20日午前8時15分頃、北海道旭川市神楽岡の自営業男性(60)から「家族がニラと誤ってスイセンを食べて食中毒を起こした」と119番があった。 旭川東署と旭川市保健所の発表では、嘔吐(おうと)や下痢の症状を訴えたのは子供2人を含む一家5人で、病院で手当を受けたがいずれも軽症。一家は同日朝、庭で採取したニラを市販のニラと交ぜて卵とじにし、朝食で食べたが、一緒に栽培していたスイセンが交ざっていたらしい。 同保健所によると、スイセンの葉はニラに似ており、春に誤って食べる事故が全国で発生しているという。
パリ(Paris)の食品店で、パンを焼く従業員(2007年7月12日撮影。本文とは関係ありません)。(c)AFP/CLEMENS BILAN 【9月1日 AFP】スウェーデンの料理雑誌「Matmagasinet」は8月28日、同誌が掲載したアップルケーキのレシピに間違いがあり、4人が中毒症状を起こしたとして、店頭に出回っている1万冊を回収すると発表した。 同誌のUlla Cocke編集長は「アップルケーキのレシピで、『ナツメグ2つまみ』とするべきところを『ナツメグの実20個』と記載するミスがあった」と語った。その上で、このレシピで作られたケーキを食べた成人4人が、目まいや頭痛などの中毒症状を示したと明らかにした。現在、4人は回復しているという。 同誌は間違いに気付いた後すぐに、5万人の定期購読者に手紙を送ったほか、書店などに置かれているものにも「ナツメグの過剰摂取は中毒症状を引き起こす可能
アジサイの葉は有毒なので、ご用心−。茨城県は22日、つくば市内の飲食店で料理に添えられていたアジサイの葉を食べた客8人が食中毒症状を訴えたと発表した。2人が病院で検査を受けたが、全員快方に向かっている。 県によると、アジサイの葉などには「青酸配糖体」と呼ばれる有毒成分が含まれ、胃の中の消化酵素と反応することで、青酸(シアン)が生成され、中毒症状を引き起こすという。 店はアジサイが有毒植物と知らず料理に使ったとみられ、県は「アジサイの葉による食中毒は極めて珍しい」(食の安全対策室)としている。 つくば保健所によると、13日夜、同市金田の飲食店にいたグループ19人のうち、34〜60歳の男女8人が、食事を始めて約30分後におう吐などの症状を訴えた。8人はいずれも「鳥肉梅しそ和え」に添えられていたアジサイの葉を食べていたことが判明した。
中国製ギョーザ中毒事件で、被害に遭った千葉市稲毛区の主婦(37)宅に残っていた調理済みギョーザの皮と具から、最大で3万1130ppmの高濃度の有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出されたことが15日、千葉県警の調べで分かった。千葉県警が鑑定した中では最高濃度で、この濃度のギョーザ約4個分で体重60キロの成人の致死量に相当するという。 今回鑑定されたギョーザは、昨年12月28日に主婦と次女(3)が食べて中毒症状を起こした調理済みの17個と未調理2個のそれぞれ半分。最高濃度は、皮が1グラム中3万1130ppm(31・13ミリグラム)、具は1グラム中1万6620ppm(約16・62ミリグラム)だった。 これにより、千葉市と同県市川市の母子が被害にあったギョーザすべての鑑定が終了。双方の家から押収したギョーザの袋の内側からも3150〜1万6350ppmが検出された。 県警は、国内で混入した可能性が
中国製の冷凍ギョーザを食べて中毒症状に陥った兵庫県高砂市の一家3人は、救急搬送先の病院が早い段階で薬物中毒と見抜き、初期治療に当たったことで辛うじて一命をとりとめていた。 「もう、あかんのかと思った」。家族だんらんの夕食から一転、死の恐怖にさらされた3人は発症から約1か月を経た今も体の不調が続き、「後遺症が残るのでは」と不安な日々を過ごす。関係者の証言から、一家を襲った“悪夢”を再現した。 中毒症状を起こしたのは造園業の男性(51)と妻(47)、高校3年の二男(18)。 1月5日の夕食は午後6時45分ごろに始まった。二男は冬休みを終え、翌日に留学先へ向かう予定で、大好物のギョーザをリクエスト。「中華deごちそう ひとくち餃子(ギョーザ)」が食卓に上った。 「なんか苦いな」。二男は少し気になったが、「ハーブ入りだから」と思い直し、11個を一気に食べた。途端、激しいめまいが襲った。床にへたり込
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