ノーベル賞の自然科学部門の2023年の受賞者が決まった。新型コロナウイルスから命を救ったワクチンの開発など、伝統的な研究分野が対象になった。異例の授賞が続いた21、22年から一変した。世界の注目が集まる同賞は科学の潮流の急速な変化への対応が課題となっている。生理学・医学賞は本命視されていた遺伝情報を伝える物質「メッセンジャーRNA(mRNA)」をワクチンにする基盤技術を開発した米国の2人への授
ドナルド・トランプ米大統領(2020年9月8日撮影、資料写真)。(c)MANDEL NGAN / AFP 【9月10日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は9日、ノルウェーの右派議員から2021年のノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)候補に推薦されたことに喜びを表明した。 【特集】写真で振り返るノーベル賞受賞者 推薦を行ったのは、反移民の右派政党・進歩党(Progress Party)に所属する議員。トランプ氏がイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)の関係正常化に向けた合意を仲介したことが理由とされた。この議員は2018年にも、北朝鮮との関係改善を理由にトランプ氏をノーベル平和賞に推薦していた。 ノルウェーのノーベル研究所(Nobel Institute)は1月31日までに送付された候補推薦は全て受け入れており、推薦資格保有者にはノルウェーの議員
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NHKの単独インタビューに応じた吉野さんは、どこを評価されて受賞につながったと思うか聞かれ「リチウムイオン電池によってモバイルIT社会が実現し、世界が変わった。これからは電気自動車への応用も含めて環境問題に答えを出していくことを期待されての判断だと思う」と話していました。 また研究で大事にしてきたことについては、「粘り強さが絶対に必要だ。その一方で壁にぶつかった時に『なんとかなるわ』という柔軟な発想も必要で、その2つのバランスをとるのが一番重要です」と思いを述べていました。 そして、産業界から受賞者が出たことについて「企業の研究者が選ばれたことは非常にうれしいと同時に、大きなメッセージではないかと思う」と話していました。 さらに、子どもたちに向けて「いろんなことに好奇心をもって なんでもいいから幅を広げていくと、その中で『こういう道に進みたい』というものが見えてくる」と期待を込めて話してい
トランプ米大統領が安倍晋三首相から北朝鮮問題でノーベル平和賞候補に推薦されたと明らかにしたことについて、首相が米政府から非公式に依頼を受け、昨秋ごろノーベル賞関係者にトランプ氏を推薦したことが16日、日本政府関係者への取材でわかった。 トランプ氏は15日の記者会見で、首相がノーベル賞関係者に送ったという5ページの推薦の書簡を首相から受け取った、と明らかにした。 日本政府関係者によると、昨年6月にあった史上初の米朝首脳会談後、米側から「推薦してほしい」と打診を受けたという。推薦は毎年2月締め切りで、各国の大学教授や国会議員、受賞経験者らに資格がある。 トランプ氏によると、首相は「日本を代表し、敬意を込めてあなたを推薦した」と伝えた。推薦理由については「日本の領土を飛び越えるようなミサイルが発射されていたが、いまは突如として日本人は安心を実感しているからだ」との見方を示した。 トランプ氏の発言
アカデミーの会員3人「辞任」[ロンドン発]ノーベル文学賞を選考するスウェーデン・アカデミーの会員(選考委員)の夫で、自身もアカデミーと深くかかわっていた男性のセクハラ・スキャンダルへの甘い対応に抗議して、前事務局長を含む会員3人が6日、アカデミーの「辞任」を表明。9日にはこの男性が長年にわたって文学賞受賞者名を事前に漏洩していた疑惑まで浮上し、アカデミーの存続が危ぶまれる事態に陥っています。 アカデミーの会員(定員18人)は終身制なので制度上、自らの意思で辞任することはできず、死去するまで会員の補充もされません。アカデミーとしての意思決定を行うには最低でも12人の出席が必要です。数年前から会員のうち2人が活動を停止しており、今回3人が「辞任」表明したことで活動している人数が13人になってしまいました。 今の規約のままだと、あと2人「辞任」すればアカデミーは機能停止に陥る恐れがあります。 発
アルフレド・ノーベルのメダルの画像が掲げられたスウェーデン・ストックホルムのカロリンスカ研究所の記者会見場(2017年10月2日撮影)。(c)AFP/Jonathan NACKSTRAND 【10月28日 AFP】ノーベル財団(Nobel Foundation)は27日、ノーベル賞(Nobel Prize)の賞金の原資を今後一切核兵器製造者に投資しないと発表した。 スウェーデンの首都ストックホルム(Stockholm)に本部があるノーベル財団は、ノーベル賞の創設者でダイナマイトの発明者でもあるスウェーデン人科学者アルフレド・ノーベル(Alfred Nobel)の遺産の管理を担っている。 ノーベル賞受賞者に与えられる賞金はこの遺産を原資としているが、ノルウェーの環境団体「Framtiden i vaare hender(The Future in Our Hands、未来は我々の手に)」によ
全世界を驚かせたボブ・ディランのノーベル文学賞受賞。長らく候補に挙がっていたとはいえ、その衝撃の大きさは想像以上だったようだ。日本ではおおむねお祝いムードなのだが、欧米では受賞の是非をめぐる議論が巻き起こっているという。特に文壇から発せられる疑問の声は小さくない。 小説『トレインスポッティング』の著者であるアーヴィン・ウェルシュは、「これは、ボケて支離滅裂の年寄りヒッピーたちの臭い前立腺からもぎ取られた、ノスタルジー優先の良くない受賞だ」(BBC NEWS 日本語版 10月14日配信)と痛烈に批判した。 小説家のジョディ・ピコーも祝意は示しつつ、「だったら私でもグラミーもらえるかしら?」とのハッシュタグを付け加えることを忘れなかったという。 だが周囲の喧噪をよそに、かたくなに沈黙を守るディランの真意はどこにあるのだろうか? 受賞決定から2日ほど経ってもコメントひとつ発表せず、ノーベル賞事務
ことしのノーベル文学賞に、アメリカのシンガーソングライターのボブ・ディラン氏が選ばれました。受賞者予想で毎年名前が挙がり、イギリス政府公認の「ブックメーカー」のことしの予想で2番人気となっていた世界的なベストセラー、村上春樹氏の受賞はなりませんでした。
日本人で3人目となるノーベル医学生理学賞の受賞が決まった大村智さん(80)が長く仕事をしてきた北里研究所と北里大学は、世界的な細菌学者・北里柴三郎(1853~1931)に由来する。北里は「日本の細菌学の父」と呼ばれ、第1回ノーベル医学生理学賞の候補だったが、受賞を逃した。大村さんの今回の受賞で、1世紀越しの悲願が果たされた。 「北里柴三郎博士が第1回の候補。そのときは残念ながら無念の涙をのみましたが、1世紀をこえて大村博士がその栄誉あるノーベル賞を受賞されますことは、非常に感慨深い」。5日夜、受賞決定を受けた大村さんの記者会見の冒頭で、北里研究所の藤井清孝理事長は、まず創始者の名前を挙げた。大村さんも「尊敬する科学者の一人。北里先生の『実学の精神』を若い人に伝えたい」と述べた。 北里は熊本県生まれ。ドイツへ留学し、ロベルト・コッホのもとで破傷風菌の純粋培養に成功した。また、破傷風菌の毒素を
スウェーデン・ストックホルムで行われた2014年のノーベル賞授賞式(2014年12月10日撮影)。(c)AFP/JONATHAN NACKSTRAND 【10月5日 AFP】ノーベル賞(Nobel Prize)といえば、人類にとって有益で革新的な研究に対して贈られる賞だと思うものだが、化学兵器や強力な殺虫剤のDDT、ロボトミー(前頭葉切断術)など、まったく非人間的な発明にも贈られてきた。 ノーベル賞をめぐる論争は長年の間に数多くある。賞からもれた作家の異議や自分の発明の方が早かったと主張する科学者、世論が分かれる平和賞などは一例だ。中でも、科学賞を受賞した研究の一部には、後から見れば選考委員会の恥辱と思えるようなものもある。 ■「化学兵器の父」 2013年には、化学兵器禁止機関(Organisation for the Prohibition of Chemical Weapons、OPC
ことしのノーベル物理学賞の受賞が決まった梶田隆章さんが取り組んだ「ニュートリノ」の研究の背景には、平成14年にノーベル賞を受賞した小柴昌俊さんのほか、7年前に亡くなった戸塚洋二さんという恩師の功績があります。 ここでの研究により、小柴さんは昭和62年、星の大爆発で発生したニュートリノを捉えることに世界で初めて成功します。 その研究を受け継いだのが、梶田さんの恩師、戸塚さんでした。 戸塚さんは平成10年、「カミオカンデ」の規模を大きくした「スーパーカミオカンデ」で、ニュートリノに質量がある証拠になる現象を世界で初めて捉えます。 この成果は、ニュートリノには質量がないとしてきたこれまでの素粒子物理学の定説を覆すもので、戸塚さんが小柴さんに続いてノーベル物理学賞を受賞することへの期待が高まりました。 しかし、戸塚さんは平成20年にがんで亡くなってしまいます。 それから7年たったことし、梶田さんの
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