引退記者会見で目頭を押さえる豪栄道=東京・両国国技館で2020年1月29日午前11時55分、滝川大貴撮影 現役を引退した大相撲の元大関・豪栄道(33)=本名・沢井豪太郎、大阪府寝屋川市出身、境川部屋=が29日、東京・両国国技館で記者会見し、「自分の中では、やりきった気持ちがある。今は満足している」と話した。豪栄道の一問一答は次の通り。 「土俵に立つ」は最高状態であること ――今の心境は。 ◆自分の中では、やりきった気持ちがある。今は満足している。 ――引退を決意した要因は何か。 ◆数年前から、大関から落ちたら引退しようと心に決めていた。今場所、大関から落ちることが決まって、来場所相撲を取る気力がなくなった。 ――引退することに迷いや葛藤はあったか。 ◆自分自身に迷いはなかったが、いろいろな方々から説得された。自分勝手なわがままで、引退させてもらった。そこは本当に申し訳ないと思っています。