今年は、ネット上で提供されるソーシャル型サービスが、社会に大きな影響を及ぼし始めた年となりました。中でも筆頭格はツイッター (Twitter)。正月には、鳩山前首相がツイッターを始め、先週発表された新語・流行語大賞でも「ーなう」がトップ10に入賞するなど、大きな社会現象となるとともに、コミュニケーション手段としても普及しました。そして、社会の中の様々なシーンをネットで生中継できるユーストリーム (Ustream)や、尖閣諸島問題などでも話題になったユーチューブ (YouTube)も大きな注目を集めました。 いずれも、以前は個別のコンピュータにソフトウェアを導入(インストール)することで実現していた機能やサービスをネット上で手軽に使うことができるようにしたものです。これから、企業のシステムがクラウド化してくるに従って、その上で稼働するソフトウェアもこのようなサービス型へと代わっていき、昨今の