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ブックマーク / klov.hateblo.jp (7)

  • 「友だち地獄―『空気を読む』世代のサバイバル」 - 絶倫ファクトリー

    友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル (ちくま新書) 作者: 土井隆義出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/03メディア: 新書購入: 12人 クリック: 268回この商品を含むブログ (100件) を見る 2006年度、僕がゼミで御指導いただいた先生のである。渋谷の紀伊国屋をほっつき歩いていたら見つけたので購入した。*1 授業二つにゼミ一つを取っているので、の内容自体は割りと聴いていたものと一致するが、ケータイ小説など新しい事例も扱っていて、確認のためにも役に立った。 書の要旨 「友だち地獄」という煽り気味なタイトル*2の通り、現在の若者の友人関係は希薄化しているのではなく、むしろ友人関係に過剰に没入し、その関係性を維持するのに必死になっている、という内容である。 現在の若者はコミュニケーションを円滑に進めるため、表層的な争いやいざこざを極力回避し、お互いが傷つかな

    「友だち地獄―『空気を読む』世代のサバイバル」 - 絶倫ファクトリー
  • 「シノドスシンポ 1968+40 全共闘もシラケも知らない若者たちへ」 - 絶倫ファクトリー

    Guest | Cash Advance | Debt Consolidation | Insurance | Free Credit Report at Kazuyaserizawa.com 1968 年、世界中の大学で紛争の波が巻きおこった。日でも既存の左翼を批判して学生たちが立ちあがり、〈自由〉を求めて警官隊と激しい攻防戦を繰り広げた。あれから40年。あの体験は何をもたらしたのか。また、その記憶は、これからの我々にとって何になりうるのか。多様な切り口でこの問題を論じてきた、幅広い世代の論者たちと、東大闘争の内部を目撃した唯一の写真家、渡辺眸のスライドショーが届ける、新しい「1968年」。 基調講演/渡邊一民 司会/芹沢一也 荻上チキ パネリスト/絓秀実 酒井隆史 橋努 鈴木謙介 写真協力/渡辺眸 日時:2008年9月23日(祝) 開場13:30 開演14:00 場所:立教大学池袋

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  • 『アキバ通り魔事件をどう読むか!?』をどう読むか。 - 絶倫ファクトリー

    アキバ通り魔事件をどう読むか!? (洋泉社MOOK) 作者: 洋泉社ムック編集部出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2008/07/29メディア: ムック購入: 6人 クリック: 151回この商品を含むブログ (39件) を見る 「分かりやすさ」に振り回される人びと いわゆるこうした「事件(?)」は、洋泉社のではないものの、宮崎勤・酒鬼薔薇といった、今回の事件と並べられるであろうものはそれぞれ読んだ。そして今回のこのは、レーベルのせいなのかもしれないが、前二者と比べて圧倒的に面白くない。それはこれまで散々指摘されたこの事件の「分かりやすさ」のせいだろう。 現に書に記事を寄せる論者27人の議論は、事件を既存の文脈(事件直前の社会情勢、論者の持論)にストレートに流し込むもの、またそのように事件を安易に「物語」に回収することの危うさを指摘するもの、この二つに大別できる。そしてこの二項は事件

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  • 思想地図シンポジウム『公共性とエリート主義』 - 絶倫ファクトリー

    雑感 昨日、新宿紀伊国屋サザンシアターで行われた思想地図シンポジウム『公共性とエリート主義』を見に行ってきた。今回のパネリスト?は宮台真司、東浩紀、北田暁大、姜尚中、鈴木謙介である。 詳しい内容については他で上がっているだろうし書籍になる(はず)なので書かない。自分の取ったメモの整理程度のことをするにとどめておく。 twitterにも書いたのだが、一言で表すとこのようになる。「子供(鈴木・東)にムキになってって掛かる大人(宮台)をセクシーボイスで穏やかにまとめる素敵なおじ様(姜)。横で見ている青年(北田)」 まず初めに北田暁大の調査に基づいた問題提起と言うか基調講演のようなものがあり、その中で「前回のシンポジウムの問題意識を引き継いだ上で、公共性と個人とを結びつけるためのナショナリズムというものをどう考えていくか」という話がなされたのだが、その流れはその後一切汲み取られることなく議論は二

    思想地図シンポジウム『公共性とエリート主義』 - 絶倫ファクトリー
  • なぜ「秋葉原」なのか―スペクタクル化という逆流 - 絶倫ファクトリー

    <ユートピア>の脱走者/破壊者 朝日新聞デジタル:どんなコンテンツをお探しですか? 8日午後0時30分ごろ、東京都千代田区外神田3丁目の路上で、車が通行人らをはねた後、車から降りてきた男1人が通行人らに刃物で次々に切りつけた。東京消防庁によるとけが人が17人(男性14人、女性3人)おり、警視庁によるとけが人には警察官(53)も含まれる。このうち心肺停止状態の人も5人程度いるという。 現時点で6人の死亡が確認されている。(書き始めたときは3人だったのだが、次第に増えた。ご冥福をお祈りいたします。) 犯人は逮捕されたが詳細な動機は分かっていない。当初暴力団員と名乗っていたらしいが、後に撤回された。一部報道では「生活に疲れてやった」と述べているらしい。奇しくも今日は7年前、付属池田小で宅間守が起こした事件を起こした日のようだ。 宅間守についてはこのエントリの後半に書いたのだが、今回の犯人も似たよ

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  • 「ゆるふわ愛されポストモダン」 - 絶倫ファクトリー

    「現代思想的なポストモダニズムで、男を誘惑する10の方法を大特集」 1.授業の席で、構造主義に乗せた手をそのままゆっくりとリオタールの「ポストモダンの条件」のほうに持っていっちゃえ! 2.無知のヴェールを口にくわえてさりげなく頭から落としちゃえ!男の子が「原初状態!」って言ったら、強引に首元に思考実験しちゃおう!! 3.男の子と二人っきりになったら、「○○くんって権力を内面化してるよね」って言って視線をかぷっとべてしまおう。「パノプティコン!」っとなって、男の子は自然と規律訓練型権力な気分になっちゃう 4.男の子にフェミニズムの読ませすぎは注意!あそこが、ふにゃふにゃになってしまうから。程よい量だったら問題なし。むしろ、手の届かないような保守主義者から抱かれてしまうかも(笑) 5.彼氏が中々積極的になってくれない貴方は、動物化するポストモダンにチャレンジにしてみよう。部屋の中で二人っきり

    「ゆるふわ愛されポストモダン」 - 絶倫ファクトリー
  • 「アキバから考える―ニッポンポップカルチャーの未来」を聞いてきた。 - 絶倫ファクトリー

    「デジタルアートフェスティバル2007」の一環で、富士ソフトプラザビルで上記タイトルの様な対談が行われた。 パネリストは、東浩紀(批評家)・井上伸一郎(角川書店取締役)・クワクボリョウタ(メディアアーティスト)・森川嘉一郎(建築学者)、司会に森山朋絵(東京都現代美術館学芸員)というなかなかすごい顔合わせ。 対談の内容自体は、12月27日 17:00からNHK-BS2で放映されるので、詳細はそこで確認してください。 個人的には単に東浩紀を見たかったという理由で行ったので、ここでは彼の話を軸に全体の流れを紹介していく。ちなみに一応各パネリストの発言を「」で括ってはあるものの、要旨なので正確な発言ではないのでご了承願いたい。 オタク文化の価値 まず一番最初に森川嘉一郎がすごい構想をぶち上げる。 「オタク文化は日文化なのに、それが海外経由でしか文化として価値を認められないのは残念なこと。日

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