今日1月20日は二十四節気「大寒(だいかん)」、そして七十二候「款冬華(ふきのはなさく)」。 1年で最も寒いと言われている大寒は、実は私たちにとって非常に重要な時期でもあるようです。 大寒の朝に汲んだ水は1年間腐らないと言われ、昔の人達は長期間保管していたそうです。 今でこそ、きちんと管理された水道水を利用していますが、昔は井戸水を生活に使っていました。 そのため、夏のように、外気温が高い時に汲んだ水というのは、すぐに細菌が繁殖してしまいます。 しかし、大寒の日の朝は凍てつくような寒さ。 その中で雑菌もなかなか繁殖できません。そこから、大寒の水はきれい、質が良いと言われていたようです。 大寒は、酒・醤油・味噌などを作るのに非常に適した季節と言われています。 理由としては、先ほど説明した通り、雑菌が繁殖しにくい環境であるため。 さらに、酒などを作る際は温度管理が重要となり、気温が高い時は急激
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