中東のオマーン湾を航行中の2隻のタンカーが攻撃を受けたことについて、アメリカのポンペイオ国務長官は、イランが行った攻撃だとして厳しく非難しました。 その後、「コクカ・カレイジャス」の乗組員21人は、アメリカ軍の駆逐艦が救助したということです。 また、「フロント・アルタイル」の関係者は、乗組員23人は全員、無事だとしています。 今回の攻撃について、アメリカのポンペイオ国務長官は日本時間の午前3時すぎから緊急の記者会見を開き、「アメリカ政府は今回の攻撃はイランに責任があると分析している。イランに代わってこれだけ高度に洗練された攻撃を行う組織はない」と述べ、攻撃はイランによるものだという見方を示しました。 そのうえで「安倍総理大臣がイランに歴史的な訪問を行い、事態をエスカレートさせず対話に応じるよう求めたのに、イランは拒絶し、日本のタンカーを攻撃して乗組員の生命を脅かし、日本を侮辱した」と厳しく