RPA導入企業の4割が「ロボットの業務が滞る」と悩む。彼らの前に立ちはだかるのは、ロボットの作り方に起因した4つの“ロボトラブル”だ。図や表、チェックリストで、その対策を分かりやすく解説する。 「RPAは簡単に導入し、運用できる」という世間の評判に多くの企業が期待をかけている。しかし、業務改善やRPAロボット(以下、ロボ)の品質保証に関する支援を行っていると、ロボを導入した企業から、悩みや相談を聞く機会が多い。 以前SHIFTが開催したロボの品質改善に関わるセミナーで、出席者を対象としたアンケートを実施したところ、回答者のうち実に約4割が「ロボが良く止まる」「ロボが誤った動きをして業務が滞る」などの品質に関する悩みを抱えていることが分かった。なぜこのような悩みが生まれてしまうのか。 「RPAを導入したが業務が滞る!」 その理由とは? 真因をたどると、ロボを開発し、活用する方々がロボの特性を