新型コロナウイルスの感染が広がる中、北九州市や熊本市で16日、1万人以上が参加する市民マラソンがあった。両市の大会では実行委員会の要請を受け、中国在住の参加希望者計17人のうち15人が出場を自粛。大会スタッフや沿道の観客にもマスク姿が目立った。 観光名所などを巡る「北九州マラソン2020」(北九州市)には、国内外から1万2031人が参加。中国在住の参加希望者7人のうち、6人が参加を見送った。エントリー後の昨年秋から市内で暮らす1人が出場した。 実行委によると、恒例のゲストランナーとのハイタッチは自粛を要請。救護やボランティアのスタッフは全員マスクを着用した。救護所の女性スタッフは「アルコール消毒をこまめにするよう心掛けた」と話した。 「熊本城マラソン2020」(熊本市)には1万4110人が参加。実行委は受付で参加者全員にマスクを配布し、雨の中、マスク姿で走りだすランナーもいた。スタッフは全
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