鉄道駅のバリアフリー化を促進するため、国土交通省は、鉄道利用者に整備費用の負担を求める方向で検討に入った。バリアフリー化に使い道を限定した鉄道料金を新設し、運賃に上乗せする。東京、大阪、名古屋の3大都市圏のJRと大手私鉄を対象に1乗車当たり10円以下を想定している。2年後の導入を視野に、鉄道事業者への意向確認を進める。 【写真】ホームから「はみ出る特急」解消目指す駅、高校生は「何度見ても面白いのに」 鉄道では「運賃」と特急券などの「料金」が区別されており、検討案では、バリアフリー化の費用を確保するために料金を新設する。上乗せされる新料金は、鉄道事業者の収入となり、自社の駅でエレベーターやスロープ、ホームドアなどのバリアフリー施設の整備や維持に限って使う。事業者には収入額や整備の進捗(しんちょく)状況の公表を義務付け、透明性を確保する。 運賃の大幅変更や料金新設などの際は、事業者が国交省に申
バニラエアと車椅子使用者が奄美大島空港で搭乗トラブルを起こし// 無料オンライン小説です▼配色 指定なし(作者設定優先) 標準設定 ブラックモード ブラックモード2 通常[1] 通常[2] シンプル おすすめ設定 バニラエアと車椅子使用者が奄美大島空港で搭乗トラブルを起こしたという。この問題を現場で働く人間の目線で話してみようと思う。 まずはSankeiBizから記事を引用してくだんの事件をおさらいしてみよう。 引用元。 http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170630/mca1706301720014-n1.htm 奄美空港で格安航空会社(LCC)のバニラ・エアを利用した車いすの障害者の男性が階段式タラップを同社から介助を受けられず自力で上った問題で、石井啓一国土交通相は30日の閣議後記者会見で、「(バニラに対して)サービスの在り
格安航空会社(LCC)のバニラ・エアが、車いすの乗客に自力でタラップを上がらせる対応をとり、謝罪した問題。インターネット上では、バニラ・エアの対応を批判した車いすの男性を「クレーマー」などと非難する声もある。 男性のやり方に問題があったのか? 車いす利用者からは「誰かが声をあげないと変わらなかった問題」との声があがる。 経緯を振り返るバニラ・エアの対応を批判したのは、下半身不随で車いすで生活するバリアフリー研究所代表の木島英登さん。木島さんのサイトや報道によると、このような経緯があった。 木島さんは6月5日、奄美大島から関西空港へ向かう、バニラ・エアの飛行機に乗ろうとしたところ、空港職員に止められた。 奄美空港では、飛行機に搭乗するためには、滑走路から階段を使わなければならない。車いすの木島さんは、5人いた同行者に協力を仰いで、車いすごと担いでもらって搭乗しようとした。そこを空港職員に制止
鹿児島県奄美市の奄美空港で今月5日、格安航空会社(LCC)バニラ・エア(本社・成田空港)の関西空港行きの便を利用した半身不随で車いすの男性が、階段式のタラップを腕の力で自力で上らされる事態になっていたことがわかった。バニラ・エアは「不快にさせた」と謝罪。車いすでも搭乗できるように設備を整える。 男性は大阪府豊中市のバリアフリー研究所代表、木島英登(ひでとう)さん(44)。高校時代にラグビーの練習中に脊椎(せきつい)を損傷し、車いすで生活している。木島さんは6月3日に知人5人との旅行のため、車いすで関空に向かった。木島さんとバニラ・エアによると、搭乗便はジェット機で、関空には搭乗ブリッジがあるが、奄美空港では降機がタラップになるとして、木島さんは関空の搭乗カウンターでタラップの写真を見せられ、「歩けない人は乗れない」と言われた。木島さんは「同行者の手助けで上り下りする」と伝え、奄美では同行者
ベストセラー『五体不満足』で知られる作家、乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)氏(37)が、車いすを理由にレストラン入店を拒否されたことをツイッターで明かしたことが波紋を広げている。乙武氏と店主はネット上で和解したが、当事者をよそに侃々諤々(かんかんがくがく)の議論は続き、国会でも取り上げられる事態に。バリアフリーの理想と現実をめぐり、本音と建前も交錯している。◇ 「こんな経験は初めて」「屈辱」-。乙武氏は18日、ツイッターで入店拒否されたというレストランを名指しで批判。予約して店を訪れた乙武氏は、店のあるビル2階にエレベーターが止まらないなど、車いすに対応できない理由を店側から「ぶっきらぼう」に説明されたという。 店主は同日、ツイッターや店のサイトで乙武氏に謝罪。乙武氏が明かした現場でのやりとりを一部否定した上で、「車いすの方は事前に連絡をしていただけると思っていた」などと釈明した。これを受け
入店拒否をされたことで、店の実名をあげてしまった乙武さん。 今回、ツイッターであのやり取りを見ていて、心底ゾッとした。 乙武さんのブログの説明記事を読んで、さらにゾッとした。 一応反省したテイで開始されるこの文章、しかし反省というよりも、文章の2/3は怒り収まらぬ様子の文章。 この人、軽率だとか自分で言っているけども、多分軽率の度合いがわかってない。 下手したら店が閉店に追い込まれてもおかしくない。人生が狂っても驚かない。 今回、乙武さんがやった行為は、ひとつのことを知らしめたと思う。 それはつまり、飲食店等の客商売をしていて、障害者という存在はとてつもなく危険だということ。 今まで作ってきたイメージも客も評判も何もかも、障害者の気に入らない事をしてしまったが最後、晒され、叩かれ、悪者にされ、最悪の場合全て失ってしまうかもしれないこと。 まるで何気なく街中を歩いていて、突然通り魔に命を奪わ
店入口。ここにもすごい段差。 現場を想像しないで、客が運べばいいとか、 のんきなこと言っている人もいたが、かなりハードかと思う。 しかもお客さんはお酒飲んでるわけですよね。 そんな状況で手伝わせて安全が確保できるのだろうか。 ちなみに車椅子は重いから大変なのではという、私のつぶやきに対して、 「なんで車椅子、持ってくんですか? 乙武さんだけ運べばいいじゃないですか?」 と批判していた人がいたが、 車椅子は一体どこに置くんですかね? まさか銀座の歩道に放置ってことではないですよね。 ビルの中も見ての通り、通路が狭いので、スペースは少ない。 ちなみにこんな人はいないと思うが、 「あの店、ほんとに車椅子を入店拒否しないのか、試してみよう」 と興味本位で車椅子で行くんだったら、 現場を見る限りおすすめできない。 店員が手伝うとか客が手伝うとかいう問題ではなく、構造上かなり厳しい。 でも不可能ではな
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