いやなことを必要以上に我慢する そして、3つめの症状は、「いやなことを必要以上に我慢する」こと。 自己肯定感の低い人は、一方的に損をする人間関係であっても、そこから逃げ出すことができません。相手にノーを言うなど自分の考えを主張できず、当たり前の要望さえ伝えられずにぐっとのみ込みます。 たとえ人から不当な扱いを受けていても、それに立ち向かうことなど無理だと思い込み、嫌な相手を避けることも不可能だと思ってしまいます。「友達がいないよりましだから」「自分なんかとつきあってくれるだけでもありがたい」と考え、わざわざいやな思いをするために友達に会いに行くのです。 そんな自己肯定感の低い人を不当に扱う人が、特別な悪人かというとそうとも限りません。人というものは必要以上の努力をしないものですから、相手を雑に扱っても許されるなら、つい行動が雑になります。おカネを返さなくても怒られないなら、つい返すのを忘れ