耳が聞こえない障害を乗り越えて作曲活動をしているとしてきた佐村河内守氏が、実際は別の人物に作曲を依頼していた問題で、12日未明、本人が、実は3年くらい前から少し耳が聞こえるようになっていたなどと説明した直筆の文書を公表しました。 近く公の場で謝罪するということです。 この問題は、15年ほど前から両耳が全く聞こえない障害を乗り越えて作曲活動をしているとしてきた佐村河内守氏が、実際には別の作曲家に曲を作ってもらい、自分の作品として発表していたものです。 12日未明、代理人の弁護士を通じて公表された直筆の文書は「お詫び」と題して8枚余り、この中で聴覚障害について、「障害者手帳を持っていることは間違いありません」としつつも、「3年前くらいから、耳元で、はっきり、ゆっくりしゃべってもらうと、こもってゆがむ感じはありますが、ことばが聞き取れるときもあるまでに回復していました」と告白し、今も全く耳が聞こ