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ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (36)

  • 第一宇宙速度を突破するためのビジネス書:金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの? 堀江貴文 : 金融日記

    金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの? 堀江貴文 どうも多くの人は、いまの会社の居心地が悪いらしくて、最近は、ノマドとか、会社を辞めて独立しようとか、グローバル人材になってグローバル企業に転職しようとか、「これからの」時代を生き抜くための心構えを説いたりする、自己啓発とかビジネス書が大流行だ。 それで、僕はそういうを読んで面白いと思ったことがほとんどない。 こういうって、抽象的な世界経済の流れを解説したあとに(ほとんどは10年ぐらい前に出た、アメリカの学者のとかの焼き直し)、ポジティブ・シンキングだとか(みんなパターンが同じ)、そういう心の持ち方次第で誰でも成功できるとか言っていて、内容が全部同じな上に、内容のないばかりだからだ。 で、実際に僕の周りを観察すると、成功している人でそんな抽象的なことを言ってる人なんていないのである。 どこまでも具体的で、いまの

    第一宇宙速度を突破するためのビジネス書:金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの? 堀江貴文 : 金融日記
  • 厳島神社にお参りに行ってきました。 : 金融日記

    僕は神様とか仏様とか信じるタイプの人間ではないのですが、ちょっと関西の方に行く用事があったので、ついでにメルマガ取材で広島の観光資源の視察をしてきました。円安で外国人観光客がどれぐらい増えているのか、この目で確かめたかったからです。 とういうことで、まずは世界文化遺産の宮島の厳島神社に行きました。広島駅から宮島口駅まで電車で一で、そこからフェリーに乗ります。 宮島は牡蠣が有名ですけど、フェリーから牡蠣の養殖場が見えます。 藤沢撮影(EOS M)。 フェリーから見えた大鳥居。藤沢撮影(EOS M)。 商店街はこんな感じ。外国人観光客は多いです。藤沢撮影(EOS M)。 焼き牡蠣は美味かった。藤沢撮影(EOS M)。 世界文化遺産の厳島神社の入り口です。藤沢撮影(EOS M)。 ということで、宮島は鹿がいたり、桜もまだ咲いてて、牡蠣も美味いし、もみじ饅頭も美味いということで、なかなかいいとこ

    厳島神社にお参りに行ってきました。 : 金融日記
  • リーダーシップの時代が終わり、オタクの時代がはじまった : 金融日記

    最近よく思うのだが、当にインターネットがゲームのルールを変えてしまった。今までは、いい学校を出て、いい会社や官庁に入り、人望があり、優れたリーダーシップのある人が偉くなり、社会の中で報われたと思う。 しかし、最近では、こうしたリーダーの権威はどんどん落ちていると思う。民主党の鳩山元首相も、菅元首相も、マスコミで散々叩かれ、国民に馬鹿にされ、辞めて行った。今でも、まったく尊敬されていない。 2006年に小泉元首相が辞めてからというもの、日では首相が7回変わった。これは何も、日にはしっかりとしたリーダーがいないから、というわけではなく、世界的にリーダーなんていないのだ。世界の銀行の経営者は、マスコミに叩かれ、世間から嫌われ、全く尊敬されていない。世界の政治家も、企業の経営者も、ちょっとしたことでマスコミにボロ糞に叩かれて、すぐに辞めていく。 そこまで偉い人たちではなくても、身近なリーダー

    リーダーシップの時代が終わり、オタクの時代がはじまった : 金融日記
  • なぜブログを書く人が減ってきたのか? : 金融日記

    長いもので、僕がブログを書きはじめてからもう8年になる。 僕はちょうどブログ・ブームみたいな時に書きはじめた。 2005年辺りである。 いまの大御所のブロガーも大体2004年〜2006年ぐらいの時に書きはじめているような気がする。 それ以前にも、自前のシステムでブログを書いていた人たちもいたのだが、ライブドア・ブログなど、一般人が簡単にブログをはじめられる環境が整ったのが、だいたい2004年ぐらいだったと記憶している。 さて、ブログである。 僕が思うに、最近、ブログを書いている人が減ってきていると思うのだ。 大御所はいまでも書き続けているし、実は前よりもますます書いていたりするのだが、ふつうの人がブログを書くことが減っていると思う。 正確に統計を取ったわけでないし、統計を正確に取れるわけでもないのだが、とにかく実感として、最近はブログを書いている人が少なくなったとような気がするのだ。 少な

    なぜブログを書く人が減ってきたのか? : 金融日記
  • これだけは読みたい金融と経済、ビジネスの本20冊+3(八重洲ブックセンター藤沢数希フェア)

    先日まで、八重洲ブックセンターで、僕の推薦図書のフェアをやっていました。 訪ねてくれた皆様ありがとうございます。 今日は推薦したのリストをアップしたいと思います。 資主義と自由 、ミルトン・フリードマン (著)、村井 章子 (翻訳) ノーベル賞学者による自由主義のバイブル的な。はじめて出版されたのは50年も前だが今でもおどろくほど新しい。自由な市場経済こそ人類を豊かにできるのであり、政府による裁量的な介入はなるべく排さなければいけない。棚に一冊置いておきたい古典。 セイヴィング キャピタリズム、ラグラム・ラジャン (著)、ルイジ・ジンガレス (著)、堀内昭義 (翻訳)、有岡 律子 (翻訳)、アブレウ 聖子 (翻訳), 関村 正悟 (翻訳) 原著のタイトルは"Saving Capitalism From The Capitalists." 資主義は資家に脅かされているのだ。フェア

    これだけは読みたい金融と経済、ビジネスの本20冊+3(八重洲ブックセンター藤沢数希フェア)
  • 日銀は関係なかった!: デフレの真犯人 ―脱ROE〔株主資本利益率〕革命で甦る日本、北野一 : 金融日記

    デフレの真犯人 ―脱ROE〔株主資利益率〕革命で甦る日、北野一 久しぶりに、面白い経済のを読みました。 次期首相と目される自民党の安倍晋三総裁が踏み込んだインフレ政策を発表するなど、日銀の金融政策やデフレという経済現象に注目が集まっています。 僕もいろいろ記事を書いてきましたが、ゼロ金利の環境で日銀に何かができると期待するのは間違っています。 また、アメリカがデフレを避けるためにFRBのバランスシートを膨張させている、というのもひどく誤った見方です。 アメリカはリーマン・ショックで金融システムが崩壊寸前で、民間の金融機関同士のネットワークがお互いに寸断され、中央銀行が真ん中に来る「ハブ・アンド・スポーク型」の金融システムを緊急的に構築して乗り切るしかなかったからです。 FRBは金融システムの崩壊を防ぐために、バランスシートを使ったのであり、デフレとは関係ありません。 日ではそのよう

    日銀は関係なかった!: デフレの真犯人 ―脱ROE〔株主資本利益率〕革命で甦る日本、北野一 : 金融日記
  • 金融日記:クリエイティビティとは何かを問う名著:『ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち』ポール グレアム (著)、川合史朗 (翻訳)

    ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち、ポール・グレアム (著)、川合史朗 (翻訳) (Hackers & Painters: Big Ideas from the Computer Age, Paul Graham) このは、何年も前に話題になって、一流プログラマ(ハッカー)の方たちや、ベンチャー起業の経営者が口々に面白いと言っていたので、買ってはいたのだが、そのまま何年も読んでいなかった。それで海外出張にたまたま持って行って、飛行機のなかで読んでいたのだが、これがなかなか面白いだった。 著者は哲学で学士を取ったあとに、ハーバードで計算機科学の博士号を取り、それからイタリアのフィレンツェの美術学校で学んだ。いまでこそ当たり前のウェブ・サービスだが、そういったウェブ上のアプリケーションがなかった時代に、Eコマースの汎用ソフトを作るベンチャー企業を起こし、結局、Yahoo!に売却し

    金融日記:クリエイティビティとは何かを問う名著:『ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち』ポール グレアム (著)、川合史朗 (翻訳)
  • 『外資系金融の終わり』の感想が続々… : 金融日記

    おかげさまで、拙著『外資系金融の終わり』の売れ行きが好調で、買っていただいた皆様ありがとうございます。 リアル書店の方では売り切れが相次いでおり、品薄状態で大変申し訳ありません。 来週には、大量に補給されるはずです。 Amazon楽天はまだ在庫があるようです。 今回は、個人的には、もっとひっそりと出版したかったのですが、反響が大きくて驚いております。 あまりにも赤裸々にいろいろ書いてしまったので、売れて欲しいような、売れて欲しくないような・・・。 今日は、いままでの書評や感想等を紹介したいと思います。 ふだんは手厳しい書評家として有名な池田信夫氏から星4つ頂きました! 金融というのは不思議なビジネスである。何も生産してないのに、銀行の経営者もトレーダーも製造業よりはるかに高い報酬をもらう。ふだんは実体経済に大して貢献してないのに、銀行の経営が破綻すると経済全体を危機に陥れる。そのため金融

    『外資系金融の終わり』の感想が続々… : 金融日記
  • 社畜とノマドとの静かなる戦争: 『ニートの歩き方―年収100万円で楽しく暮らすためのインターネット活用法』pha : 金融日記

    ニートの歩き方 ―年収100万円で楽しく暮らすためのインターネット活用法、pha 最近は、名のある大企業でもリストラがあったり、そもそも給与水準が下がってきたりして、サラリーマン、いわゆる社畜でいることの利益は相対的に低下してきている。また、無料のクラウドなどを使い、IT系のスキルを持っている人たちにとって、誰からも雇われずに生活することが、それなりにできるような時代になってきた。こうした社畜の相対的な地位の低下と、インターネット・テクノロジーの発達により、フリーランスになることの利益が少しずつ増してきたようなのだ。ノマドがちょっとしたブームになっている。 ノマドというのは、会社を辞めたり、あるいはクビになったり、もしくは就職さえできなかった人たちが、自分たちのことをフリーターとかプーというと、ちょっとばかり惨めな気分になるので考えだされた言葉だ。僕が思うにノマドは主にふた通りいると思う。

    社畜とノマドとの静かなる戦争: 『ニートの歩き方―年収100万円で楽しく暮らすためのインターネット活用法』pha : 金融日記
  • 新社会人に贈る言葉 : 金融日記

    みなさん、こんにちは。藤沢数希です。来週からいよいよ新社会人になる金融日記の読者の方も多いと思います。そこで、僕から新社会人のみなさんに、いくつかアドバイスしたいと思います。がっかりするような話かもしれません。耳が痛い話かもしれません。でも、みなさんにいくつか気をつけてほしいことがあります。それを今日はお話ししたいと思います。 まず、一流企業に就職が決まった男子のみなさん。おめでとうございます。しかし、大変きびしいことをひとつ言わないといけません。みなさんは一流企業の名刺を持ち、幾ばくかの金を稼ぐようになり、さぞかしモテるようになると期待していることでしょう。しかし、はっきりと言っておきます。あなたたちは全くモテなくなります。信じれないぐらいに。これは生物学的に明らかなことなのです。 あなたたちは、企業というサル山の最下層に組み入れられます。人間というのは、無意識の内にヒエラルキーを作り、

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  • 入社1年目の教科書、岩瀬大輔 : 金融日記

    入社1年目の教科書、岩瀬大輔 もうすぐ4月ということで、社会人としての第一歩を踏み出す人も多いだろう。また、人事異動で新しい部署で、新たなスタートを切る人も多いだろう。そこで、今日は自己啓発を紹介しておこう。 僕は自己啓発を昔はけっこうたくさん読んでいたのだが、最近はちっとも読まなくなってしまった。それは良くも悪くも人生が騒がしくなってきて、目の前の一つひとつの具体的な事柄を次々に片付けていかなくてはならず、自己啓発のような一般論を読んでいても面白くなくなってしまったからだ。一般論をいくら並べても、人は前に進めないのだ。また、よくいわれているように、自己啓発というのはパターンが決まっていて、ひと通り読むとどれも似たりよったりで、面白くなくなってしまう。 そういう意味では、書もよくできた自己啓発のうちの一冊であり、何か新しいすごいことが書いてあるわけではない。しかしよく売れている

    入社1年目の教科書、岩瀬大輔 : 金融日記
  • 過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか? 池田信夫 : 金融日記

    過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか? 池田信夫 この前紹介した、コーエンの「大停滞」は、20世紀半ばまでに大きなイノベーションは出尽くしていて、今後は先進国は経済成長を続けていくのはむずかしいだろうというテーマであった。なるほど、テレビも冷蔵庫も洗濯機も自動車も、確かに50年前からあった。そして最近のコンピュータの進歩は中間管理職の職を奪い、次々と生み出されるインターネット・サービスは雇用も所得も生み出していない、という。コーエンの議論はある種の説得力がある。 しかし、1900年12月31日、19世紀最後の日、アメリカ合衆国特許庁長官は演説の中でコーエンと同じようなことを言っていたのである。 「科学技術はこの100年に飛躍的に進歩し、すべての発見は終わった。自然現象の原理原則は明らかになり、明日から始まる20世紀は、19世紀に発見されたこれらを応用する世紀になるだろう」

    過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか? 池田信夫 : 金融日記
  • モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか、ダニエル・ピンク(著)、大前研一(翻訳) : 金融日記

    モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか、ダニエル・ピンク(著)、大前研一(翻訳) (Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us, Daniel H. Pink) 前回紹介した「フリーエージェント社会の到来」が非常に面白かったので、さっそくダニエル・ピンクのもうひとつの世界的なベストセラーである「モチベーション3.0」を読んでみた。日でも話題になったで、あの大前研一が訳者ということもあり、僕もAmazonで買っておいたのだが、今まで読んでいなかった。なんとなく自己啓発の香りがしたからだ。しかし、読んでみてまた後悔することになる。なんで、もっとはやく読んでおかなかったんだろう、と。 著者によるアカデミックな心理学の研究成果のレビューは秀逸で非常に勉強になった。また、実際の会社経営から子どもの教育まで、さまざ

    モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか、ダニエル・ピンク(著)、大前研一(翻訳) : 金融日記
  • フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか、ダニエル・ピンク(著)、池村千秋(訳) : 金融日記

    フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか、ダニエル・ピンク(著)、池村千秋(訳) (Free Agent Nation: The Future of Working for Yourself, Daniel H. Pink) 久しぶりに大ヒットのに出会った。最近、僕の周りで会社を辞めて独立する人がちらほら出てきて、その人たちがすすめていたのが書だった。大企業のサラリーマン―つまり社畜―というのはどんどん時代遅れになり、これからは個人が組織に縛られることなく働く時代になる、というよくあるテーマを扱っただが、評判がよかったので買ってみた。そして、後悔した。なぜこのをもっとはやく読んでおかなかったんだ、と。テーマ、飽きさせない文章、しっかりとしたデータとその分析。全てにおいて一級品である。10年も前にアメリカで書かれただが、今の日にそのまま当てはまり、おどろく

    フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか、ダニエル・ピンク(著)、池村千秋(訳) : 金融日記
  • もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら、池田信夫(原作)、 田代真人(構成)、 藤咲ユイ(画) : 金融日記

    もし小泉進次郎がフリードマンの『資主義と自由』を読んだら 池田信夫氏の新作である。タイトルは300万部を売り上げ大ヒットした「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」をモジッたものである。ちなみにもしドラの編集者の加藤氏は、僕の前作の担当でもある。 ストーリーは2015年に日がとうとう財政破綻し、その後に小泉進次郎が首相となり、自由主義のバイブルであるフリードマンの「資主義と自由」が掲げる政策を実行していき、日を焼け野原から立て直すというものである。財政破綻すると何が起こるのか、そして、既得権益を破壊するがゆえに政治的には実現することがない、永遠に新しい古典である「資主義と自由」の政策とはどういったものかを、漫画の中でわかりやすく解説している。 しかしこれだけ円高で、低金利が続いているのに、財政破綻といってもほとんどの人はあまりピンとこないだろう。

    もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら、池田信夫(原作)、 田代真人(構成)、 藤咲ユイ(画) : 金融日記
  • 知識ゼロから圧倒的に政治・経済にくわしくなるための本4冊+2 : 金融日記

    おかげさまで、僕のブログもそこそこ人気になり、も2冊出版されました。読者のみなさま大変ありがとうございます。 なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方 日人がグローバル資主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません この2冊のは実は金融・経済の教科書として、質的でむずかしいことがとても掘り下げられて書かれています。だから内容的にはかなり高度で、金融・経済の専門的な仕事をする入り口に立つというところまで到達できるはずです。また、金融・経済の専門家が全体を俯瞰するためのにもなっています。 内容は包括的で、実はかなり深いのです。「読みやすく簡単だった」とか、意地悪な人からは「全部知っている内容で新しくなかった」などというレビューがたくさん書かれていますが、この2冊の内容を当に理解できたら、それは金融・経済のまともな専門家と

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  • スティーブ・ジョブズ、ウォルター・アイザックソン(著)、井口耕二(翻訳) : 金融日記

    スティーブ・ジョブズ I、ウォルター・アイザックソン(著)、井口耕二(翻訳) スティーブ・ジョブズ II、ウォルター・アイザックソン(著)、井口耕二(翻訳) (Steve Jobs, Walter Isaacson) スティーブ・ジョブズの伝記が発売されたので、さっそく読んでみた。日語訳は二冊にわかれており、最初の一冊がすでに発売されている。 著者のウォルターは、きめ細かい取材にもとづきアインシュタインやベンジャミン・フランクリンの伝記を著し、世界的なベストセラーにした、著名なジャーナリストだ。 プライベートをほとんど語ることがなかったジョブズだが、このに関しては、彼の方からウォルターに伝記を書いてほしいとたのんだのだ。まだ現役の経営者で、伝記を書くには早過ぎると思ったウォルターは、最初はこの依頼を断るのだが、やがてジョブズの病状を知り引き受けることにする。 しかしこのはジョブズの偉

    スティーブ・ジョブズ、ウォルター・アイザックソン(著)、井口耕二(翻訳) : 金融日記
  • 日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません、藤沢数希 : 金融日記

    人がグローバル資主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません、藤沢数希 楽天市場はこちら セブンネットショップはこちら 今日、とうとう僕のが発売されました。内容は日、世界経済で起こっていること、そしてその背後のしくみを実際のデータを使いながらわかりやすく解説したものです。経済ニュースがよくわかる系のとしては最高峰の内容を目指しました。そしてますますグローバル化するビジネスや投資などにも役に立つように工夫しました。 世界同時金融危機、日の長引くデフレ、中国や新興国のバブル、ユーロ危機、最近の円高、アメリカの財政問題など、最近よくニュースで聞くこれらの話題は実はどれも裏側で密接につながっています。それらを理解するには、世界的に進行したグローバル・インバランスや、金融政策や為替政策のしくみなどを学ぶ必要があります。ところがこういったことをふつうの経済学の教科書を読んでもなか

    日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません、藤沢数希 : 金融日記
  • 日本のエネルギー・フローの全体像を理解する : 金融日記

    どうも原発だのソーラーだの騒いでいる人たちは、エネルギーの全体像が見えていない気がします。日のエネルギー・フローを簡単に説明しましょう。 出所:エネルギー白書2010 まず我々が使う電気やガソリンなどを作るために必要なエネルギー源を一次エネルギーといいます。原子力、水力、石炭、天然ガスです。ソーラーや風力は微小で誤差の範囲なので無視してけっこうです。日の電力消費の中で30%ほどを占める原子力ですが、一次エネルギーの中では10%程度です。石油がダントツで42%ほどです。しかし石油は高価なので、自動車のガソリンなどに利用され、発電にはほとんど利用されません。原子力と水力は100%発電に使われます。 電力やガソリンなどは、一次エネルギーをすぐに使えるように転換した後の二次エネルギーです。最終的なエネルギーの消費では、これらの二次エネルギーと、ガスや石炭などの一次エネルギーをそのまま使う場合が

    日本のエネルギー・フローの全体像を理解する : 金融日記
  • チェルノブイリ20年後の真実とNHKの虚実 : 金融日記

    国連科学委員会はチェルノブイリ原発事故の後も、根気強く、放射能汚染と人体の健康への影響を研究してきました。その結果、今までのところ事故直後の高濃度の放射性ヨウ素に汚染されたミルクなどを摂取した子供に、通常よりも高い頻度で甲状腺癌が発生したことが判明しています。4000人ほどの甲状腺癌の患者が見つかり、現在までに15人が死亡してしまったそうです。また、事故の緊急作業に従事し、急性放射線症やその後の健康障害で50人ほどが死亡してしまいました。しかしそれ以外の健康被害は現在のところ見つかっていません。 むしろ放射線の影響を厳しく管理しすぎて、強制移住などによる精神的な健康被害が多かったことを述べています。これらの研究結果は、以下のサイトから見ることができます。 The Chernobyl accident , UNSCEAR's assessments of the radiation effe

    チェルノブイリ20年後の真実とNHKの虚実 : 金融日記