CN比の低下でどこまでテレビは映る? (地上デジタル波編) 弊社でアンテナの設置工事を行う際CN比という電波の品質を測定しながら設置場所などを決めています。 安定受信するにはこのCN比が23dB以上、MERが25dB以上、BERは0.00E-8以下と決まっていてこの条件をクリアする様に工事を行っていますが、なかなか難しい事も多々あり「絶対にこの条件をクリアしないと写らないのか?」という疑問が湧いてきました。 そこで実際に測定器と受信機を接続してどの程度のCN劣化でブロックノイズが発生するのかを調べてみました。 レコーダーと測定器の接続は以下の図のようにします。 テレビコンセントに-15dBのアッテネーターを入れてブースターの過大入力を防ぎ、CN比の劣化はブースターに内蔵されているアッテネーターと利得調整で行います。その後分配器を通しレコーダーと測定器を接続します。 本来ならテレビコンセント