[読了時間:1分、動画視聴時間:9分] 江戸時代の時間は昼を6等分、夜を6等分した「一とき」と呼ばれる非常に大まかなものだった。それが今では秒以下の単位まで細かく測定できる。公共交通機関の正確な運行を始め、「時間」が細かく正確に計れるようになったことで、われわれは社会生活において大きな恩恵を受けている。 同様に「空間」も今、細かく測定できるようになってきた。GPSが登場し、より正確な準天頂衛星システム「みちびき」も打ち上げられた。さらにより細かく「空間」を特定できる技術が次々と登場している。「時間」の細かな測定が社会生活を変えたように、「空間」の細かな測定も社会生活を大きく変化させるはずである。その変化はいろいろな分野に及ぶのだろうが、その一例として電力の生成に影響を与え始めている事例を紹介したい。 まず「空間」を細かく測定する技術として、LIDAR(ライダー)と呼ばれる技術に注目が集まっ
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