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2011年6月28日のブックマーク (7件)

  • とある講演会の感想 - Chikirinの日記

    この前とある講演会を聞きにいって、「人生がヒマだとロクなことにならない」、「人生に必要なのは希望とコミュニケーションのふたつ。これがないと厳しいってことだ」と思った。 よく「お金がないから老後が不安」とか言ってる人がいるが、そうじゃないと思う。お金なんかよりコミュニケーションの方がよほど人を救う。忙しければ人は不幸を感じるヒマがない。 時々、“40才近いひきこもりの息子を、70才近い母親が保険の外交や清掃業務に従事して支えている”みたいな話を聞くけど、あれって母親の方も“自立していない息子”のおかげで救われている。毎日やることがあってヒマにならないし、「自分がいないとダメだ」と思える相手がいて、グチや叱責も含めてコミュニケーションが生まれる。 子供が独立し、結婚して孫もできたけど、仕事海外にいてほとんど帰ってこない。母の日と正月など年2回電話があるだけ(花は届くけど)、という状態で毎日一

    とある講演会の感想 - Chikirinの日記
  • ライフハックと仕事術で本当に「仕事」ができますか?

    だれもが気づいていると思うのですが、「仕事術」を必死で実践してもなかなか人生が変わった感じはしません。あるいはひょっとして、「仕事術」に騙されているということはないでしょうか? Freelance Switch に連載されていて毎週楽しみにしている Freelance Freedom が、今週まさにこの点を突いていて個人的にお気に入りです。 「おい、生産性の高いフリーランスのやつだよ!」 「きみがこれほど仕事ができる秘密はなんだい? どのモデルのiPadをもっているの?」 「時間管理システムは何を使っている?」 「GTDを実践している?」 「Inbox Zeroはどうだい?」 「どのソフトをつかっているの?」 「Quicksilver と LaunchBar のどちらがいいと思う?」 痛恨のオチがこれに続きます。オチを読んだら、ぜひもどってきてください。重要なことです。 Just do i

    ライフハックと仕事術で本当に「仕事」ができますか?
  • [雑記] サンフランシスコで仕事を控えた日曜日の夜:インフラコモンズ今泉の多方面ブログ:オルタナティブ・ブログ

    株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 いくつかの事例を回る視察でサンフランシスコにやってきました。24日金曜日の夕方に到着して、30日木曜日の夕方の便で戻ります。お仕事ということで、行き帰りの便は羽田発のJAL便。羽田の国際ターミナルを初めて使いました。 サンフランシスコは2000年前後に仕事で数回来ています。その後、2008年ぐらいに一度、帰国便の関係で1日だけ滞在しましたが、それを除くとほとんど10年ぶりという感じです。初めての滞在に近いので、気づいたことなどをメモします。 [iPhone使いのための回線事情] iPhone海外に出ても、その国のキャリアの3G回線の電波を拾い、日と同様に音声通話

    [雑記] サンフランシスコで仕事を控えた日曜日の夜:インフラコモンズ今泉の多方面ブログ:オルタナティブ・ブログ
  • 「人間」であり続けるために:原発危機のいま読みなおすリスク社会論

    福島第一原発事故の長期化に伴う混乱は、政局も巻き込んでいよいよ混沌としてきました。私たちの“安全”に関する切迫した問いの数々――「どの程度の放射線量であれば安全か」「いかなる基準を満たせば原発を再稼動しても安全か」「どの程度の予備電力があれば原発を止めたままでも安全か」をめぐって、いかなる見解を表明しても対立する陣営から(親原発/反原発に)“偏っている、中立でない”というレッテルを貼られる状態が続き、多くの人々が“結局のところ、なにが真実なのか皆目わからない”という不安に包まれています。書はリスク社会学の第一人者ウルリッヒ・ベック(※)による、そのような状況を予見していたともいうべき講演の記録です。 著者ベックの議論は一般に、純粋な自然災害でありその発生に人間は責任を負わない「危険」(danger)と、逆に人間自身の営みが関与するがゆえに、人間が責任を負わなければならない「リスク」(ri

    「人間」であり続けるために:原発危機のいま読みなおすリスク社会論
  • Joe's Labo : 官僚に学ぶ仕事術

    2011年06月27日20:42 by jyoshige 官僚に学ぶ仕事術 カテゴリ書評 官僚に学ぶ仕事術 ~最小のインプットで最良のアウトプットを実現する霞が関流テクニック~ (マイコミ新書) クチコミを見る キャリア関連のガイドブックには、 ステージ1. まず、現在の組織内で下地を作るためのもの ステージ2. 組織横断的にキャリアを形成するもの の二種類あって、各自のタイミングに応じて選択するといい。 書は35歳、現役の内閣府官僚の手による1番の入門編という位置づけになる。 1番に特化しただと、ともすれば社内価値に偏重してしまうというリスクもある。 事実、同じ霞が関系のにも、そういうきらいのあるものはいくつかある。 でも、今の時代、社内価値に特化しすぎてしまうリスクは、いつも話している通り。 その点、書の場合、良識派の先輩や海外留学といった他者からの刺激を上手く取り込んで 上手

  • 石油備蓄放出ということだが、これはちょっとひどい話: 極東ブログ

    国際エネルギー機関(IEA)は、23日、日米を含め28か国の加盟国に義務づけている原油や石油商品の備蓄を協調して放出することにした。放出総量は6000万バレルで加盟国は1か月間放出を続けることになる。米国政府は3000万バレルの原油放出を決め、日政府もガソリンなど石油製品790万バレルの放出を発表した。今回のIEAの決定について、表向きの理由は付くが、不可解とも言えないこともないし、この件にはちょっとひどいなあとも思うので簡単にメモしておきたい。 表向きの理由は、さすが読売新聞というべきか、24日の社説「石油備蓄放出 原油高をけん制する協調策」(参照)で早々に説いていた。 ニューヨーク原油市場の指標価格は、今春以降、1バレル=100ドル超に高騰していたが、消費国の備蓄放出が決まると、一時、90ドルを割り込んだ。 IEAの決定でさっそく、原油価格が押し下げられた形だ。原油市場に流入していた

  • ホリエモンを有罪にしておきながら、この東電の粉飾決算を見逃すことは許されない

    毎日新聞に「福島第1原発:東電が政府側に渡した文書の全文」という記事が載っているが、それを読んで少し驚いた。まさに東電と保安院がどんな形で、情報の隠蔽(正確には「原発事故の意図的な過小評価」)をしてきたかが良くわかる確固たる証拠だ(こんな文章が表に出る様になっただけ、日も捨てたものではない)。 とくに驚愕なのは、以下の部分。 (1)地下水の遮へい対策は、馬淵補佐官のご指導の下、『中長期対策チーム』にて検討を進めてきているが、「地下バウンダリ(発電所の周りに壁を構築し遮水するもの)」は現在、最も有力な対策と位置づけ。ただし、対策費用は現状不確定であるものの、今後の設計次第では1000億円レベルとなる可能性もある。 (2)今回の検討の過程で、政府側から国プロジェクト化の示唆(当初は国交省予算)があり、その前提で、設計着手と工事着工の前倒し案が浮上。ただし、現状では、担当府省がどこになるかも含