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ブックマーク / book.asahi.com (10)

  • BTSはビートルズかもしれない 「アメリカ音楽の新しい地図」大和田俊之さんインタビュー|好書好日

    大和田俊之さん 大和田俊之(おおわだ・としゆき) 慶應義塾大学法学部教授。専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究。『アメリカ音楽史——ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社)で第33回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞。長谷川町蔵との共著に『文化系のためのヒップホップ入門』(アルテスパブリッシング)。最新刊は『アメリカ音楽の新しい地図』(筑摩書房)。 それは文化の盗用じゃないか? ――『アメリカ音楽の新しい地図』では、2010年代のポピュラー音楽からアメリカ社会を分析されていますが、書を読んでその複雑さを改めて痛感させられました。 僕は2011年に出した『アメリカ音楽史』で、“アメリカのあらゆる音楽――とりわけアフリカアメリカ人の音楽がヒスパニックの貢献を強調する歴史に書き換えられていくはずだ”と予想しました。実際アメリカのヒスパニック人口は増えた。2016年

    BTSはビートルズかもしれない 「アメリカ音楽の新しい地図」大和田俊之さんインタビュー|好書好日
    takunama
    takunama 2022/02/04
    "アフリカ系の人たちがアジア系のラッパーを見る感覚は、僕ら日本人がアメリカ人の寿司職人を見る感覚と当たらずとも遠からずなんですよ"
  • 本の記事 : 「1Q84」も撤去 北京で日本関係の出版規制指示 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    の尖閣諸島国有化に反発する中国での「反日」の動きは経済関係だけでなく、文化分野にも拡大し始めた。北京市当局は日関係の書籍出版を規制するよう指示し、市内の書店からは日人作家のが消えつつある。中国当局は反日デモへの抑え込み姿勢を打ち出したが、日系企業内ではストライキに姿を変え、混乱が広がっている。 複数の出版関係者によると、北京市の出版業界を監督する市新聞出版局は17日に日関係のを扱う出版社の編集者らを招集した。この中で、同出版局幹部が緊迫する日中関係を説明し、口頭で「思想を統一し、(政治的な)方向を把握せよ」と指示した。 編集者側は「参加者は、日に関係するの出版や販売は控えろという指示だと理解した」と話す。中国のネット上には、同出版局が、日人作家の作品や、中国人作家の日を題材にした書籍、日で出版されて中国語に翻訳された書籍などの出版の中止を求める文書も流れた。 同出版

    本の記事 : 「1Q84」も撤去 北京で日本関係の出版規制指示 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    takunama
    takunama 2012/09/22
    "口頭で「思想を統一し、(政治的な)方向を把握せよ」と指示した"
  • 本の記事 : 日本人初? 「コボ」「キンドル」でデビューした新人作家が1位を獲得するまで - 林 智彦 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    「koboイーブックストア」の「ジーン・マッパー」購入ページ。同書は複数ジャンルで上位ランク入りしている 著者が立ち上げた「Gene Mapper(ジーン・マッパー)」専用サイト。電子書籍はここから直接購入もできる。コボ、キンドルの両ストアへのリンクもある。 7月19日にサービスを開始したネット通販大手・楽天電子書籍サービス「コボ」の書店で、これまで見たことがない著者の書籍が、複数ジャンルのランキング上位に入っているのを見つけた。作品の名前は「Gene Mapper(ジーン・マッパー)」、著者は「藤井太洋」。出版社名に「Taiyo Lab」とあることから、自己出版(出版社や編集者を介在させずに電子書籍を書き、売ることをいう)ではないかと推察できた。 8月22日時点で、同作は「SF」ジャンルの16位、「ハイテク」ジャンルと「科学技術」ジャンルでは1位にランクインしている(ただしその後、著者

    本の記事 : 日本人初? 「コボ」「キンドル」でデビューした新人作家が1位を獲得するまで - 林 智彦 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    takunama
    takunama 2012/08/30
    今、この記事を記念してセールやってるみたい。 http://rakuten.kobobooks.com/ebook/Gene-Mapper/book-a_6txPsEb0eGOv-yN-3-BQ/page1.html
  • 【レビュー・書評】いま、憲法は「時代遅れ」か―〈主権〉と〈人権〉のための弁明(アポロギア) [著]樋口陽一 - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    いま、憲法は「時代遅れ」か―〈主権〉と〈人権〉のための弁明(アポロギア) [著]樋口陽一[評者]柄谷行人(評論家)[掲載]2011年7月10日著者:樋口 陽一  出版社:平凡社 価格:¥ 1,575 ■「国家権力縛る」基は今日的 書はつぎのエピソードから始まっている。伊藤博文は明治の憲法制定に関する会議で、「そもそも憲法を設くる趣旨は、第一、君権を制限し、第二、臣民の権利を保全することにある」と発言した。この事実を、著者が法律関係者の多い聴衆に話したとき、衝撃をもって受けとめられた、という。 立憲主義の基は、憲法は、国民が国家権力を縛るものだという考えにある。それは、別の観点からいうと、国家は性的に、専制的であり侵略的であるという認識にもとづいている。だから、憲法によって国家を縛らなければならない。明治時代に日帝国を設計した政治家にとっても、それは自明であった。しかし、今や、法律

    takunama
    takunama 2011/08/05
    "9条の趣旨は、伊藤博文の言葉でいえば、「国家の(戦争する)権利を制限し、(平和に暮らす) 国民の権利を保全することにある」"
  • 【レビュー・書評】ジェイコブズ対モーゼス―ニューヨーク都市計画をめぐる闘い [著]アンソニー・フリント - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    ジェイコブズ対モーゼス―ニューヨーク都市計画をめぐる闘い [著]アンソニー・フリント[評者]柄谷行人(評論家)[掲載]2011年5月15日著者:アンソニー フリント  出版社:鹿島出版会 価格:¥ 3,150 ■住民運動が阻んだ巨大プロジェクト 書は、一口でいうと、1950年代から60年代にかけて、モーゼスという人物が強引に推進したニューヨークの再開発を、ジェイコブズという主婦が阻止した事件をあつかっている。モーゼスが推進したのは、衰退していた19世紀的な都市を再生するプロジェクトである。それは多様なものが混在していた都市を、商業区や住宅区に分け、それらを高速道路網でつなぐ現代都市のプランニングである。これは、ル・コルビュジエの「輝く都市」に示されたモダニズムの都市理論にもとづくものだ。 モーゼスは40年代から、歴代の州や市の政府の下で、一貫してこの計画を進め、ニューヨークの風景を一変さ

    takunama
    takunama 2011/05/23
    "彼の背景にはモダニズム建築理論があったからだ。彼のプロジェクトを阻止するためには、それを根本的に批判するような理論が必要なのである。ジェイコブズの『アメリカ大都市の死と生』がそれをもたらした"
  • asahi.com(朝日新聞社):ウィキノミクス [著]ドン・タプスコット、アンソニー・D・ウィリアムズ - 書評 - BOOK

    ウィキノミクス [著]ドン・タプスコット、アンソニー・D・ウィリアムズ[掲載]2007年6月24日[評者]柄谷行人(評論家)■資の競争が情報の開放を加速する 「ウィキノミクス」とは著者の造語で、不特定の人たちが水平的なネットワークを通してコラボレート(協働)するような生産形態あるいはその原理を名づけたものである。この名が、ウィキペディアというオンライン百科事典と関連することはいうまでもない。これはジミー・ウェールズが2001年、ウィキ(ハワイ語で速いという意味)というソフトを用いて創始したもので、誰でも自発的に参加して共同で編集できるため、またたくまに世界中に拡大し、日々、多数の言語で制作されている。制作されている、というより、生成している、といったほうがいいかもしれない。これらを全体的に管理する責任者がいないからだ。ゆえに欠陥が少なくないということは否めない。とはいえ、すぐに修正・加筆

    takunama
    takunama 2009/04/24
    "われわれはここに、資本主義的発展がそれ自体を否定するものを不可避的に生み出す、という「弁証法」の例を見いだすことができる。"
  • asahi.com(朝日新聞社):書評委員お薦め「今年の3点」 柄谷行人 - 書評 - BOOK

    書評委員お薦め「今年の3点」 柄谷行人[掲載]2008年12月21日[評者]柄谷行人(評論家)(1)暴力はどこからきたか―人間性の起源を探る [著]山極寿一 (2)K・A・ウィットフォーゲルの東洋的社会論 [著]石井知章 (3)民主主義への憎悪 [著]ジャック・ランシエール [訳]松葉祥一 (1)動物には攻撃性を抑止する能的機制があるのに、人間にはそれが欠けているという考えがこれまで支配的であった。しかし、たとえば、類人猿たちは能的機制をもっておらず、さまざまな社会的システムによって攻撃性を抑止している。人間にもそれができないはずがない。 (2)ウィットフォーゲルはロシア中国の社会主義体制を「東洋的専制国家」として批判したため、「反共」思想家として葬られた思想家だが、書が示すように、現在の中国北朝鮮ロシアを見る上で、彼の認識は今も不可欠だ。 (3)議会制民主主義とは、実は、少数

    takunama
    takunama 2008/12/24
    "議会制民主主義とは (中略) デモクラシーではなく、寡頭政である。デモクラシーは制度ではない。これまで公的な領域から排除され「言葉をもたない」とされてきた者らが「不合意」を唱える出来事を意味する。"
  • asahi.com(朝日新聞社):オブ・ザ・ベースボール [著]円城塔 - 書評 - BOOK

  • asahi.com:暗い所で本「目悪くなる」 医学的根拠ない、と米チーム - 出版ニュース - BOOK

    暗い所で「目悪くなる」 医学的根拠ない、と米チーム 2007年12月25日 「暗いところでを読むと目が悪くなる」「毛をかみそりでそると濃くなる」など、米国で一般によく信じられている体に関する言い伝えについて、医学的な裏付けがないばかりか、誤りのものもあるとする研究を米インディアナ大のチームがまとめた。22日発行の英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」クリスマス特別号に論文が掲載された。 体に関する言い伝えと医学的な妥当性(米インディアナ大チームによる) 米国で医療関係者にも信じている人がいるという言い伝えを七つ選び、文献データベースやインターネットの検索で医学的な裏付けを示す研究があるかどうかを調べた。 その結果、七つとも医学的な裏付けは見つからず、80年近く前の研究ですでに否定されているものもあったという。 論文は結びで「このような言い伝えを信じるだけなら実害はないが、根

    takunama
    takunama 2007/12/30
    ニセ科学。"私たちは脳の10%しか使っていない" "毛やつめは、私たちが死んでからも伸びる" "毛をかみそりでそると濃くなる" "暗いところで本を読むと目が悪くなる" "携帯電話は病院の医療機器に影響する"
  • asahi.com: 村上春樹さん『グレート・ギャツビー』を新訳 - ひと・流行・話題 - BOOK

    満を持して、という形容がぴったりくる。スコット・フィッツジェラルド(1896〜1940)の『グレート・ギャツビー』が村上春樹さん(57)による新訳で中央公論新社から出た。人生で巡りあった最も重要なをどうしても1冊だけ選べと言われたら、「迷うことなく『グレート・ギャツビー』を選ぶ」という村上さんにメールでインタビューした。 〈もし『グレート・ギャツビー』という作品に巡り会わなかったら、僕はたぶん今とは違う小説を書いていたのではあるまいか〉(あとがき) ——『ギャツビー』の主人公ニックの視点は、初期の村上作品に影響を与えているように思います。 「今までとくに自覚はしなかったけれど、あらためて考えてみたら、『ギャツビー抜き』のニックが(とくに望みもしないまま)自前の冒険に乗り出すというのが、僕のある時期の小説の構図みたいになっていたのかもしれませんね」 「ニック・キャラウェイは『いろんなものご

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