東日本大震災からの復興においては、コミュニティの再生に果たす「祭り」の役割が再認識されました。「祭り」の中核である寺社がコミュニティの中心として担ってきた役割ももっと見直されるとよいのですが・・・・・・。 ●○●田縣神社の豊年祭●○● 例年3月15日に行われる田縣(たがた)神社(愛知県小牧市)の豊年祭は、1500年以上の伝統を誇ります(※1)。約8~10万人の人出で賑わいますが、その半数近くを占めるのが外国人です。(※2)。戦後、近くの空港に駐留していた米軍関係者が話を広めたのか、横須賀や厚木の米軍基地から毎年、観光バスが連なるほどになりました(※3)。ここから海外に情報が伝わったのでしょうか。フランスの国営テレビやイタリアの雑誌社などが取材に訪れたこともあります(※4)。近年は、個人のブログなどで情報を見たという外国人も多く訪れます。 あまりの人気に、祭りの“主役”にも変更が加わりました
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