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ブックマーク / xtech.nikkei.com (86)

  • Swift Playgroundsはプログラミング教育必修化を救うか

    2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されることはご存知だろう。既に小学校におけるパソコンを使った学習やICTを活用した授業が活発になっているが、それはあくまで学校独自の発案によるもの。狙いや実施方法は、まちまちだ。必修化については、文部科学省が2017年3月に公示した学習指導要領に盛り込まれた。 必修化といっても、プログラミングが新教科として設けられるわけではない。どの教科でどう教えるかは学校や教師の裁量で決めてよいことになっている。さらに、必ずしもプログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技術を習得したりすることが目的ではないとされる。 では、何をどう教えればよいのだろうか。 プログラミング教育必修化の狙いは? 学習指導要領におけるプログラミング教育の狙いは、「プログラミング的思考」を育むことにある。学習指導要領からプログラミング的思考について説明した部分を引用すると、

    Swift Playgroundsはプログラミング教育必修化を救うか
  • 必修化前に「プログラミング教育」の実践事例を発表、eスクール ステップアップ・キャンプ

    ICT(情報通信技術)を活用した教育の実践事例を紹介するイベント「eスクール ステップアップ・キャンプ 2017『西日大会』」が、滋賀県草津市で2018年2月3日に開催された。会場では、2020年度からの小学校での必修化を前に、「プログラミング教育」についての実践事例の紹介が目立った。 基調講演には、文部科学省生涯学習政策局情報教育課情報教育振興室長補佐の稲葉敦氏が登壇。小学校では2020年度から、中学校では2021年度から、高等学校では2022年度から全面実施になる新学習指導要領で目指す情報教育や各教科でのICT活用について解説した。

    必修化前に「プログラミング教育」の実践事例を発表、eスクール ステップアップ・キャンプ
  • 「小学生でもわかる本」がシニアには無理、82歳アプリ開発者が語る現実

    若宮さんは、2017年6月に開催された開発者向けカンファレンス「WWDC 2017」にも参加。米アップルのティム・クックCEO(Chief Executive Officer)に最年長参加者として紹介された。最近はテレビ番組で紹介されることも多く、このイベントでは「店で値切ろうとしたら『あなたテレビに出てたわね』と言われて、なんとなく値切りにくくなりました」と笑いを誘っていた。 最近は「プログラムを作るってどういうことですか」と質問されることが多いという。そんなときは、プログラミングを料理に例える。「料理だったら、レシピサイトに料理の写真が載っていて、必要な材料、調理の目的や大切なこと、最後に調理手順がある。プログラムも同じ」(若宮さん)。 例えば、若宮さんが作ったhinadanだと、大切なのは「シニアが楽しめること」。材料はおひな様の絵や台紙の絵、「ポン」「ビー」といった効果音、「ようお

    「小学生でもわかる本」がシニアには無理、82歳アプリ開発者が語る現実
    takigawa401
    takigawa401 2017/11/14
    たとえが凄く分かりやすい。参考にしたい。
  • プログラミング教育からIoTまで、IchigoJamが狙う世界戦略

    発のシングルボードパソコン「IchigoJam(イチゴジャム)」をご存じだろうか。子どもにプログラミングを教えたり、公共バスの位置や乗客数をリアルタイムで表示したりするツールとして用途が広がっている。 IchigoJamは2014年にjig.jpの福野泰介社長が開発した。jig.jpはガラケー向けブラウザーの開発を手掛けていたが、福野氏が米グーグルや米アップルのようにハードウエアを作ろうと、英国発のRaspberry Pi(ラズベリーパイ)と同じくプログラミング教育用として開発した。 IchigoJamはARMの32ビットCPUを搭載し、メモリーはわずか4Kバイト。標準機種である「IchigoJam T」の組み立てキットの価格は税別1500円。IchigoJamはいまやRaspberry Piと同様に、IoT(インターネット・オブ・シングス)のデバイスとして使われ始めた。

    プログラミング教育からIoTまで、IchigoJamが狙う世界戦略
  • 「公立小で使いやすく」、DeNAがプログラミング学習アプリを無料提供

    ディー・エヌ・エー(DeNA)は2017年10月19日、プログラミング学習アプリ「プログラミングゼミ」の無料配信を開始したと発表した。小学校低学年を対象にしたビジュアルプログラミングツールで、「楽しみながらプログラミングを学べる」(DeNA 南場智子代表取締役会長)ことを重視する。東京都渋谷区が区立小学校に配布したタブレット端末全台にプログラミングゼミを導入し、授業に活用することも明らかにした。 プログラミングゼミは、ブロック状のアイコンを組み合わせることでプログラムを組み立てられるアプリ。パズルを解く、オリジナル作品を作るなどの作業を通じてプログラミングの概念を学ぶ。低学年の子供でも理解しやすく楽しんで使えることを目指した。iOS/Android/Windowsに対応する。 特徴は、「公立小学校の授業で、効率的な学習ができる」(DeNA 川崎修平取締役)こと。プログラミング教育に費やせる

    「公立小で使いやすく」、DeNAがプログラミング学習アプリを無料提供
  • プログラミング教育にも悪い大人が群がってしまうのか

    「この人は英語がしゃべれないのに、なぜ英語を教えているのだろう」。私は中学校の英語の授業のときにこう思っていた。その英語教師の発音はカタカナ英語で、教科書に書いてあることしか話さない。当に英語が話せなかったのかどうかはわからないが、少なくとも生徒から見る限り、話せるようには見えなかった。 私が通っていたのは地方の公立中学校であり、何十年も前の話だ。教師に限らず、周囲の大人に英語を話せる人は一人もいなかった。おそらく地方の公立中学校のレベルはどこでもこの程度だったのだろう。 この英語教師に特に問題があったとは思っていない。教科書に沿って英文法をきちんと教えてくれたはずだ。しかし、生徒がこうした教師を見て「自分もこの人みたいに英語がしゃべれるようになりたい」と思うことはない。 今では英語を話せる人は珍しくなくなった。さすがに英語を話せない人が英語教師を志すことはないだろう。ところが「できない

    プログラミング教育にも悪い大人が群がってしまうのか
  • 日本IBMはなぜスルガ銀行に負けたのか

    2008年3月、スルガ銀行は日IBMを訴えた。システム開発頓挫の責任をベンダーとユーザーが押しつけ合った。ベンダーのマネジメント義務違反か、ユーザーの協力義務違反か。最高裁がスルガ銀行に軍配を挙げたことで7年に及ぶ裁判がついに終焉を迎えた。 連載では、主にIT企業に関連する裁判例や近時のトピックを取り上げ、IT企業が法務面で留意すべき事項を指摘していく。第1回は、著名事件である「スルガ銀行 vs 日IBM」事件の高等裁判所判決を見ていこう。連載では紙幅の都合上、事案や判旨をかなり省略することが出てくるが、ご容赦願いたい。 2008年から続いた、スルガ銀と日IBM(以下、IBM)の訴訟。一言で言えば両社が契約を結んだシステム開発プロジェクトが頓挫した原因がどちらにあるのかということを争い続けた。 スルガ銀はベンダーであるIBMが果たすべき義務、つまり高度な専門的知識と経験に基づいて

    日本IBMはなぜスルガ銀行に負けたのか
  • 金食い虫の「機械学習」と実用に堪えない「ディープラーニング」

    AI詐欺」が横行する日IT業界AIブームのウソとホントに斬り込む連載の第3回では、主にコスト面から「機械学習」や「ディープラーニング」のビジネス導入の非現実さをあぶり出す。AIのシステム構築コストだけに意識が向いてしまい、従来の業務システムと同様の感覚で運用コストを見積もっていると、後に重大事態を招くと警鐘を鳴らす。 現在の人工知能AI)の代表格は機械学習とディープラーニング。どちらも今後、世界を変える大きな可能性を秘めていることは言うまでもない。だが、世界を変えるにはまだまだ遠い。例えば(筆者はいまだ聞いたことはないが)、統計アプローチではない新たな手法の発見など、機械学習やディープラーニングの根幹技術の飛躍的な発展でもない限り、ビジネスでの活用を通じて世界を変えるには、多くの課題を抱えている。 機械学習やディープラーニングのビジネス上の課題は、大きくコスト視点と効果視点に分け

    金食い虫の「機械学習」と実用に堪えない「ディープラーニング」
  • ディープラーニングの仕組みと応用

    脳の神経回路の構造を模倣 ディープラーニングは、大量のデータを学習するために、人間の脳の神経回路の構造を模倣(モデル化)した情報処理の仕組みであるニューラルネットワークを用いる。図3のニューラルネットワークは、「入力層」「隠れ層」「出力層」という3層で構成している。また、学習データは入力データとなる手書き文字の画素データと、正解データがセットになっている。 このニューラルネットワークのモデルを学習させるには、まず手書き文字画素データをピクセル単位に分割した上で、各ピクセル値を入力層に入力する。図3のモデルでは縦横28ドットで分割していることから、784個が入力層に並ぶ。 入力データを受け取った入力層は、受け取った値に「重み付け」をした上で、後段にある隠れ層のニューロン(神経細胞。CPUのような役割を担う)に伝達する。 同様に隠れ層の各ニューロンは、入力層から受け取った値をすべて加算し、その

    ディープラーニングの仕組みと応用
  • 「業務分野でのAI活用には三つの要件が必要」、セールスフォースのソーチャー氏(上)

    現在の第3次人工知能AI)ブームをけん引する深層学習(ディープラーニング)技術。リチャード・ソーチャー氏は同技術の先駆者の一人だ。 米スタンフォード大学の博士課程にいたころに深層学習に着目し、2014年に深層学習ベンチャーのメタマインド(MetaMind)を設立。米セールスフォース・ドットコムが2016年に買収後、同社のチーフサイエンティストとしてAI研究を主導。その成果を、セールスフォースのAIプラットフォーム「Einstein」に生かしている。 今回と次回でソーチャー氏に深層学習を中心とするAIに関する取り組みや考え方を聞く。 ビジネス分野でAIを活用する際に、何が大切か。 三つの要件が必要だ。まず、正しいデータを持つ。次に、正しいアルゴリズムを持つ。もう一つは、業務のワークフローと組み合わせる。これらの要件を満たすことで、ビジネスに役立つインサイト(洞察)を引き出し、活用できる。

    「業務分野でのAI活用には三つの要件が必要」、セールスフォースのソーチャー氏(上)
  • 人工知能に関する10の誤解、「AI搭載製品」って何?

    人工知能AI)のブームはいずれ終わる」。こう話すのは人工知能学会の山田誠二会長だ。 テレビ、新聞、雑誌。いたるところで連日のようにAIの話題を耳にするようになった。ITベンダーに限った話ではないようだ。業種業態を問わずに、AIを使ったサービスやシステムに関する発表が増えてきた。 現在のAIブームがどのタイミングで始まったかは明確ではないが、2014年ごろから加速し始めたとみられる。「第3次AIブーム」と呼ばれることから分かるように、過去には第2次AIブームが存在した。そしてブームは終わり、「冬の時代」が訪れたのも確かである。 山田会長自身は、大学院生時代に第2次AIブームを経験したという。AIの研究を志したきっかけにもなっている。「1980年代当時は、現在のブームよりも明らかに盛り上がっていた」(山田会長)。富士通、三菱電機、日立製作所など、ほとんどの大手企業がAI投資を振り向けてい

    人工知能に関する10の誤解、「AI搭載製品」って何?
  • AI農業

    藤森 勇介=NTTデータ経営研究所 デジタルイノベーションコンサルティンググループ コンサルタント AI農業とは、「暗黙知」となっている熟練農家の優れた農業技術・ノウハウを、ICT技術を活用して「形式知化」することで、他の農業者や新規参入者に短期間で継承したり農業を高度化したりすることを目的とした新しい農業です。 ICTを活用した農業の高度化については、官民が連携して多方面で検討が進められており、AI農業はその中でも、熟練農家の農業技術・ノウハウの継承といった人材育成にも着目した取り組みです。 AI農業の「AI」は、人工知能を指す言葉である「AI:Artificial Intelligence」ではなく、日語で農業情報科学を指す「AI:Agri Informatics」の略です。 農業情報科学とは、高度な農科学の知見と、最先端の情報科学(ICT)を組み合わせて、農業の高度化などを実現する

    AI農業
  • 自動運転で大手半導体メーカーが火花、「NVIDIA陣営」に独Audi、独ZF、独Boschが参加

    米NVIDIAのJen-Hsun Huang創業者兼CEO(最高経営責任者)は2017年1月4日(米国時間)、「CES 2017」の基調講演を行い(写真1)、同社の自動運転用AI人工知能)プラットフォーム「NVIDIA DRIVE PX 2」を自動車メーカーの独Audi、自動車部品メーカー大手の独ZFと独Boschが採用すると発表した。AudiとNVIDIAは2020年までに「レベル4」の自動運転を実現するとした。 NVIDIAが車載スーパーコンピュータと呼ぶDRIVE PX 2の採用は、2016年の段階でスウェーデンのVolvo Cars、米Tesla Motors、中国Baiduが発表済み。今回、大手自動車部品メーカーであるZFとBoschがDRIVE PX 2の採用を発表することで、より多くの自動車メーカーにDRIVE PX 2が広まる可能性が高まった。 米Intelも同日に、「A

    自動運転で大手半導体メーカーが火花、「NVIDIA陣営」に独Audi、独ZF、独Boschが参加
  • 中国銀行、AIベンチャーのゼネリックソリューションとFinTechで協業

    中国銀行は2017年1月6日、人工知能AI)による解析技術を開発するゼネリックソリューションと金融ビッグデータ分析で協業すると発表した。AIを活用して同行が保有する取引履歴などのビッグデータを分析することで、金融商品やサービスのニーズを統計的に把握することを目指す。人による分析では把握できなかった顧客のニーズや環境の変化を、AIなどを活用したFinTechによって掘り起こすのが狙いだ。 具体的には、個人顧客の決済行動などをゼネリックソリューションのAIやデータマイニング技術を利用して分析する。これにより中国銀行は、顧客が求める金融商品・サービスの提案が可能となり、顧客の利便性向上につながると見る。 ゼネリックソリューションは、同社のビッグデータ解析技術AI技術を合わせたソフトウエア「GS8」を利用して、金融マーケティングに特化した業務ロジックの開発を目指す。金融ビッグデータの分析により

    中国銀行、AIベンチャーのゼネリックソリューションとFinTechで協業
  • Java仮想マシン上でRubyを動かそう

    Java仮想マシン(以下、JVM)は、Java以外のプログラミング言語を動かす実行環境としても注目されています。実際に Javaプログラムからスクリプト言語を動かしてみましょう。RubyJava実装であるJRubyを利用していきます。JRubyは、RubyをJVM上で動かすために作られました。Rubyとの互換性を重視したスクリプト言語なので、Rubyのプログラムをほぼ同じようにJVMで動かすことができます。 目次

    Java仮想マシン上でRubyを動かそう
  • Hadoop活用実践の勘所

    連載では、オープンソースの大規模分散処理基盤「Hadoop」を利用している技術者向けに、数回にわたりHadoop運用のノウハウや活用の勘所を紹介する。 なお、Hadoopについての基礎的な解説は基礎から解説!企業を変えるHadoopで行っているので、初心者はこちらもご参照いただきたい。 目次

    Hadoop活用実践の勘所
  • Node.jsの仕組みはWebアプリ開発者も知っておくべき

    インターネットのサービスは、アクセスしてきたユーザーを「待たせない」ことが大前提だ。「待たせない」サービスを実現するために、新しいインフラ技術が次々と登場している。例えばJavaScriptの実行基盤を構築するサーバー用ソフト「Node.js」もその一つ。大量の同時接続ユーザーに対して高速にレスポンスできる技術として、今、大きな注目を集めている。 Node.jsは、Webサーバー構築ソフト「Apache」やWebアプリケーションサーバー構築ソフト「Tomcat」などと置き換えて使う。ただし、単純に置き換えるだけで必ずレスポンスが高速になるわけではない。Node.jsが持つ来のパフォーマンスを引き出すには、実装するWebアプリケーションの開発に注意が求められる。 “ループ”を止めないアプリが不可欠 Apacheの場合、複数のスレッドを起動して並行処理することで、大量のアクセスに対応できるよ

    Node.jsの仕組みはWebアプリ開発者も知っておくべき
  • 最短で3Dアプリを作る やさしいOpenGL ES入門

    OpenGL ESは、3Dアプリを開発・実行するためのAPIです。高速な描画性能と、ゲーム機や、スマホなど様々な組込機器で動作するマルチプラットフォーム対応が特徴です。この特集ではAndroidプラットフォームでOpenGL ESを使って3Dモデルを動かせるようになるまでを最短ルートで紹介します。基を理解すれば、ほかのプラットフォームでの導入も容易になるでしょう。 目次

    最短で3Dアプリを作る やさしいOpenGL ES入門
    takigawa401
    takigawa401 2012/08/07
    Android開発向け。
  • ゲームのチカラがエレクトロニクスを救う

    「人を思わず夢中にさせる仕組み」「快適で使いやすいユーザー・インタフェース」など、ゲーム制作の優れたノウハウをゲーム以外の分野に生かす取り組みに今、注目が集まっている。連載では、こうしたゲーム制作のノウハウをタブレット端末やAV機器、 カーナビ、サイネージ機器のみならず、リハビリ用機器や教育用機器などに生かした事例を紹介する。

    ゲームのチカラがエレクトロニクスを救う
  • JavaScriptをシンプルに

    CoffeeScriptは、JavaScriptのコードを生成するためのコンパクトなスクリプト言語です。JavaScriptの言語仕様から、あいまいさやわかりにくさを排除した仕様を持っているので、JavaScriptよりもシンプルなコードで処理を記述できます。JavaScriptで複雑な処理を記述したり、大規模なアプリケーションを開発したりする必要があるときに適しています。 目次 千葉県鎌ヶ谷市在住のライター。自著・監修の書籍が100冊達成まであと1冊になりました。だからなんだというわけでもないのですが、ひとつの区切りということで(^^;。 これからも、少しでも役立つ書籍、記事を書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。ホームページ:サーバサイド技術の学び舎 - WINGS

    JavaScriptをシンプルに