2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は19日の理事会で、札幌で開催される五輪マラソンのコースについて「本日、国際オリンピック委員会(IOC)、ワールドアスレチックス(世界陸連)と合意に至った」と述べた。 市中心部の大通公園発着で約20キロのルートを1周した後、約10キロを2周する変則的な周回コースとなる見通し。組織委は理事会後にコースを発表し、10月に持ち上がったマラソンと競歩の会場変更問題は、日程、コースともに決着する。 世界陸連は当初、約7キロを6周する案を主張したが、今月上旬に1周目は組織委案の約20キロとすることに合意。後半のコースは継続協議になっていた。