米Amazon.comは4月30日(現地時間)、2024年第1四半期(1月~3月)の決算を発表した。売上高は前年同期比13%増の1433億1300万ドル、純利益は229%増の104億3100万ドル(1株当たり98セント)だった。 純利益が前年同期比3倍以上なのは、前年同期は出資している米電気自動車企業Rivian Automotiveの株価急落の影響が続いていたため。広範なコスト削減やクラウドサービスAWSのAIによる強化が奏功した。 売上高、純利益ともにアナリスト予測(売上高は1425億ドル、1株当り純利益は83セント)を上回った。 アンディ・ジャシーCEOは発表文で「今年は事業全体で良いスタートとなった。顧客体験の向上と財務結果の両方でそれが見て取れる」と語った。 セグメント別では、クラウドサービスのAWSの売上高は前年同期比17%増の250億3700万ドルと好調だった。営業利益はコス
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