幻の「松花部隊」 資料を発見 10月31日 6時14分 満州事変から80年を迎えたことし、旧満州=現在の中国東北部で、終戦間際に関東軍が民間人の保護に当たらせるために現地で召集した部隊に関する資料が新潟県で初めて見つかり、専門家は「弱者が弱者を守った当時の状況を示す貴重な資料だ」と話しています。 見つかったのは、関東軍が編成した「松花部隊」と呼ばれる部隊に関する資料です。日本から開拓団として送り込まれた移住者が民間人を保護するため、終戦間際に関東軍に召集され、松花部隊が編成されたことは知られていますが、実態はほとんど分からず、幻の部隊と呼ばれていました。資料は、開拓団を送り出した新潟県と国が昭和20年代に部隊に所属した人から聞き取り調査したもので、新潟県庁に保管されていました。この中では、召集がソ連が参戦した昭和20年8月9日から始まったことや、開拓団を中心に学校の教員や役場の職員などおよ
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