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ブックマーク / courrier.jp (9)

  • マット・リドレー「未来を悲観して子供を持たない若者が心配だ」 | 「合理的楽観主義の第一人者」が語る

    英国の貴族であり、科学ジャーナリストとして多数の著書を出してきたマット・リドレー。「合理的楽観主義者」とされる彼は、必要以上に未来を悲観することはないと考えている。スペイン紙「エル・ムンド」が、コロナ禍を経た現在の情勢を踏まえて取材した。 悲惨に思える現在も「前向き」でいられるか マット・リドレーはその好奇心から、性の進化を研究し、さらにヒトゲノム、そして徳の起源も研究した。彼の一番人気の著書『繁栄──明日を切り拓くための人類10万年史』は、30ヵ国語に翻訳され、100万部を売り上げている。 書のなかでリドレーは、今世紀、私たちは物質的進歩、環境的進歩の両方を享受するだろうと述べた。長い時間をかけ、人々の相互交流と専門化が進むことにより、人類のあいだに集団的思考が形成され、結果として生活の質が向上するのだという。 だが、グローバリゼーションの評価は現在、書が出版された当時より悪い。人類

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    tal9 2024/04/10
  • ダニエル・カーネマン「人類は指数関数的な変化に対応できない生き物だ」 | AIは間違いなく大差をつけて人間に勝つ

    行動経済学の第一人者ダニエル・カーネマンが、個人ではなく「組織やシステムが抱えるバイアス」に焦点をあてた新著『ノイズ:人はなぜ判断を誤るのか』(未邦訳)を上梓した。87歳にして現役で人間の心理を探求し続ける知の巨人はいま、何を考えているのか──パンデミック禍の人間心理やAI人工知能)をテーマに、英紙「ガーディアン」がインタビューした。 ダニエル・カーネマン(87)は2002年、判断と意思決定をもたらす人間心理に関する研究でノーベル経済学賞を受賞した。 世界的ベストセラーになった『ファスト&スロー』では「人間が判断を誤るのはさまざまな認知バイアスや経験則に歪められるため」とする革新的な概念を提示しており、その誤りをいかに認識して正しい判断へと導くかが説かれている。 ノイズのない「個人」は存在しない ──まずはパンデミックの話から始めましょう。いま起きていることは、この世界に政治的判断を間断

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    tal9 2021/06/02
    たのしみ
  • ドローンを火山の噴火口に突入させて“溶けるまで撮影”した映像の「神秘的美しさ」 | 6000年ぶりに噴火したアイスランドの火山に超接近

    アイスランドでは3月19日に、ファグラダルスフィヤル火山が噴火した。この火山が噴火したのは約6000年ぶりで、それ以降、現地には多くの研究者や見物客が殺到している。 地元メディア「アイスランド・モニター」は「噴火が小規模であることが、大きな魅力となっている。次々と流れ出る溶岩流が写真家やデザイナー、作家などにインスピレーションを与えている」と書く。 アメリカの映像作家ジョーイ・ヘルムズもその一人。彼は火山の噴火口に向かってドローンを飛ばし、これまでに見たことのない映像を作り上げた。 5月末に自身のユーチューブ・チャンネルに投稿された映像は、火山の麓から溶岩の流れに逆流するように噴火口へと近づいていく。ドローンはマグマの激流の上を飛行し、噴火口に近づくにつれて激流の色は鮮やかになっていく。 噴火口に到達してもドローンはスピードを緩めず、そのまま吹き出すマグマに向かって突進。マグマに呑み込まれ

    ドローンを火山の噴火口に突入させて“溶けるまで撮影”した映像の「神秘的美しさ」 | 6000年ぶりに噴火したアイスランドの火山に超接近
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    tal9 2021/06/02
    溶鉱炉に沈んでいくだいぶ前に機能停止してしまうことがわかった
  • ジャレド・ダイアモンド─危機を乗り越えられる国、乗り越えられない国の違いは何か | 難局に強いのはドイツ、明治維新で成功した日本はいまが転換期

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延、東京五輪の延期、そして首相の交代──挙げればきりがないほどの「事件」が2020年の日で起きている。私たちはこの難局を乗り越えることができるのだろうか? 『銃・病原菌・鉄』などの著作で知られる進化生物学者ジャレド・ダイアモンド博士が、「危機を乗り越えられる国、乗り越えられない国がある理由」をテーマに米メディア「ノエマ」のインタビューに答えた。歴史を紐解きつつ、上手に危機を脱出した国と失敗した国を比較したときに見えてきたものとは。

    ジャレド・ダイアモンド─危機を乗り越えられる国、乗り越えられない国の違いは何か | 難局に強いのはドイツ、明治維新で成功した日本はいまが転換期
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    tal9 2020/09/21
  • 欧米版「マインドフルネス」に「搾取」されないために | 仏教とは別物、利益追及が第一

    それは誰のためのものなのか 数年前から注目を集めている、“瞑想” を通じたマインドフルネス。いまやその市場は約1億3000万ドル規模にまで成長している。 ただ、現代社会に広がるそれは、来の禅やブッダの教えとは「別物」。「カンバセーション」や「ファストカンパニー」をはじめ、多くのメディアがその広がりに警告を鳴らす。 瞑想アプリの登場でその実践かなり身近になった昨今。米誌「ウォール・ストリート・ジャーナル」によると、15年から18年までの3年間に登場した新しいマインドフルネス関連の瞑想アプリは実に2000種以上。 ただ、市場にはすでに寡占が生じている。全体の約85%のシェアを占めるのは「ヘッドスペース(Headspace)」と 「カーム(Calm)」の二大巨塔。2社間では、人々に「心の平穏」を売りながらも「激しいビジネスバトルが繰り広げられている」と同誌は報じている。

    欧米版「マインドフルネス」に「搾取」されないために | 仏教とは別物、利益追及が第一
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    tal9 2019/12/01
    “「ストレスを個人の問題にするのではなく、そこにいる人たちにストレスが生じる職場や社会のシステム自体を見直すこと」”
  • まるでカエサル暗殺…フランスが報じた「皇帝カルロス・ゴーン失墜」 | 裏切り者は誰? ルノーの未来はどうなる?  | クーリエ・ジャポン

    世界販売首位(2018年上半期)の自動車グループ、ルノー・日産・三菱アライアンスの代表を務めるカルロス・ゴーンが19日、日産の役員報酬を約50億円過小に申告したとして、金融商品取引法違反容疑によって逮捕された。 このニュースは海外でも大きく報じられ、「ニッサンゲート事件」などと呼ばれている。とりわけルノーの地元フランスのメディアが強く反応しているので、主要な記事を紹介したい。 「道徳0点」 日刊紙「ル・パリジャン」は「皇帝カルロス・ゴーンの失墜」と報じ、左派の週刊誌「ロプス」は「節度のない金銭欲と権力欲があだに」という見出しをつけて伝えている。 そんななか、左派の日刊紙「リベラシオン」は、表紙に写真付きで「カルロス・ゴーン 操行点はゼロ」と大々的に報じたうえで、次のような記事を掲載している。 「カルロス・ゴーンとその高額報酬。これは数年前から繰り返し浮上する話題だった。フランスでは上場企業

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    tal9 2018/11/21
  • 25万人がレイプされ、産まれてきた子供2万人の「いま」 | ルワンダの80万人大虐殺から23年

    母ジャクリーン(左)とレイプされて産まれた娘のエンジェル(右) PHOTO: WHITNEY SHEFT- THE WASHINGTON POST わずか100日間で、フツ族の過激派が80万人以上のツチ族と穏健派のフツ族を殺したルワンダの大虐殺(ジェノサイド)から2017年で23年経った。義務教育は無償化され、国民の95%のインターネット利用が可能になるなど、ルワンダは確実に前進を続けている。 そして、1994年の大虐殺の際にレイプをされて産まれた子供たちも、いま成人期を迎える年齢にさしかかっている。 世界の記録を見ると、レイプによって産まれた子供たちのほとんどが早死にしている。たとえば、ユニセフの調査によれば、1992〜95年のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争下で産まれた子供の多くは、母親に捨てられたり、殺されたりしている。生き残った子供の数は、いまも不明のままだ。 一方、ルワンダでは支援団

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    tal9 2017/08/21
  • 「ゼロ」から「イチ」を生み出すには、「論理的思考」の罠に気をつけろ!  | 森川亮×林要 特別対談(第1回)

    Pepperの「かわいげ」をつくる 森川亮氏(以下、森川) 林さんは「Pepper生みの親」として有名ですが、もともとロボットのご専門だったのですか? 林要氏(以下、林) いえ、まったくの門外漢でした(笑)。ソフトバンクの前職はトヨタ自動車のエンジニアで、トヨタ初のスーパーカー「レクサスLFA」やF1を担当していたんです。 森川 へぇ、そうなんですか。なぜ、自動車からロボットへ? 林 孫正義さんに声をかけられたんです。トヨタでマネジメント職について悩んでいたときに、孫さんから直接リーダーシップを学びたいと思って、ソフトバンクアカデミアに外部生として参加したのですが、それをきっかけに、「ウチに来い。人と心を通わせる人型ロボットを普及させる」と孫さんから誘っていただいたんです。

    「ゼロ」から「イチ」を生み出すには、「論理的思考」の罠に気をつけろ!  | 森川亮×林要 特別対談(第1回)
  • ネコの歴史 « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    翻訳担当の阿部です。 「イヌがあなたの膝に飛び乗るのは、あなたが好きだから。ネコがあなたの膝に飛び乗るのは、あなたの膝のほうが温かいからだ」 英国の数学者・哲学者アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド...翻訳担当の阿部です。 「イヌがあなたの膝に飛び乗るのは、あなたが好きだから。ネコがあなたの膝に飛び乗るのは、あなたの膝のほうが温かいからだ」 英国の数学者・哲学者アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドは、イヌとネコの違いについてこう語ったそうですが、古代から人間とネコの関係は一筋縄ではいかなかったようです。 英国の月刊誌「プロスペクト」7月号に、ネコの歴史を略述した「ネコ崇拝」という記事が掲載されていましたので、今日はその記事の内容を簡単にご紹介いたします(記事の著者トム・チャットフィールドは、ゲームテクノロジーの理論家として知られる人物。TEDで「ゲームが脳に報酬を与える7つの方法

    tal9
    tal9 2011/08/25
    後でニヤニヤしながら読む
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