら「黙秘」との答えを繰り返した。 最初に質問に立った弁護側は「裁判の冒頭で起訴内容について『黙秘』と答えたが、質問への回答について黙秘するということですか」などと問いただしたが、川崎被告は「黙秘」とだけ答え、やり取りはわずか3問で終了。検察側は「事件について言い分はないか」「過失で死なせてしまったと主張しないのか」などと100以上の質問を行ったが、川崎被告はしっかりとした口調で「黙秘」と答え続けた。 川崎被告が「黙秘」以外の言葉を発したのは
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