松戸市の国道6号で昨年5月、指定暴力団稲川会系の元幹部男性が乗ったワゴン車がオートバイに乗った男1人から銃撃された殺人未遂事件で、松戸署捜査本部は1日、殺人未遂と銃刀法違反(発射、加重所持)の疑いで、住所不定、稲川会系組長、伊沢隆志容疑者(47)ら男5人を再逮捕した。 同本部は伊沢容疑者が主導的な役割を果たしていたとみて、実行犯を調べている。捜査関係者によると、伊沢容疑者が拳銃を撃った可能性が高いとみて裏付けを進める。 他に再逮捕されたのは、会社役員、田村憲史(25)=東京都葛飾区亀有4▽塗装工、若林圭太郎(45)=市原市東五所▽会社員、榊原賢(49)=松戸市大橋▽稲川会系組員、高森和広(48)=市原市五所=の4容疑者。 再逮捕容疑は共謀して、昨年5月10日午後6時5分ごろ、松戸市小山付近の国道6号で、走行中のワゴン車の左側面に向けて拳銃で発砲し、車内にいた男性(46)ら4人を殺害しようと