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  • 31. 勉強やプロジェクトの成功に必要な2つのこと:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    年末ですねぇ。そして年が明ければセンター試験。受験生の方々、お疲れさまです。 私も○年前には受験生でしたが、受験勉強よりも日々の学校の勉強に追われて(なにせ学校の成績がすこぶる悪く、そもそも卒業できないという崖っぷちの状態でしたから)、結局受験勉強は共通一次試験直前の1か月前からしかやってない、というとんでもない経歴をもちます。 さて、朝日新聞デジタルの2016年12月15日版に、こんな記事があります。お笑い芸人・ロザンの宇治原史規さんに対するインタビューです。前回同様、リンク切れが発生した時のために主要な部分を抜粋しておくと・・・ 相方(菅広文さん)は高校の同級生なんです。高校3年生の春に仕事や大学も含めて将来のことを2人で話していました。会社員や銀行員、弁護士などの選択肢の中に芸人があった。相方と2人でしゃべるのが楽しくて、こうやってしゃべるのが仕事になったらいいなと。仕事が楽しかった

    31. 勉強やプロジェクトの成功に必要な2つのこと:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ
  • 18. 言葉はこんなふうに変化するのか:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    今からちょうど、8年前、「言葉はこうやって変わっていく」という記事を書かせていただきました。一般に「正しい言葉遣い」と言われている用法を知っている人間にとっては気持ち悪い言葉遣いでも、その言葉遣いしか知らない人にとっては、気持ち悪くもなんともない。そんな言葉がやがて古い用法を駆逐し、言葉が変化していくんだろうなぁ、ということを目の当たりにしたような気がした8年前でした。 で、先日、それと非常に似た気持ちを経験しました。 私は、「良質なサービスとサービスマネジメントを勉強する」という名目で、年に何回か(当に数える程度ですが)高級レストランとか一流料亭とかで事をすることにしています。そこで得られる極上のサービスの中に、何かヒントを見つけてやろう、というわけです。決して贅沢をするのが目的ではありません。けど、こういうところに行くと、なぜか自然に背筋が伸びます。先日も、そういう高級なお店、仲居

    18. 言葉はこんなふうに変化するのか:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ
  • ヒューマンスキル系研修の「効果測定」について:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    私は、コミュニケーションスキルやファシリテーションスキル、ネゴシエーションスキルなどの、いわゆる「ヒューマンスキル」とよばれるたぐいの研修をご提供しています。この手の研修をご提供する人間が常に悩まされているのが、その研修の効果測定の方法です。 単刀直入に言えば、研修を「買う」側、すなわちお客様企業の教育担当者の立場からすれば、「その研修の費用対効果はどの程度か」ということを数値化したいわけですね。 技術系の研修であれば、例えば「Android OS のプログラミング研修を受講することにより、今まで作ることができなかった Android アプリが作れるようになる。その Android アプリによって年間ン千万円稼ぐことができるならば、ン十万円の研修に投資することによる費用対効果はこれだけである」ってそろばんをはじくことができるわけです。 しかしヒューマンスキル系研修はそういうわけにいきません

    ヒューマンスキル系研修の「効果測定」について:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ
  • 日本人は「間違い」がお好き?:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    以前、「"違い"と"間違い"は違う」という記事を書かせていただいたことがあります。 具体的な「違い」はその記事に譲るとして、先日、ひょんなことから変なことに気付いたので、ここに書いておきますね。 それは、いわゆる「間違い探しゲーム」なるものです。 2枚のほとんど同じ絵を並べて見せて、「間違いが3箇所あるよ。どーこだ?」みたいに出題するやつです。新聞や雑誌の片隅を飾る、ほんの息抜きのパズルですね。お菓子の箱の底に書いてあるような場合もあります。 でね。これを先日見かけたとき、今まで何の疑問も抱かなかったのに、その時に限ってものすごい違和感を感じたんですよ。この、「間違い」という表現に。 2枚のほとんど同じ絵の「違い」を探すパズルなのに、そこには決まって「間違い」って書いてあるんですね。この手のパズルの名前も、ほぼ例外なく「間違い探し」なんです。試しに Google で「間違い探し」で画像検索

    日本人は「間違い」がお好き?:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ
  • サービ品質の低下を新たなビジネスチャンスにする驚きの方法:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    またまた、ご無沙汰しています。 今日は、サービスと価格についての考察を。 --- 私は、東京ディズニーシーが大好きです。ディズニーが好きなのではなく、ディズニーシーが好きなのです(ディズニーランドも好きですが、どちらかというとディズニーシーのほうがいい)。そこで、面白いことを発見しました。 ディズニーランドやディズニーシーは、時々夕方から貸し切りイベントを開催することがあります。そんな場合は、一般のゲストに対する閉園時間が早まります。来であれば22時まで開園しているところを、18時30分ぐらいで閉めちゃうんです。 そこで、そんな日にディズニーランドに来園した人には、「閉園時間が早くてごめんなさい」とばかりに、もう一方のパークに格安で入れる優待券を配ります。例えば、夜6時から入園できる「アフター6パスポート」が2,000円ぐらいで買える優待券がもらえるわけです。 ランドやシーに来た人の多く

    サービ品質の低下を新たなビジネスチャンスにする驚きの方法:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ
  • 人生と仕事に逆転の発想を:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    今、が「レイトン教授vs逆転裁判」にハマっています。私も早くハマりたいのですが、いかんせんハマるだけの時間がありません。早くなんとか時間を作らなければ。 えーと、今日はそのお話ではなくて、ですね。単に「逆転」の話です。 今までやってきたことを練習して、習得すると、だんだん上手になっていきます。しかし、ある一定のやりかたをあまりにも習得しすぎてしまうと、そのやりかたでうまくいかなくなった時に、手詰まり状態になってしまうわけです。「次の一手」がどうしても見つからない、お手上げ状態になってしまうわけですね。 そんなときには、今までとまったく違う発想で、新たに考え直さなくてはなりません。いわゆる「ゼロベースで考えよう」というやつです。 ブレーン・ストーミングを開発したアレックス・オズボーン氏は、アイディアを出す際の参考となる手法として「オズボーンのチェックリスト」という方法を紹介しています。この

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  • 「問題」と「課題」の違い・その3:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    前々回の続きです。 3つめに大切なことは、「何をもって『解決した』とみなすのか」という定義が必要だ、と書きました。そのお話を。 もう、ずいぶん昔に、とっても残念な友人の話をかきました。いつ書いたっけ?って今探したのですが、残念ながら見つけられませんでした。それぐらい昔に書いたことなんですけど・・・ その友人がなぜ残念かというと、常に達成感、満足感を得ていないから、なのです。それなりにやっているのですよ。がんばっているんです。でも、どれだけがんばっても、常に「自分はダメダメだ、まだまだだ」って思っているのです。 確かに、たゆまぬ向上心は必要です。自分に完全に満足してしまったら、そこで成長が止まってしまう可能性があります。しかし、「ここまでやった」という達成感は、モチベーションの維持・向上に必要なのです。「どれだけやったら及第点なのか」が定義されていないと、どれだけがんばっても達成感を味わうこ

    「問題」と「課題」の違い・その3:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ
  • 「褒めたら伸びる」は本当だった:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    ええと、「問題」と「課題」は違う、の3つめの前に・・・ おもしろい記事を見つけましたので、ご紹介します。 日経済新聞、2012年11月8日の記事です。 リンク切れを起こす可能性があるので、一部を転載します。 「褒められると伸びる」は当――。運動トレーニングをした際に他人から褒められると、上手に運動技能を取得できることを、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の定藤規弘教授(神経科学)らの研究グループが実験で明らかにし、米オンライン科学誌プロスワン11月7日号に発表した。 グループの田中悟志名古屋工業大准教授(神経工学)は「褒めて伸ばすという言葉が科学的に証明された。教育やリハビリテーションの現場で応用できる」としている。 今まで、リーダーシップ系の研修には必ずといって良いほど「褒めることは重要だ」という内容のことが出てきます。山五十六氏も「やってみて 言ってきかせて させてみせ

    「褒めたら伸びる」は本当だった:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ
  • 「問題」と「課題」の違い・その2:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    前回の続きです。 今回は、「問題と課題は違う」ってことです。みなさんは、「問題」という言葉と「課題」という言葉を使い分けていますか?今日言いたいことの質は、 ·       「問題を課題に落とし込まないと解決できない」 ってことなんですが・・・ まずは、それぞれの言葉を辞書(広辞苑)でひいてみましょう。 問題 1.問いかけて答えさせる題。解答を要する問い 2.研究・論議して解決すべき事柄 3.争論の材料となる事件。面倒な事件 4.人々の注目を集めている(集めてしかるべき)こと 課題 1. 題、また問題を課すること 2. 課せられた題、問題 わかったような、わからないような・・・。 そもそも「題」とは、人間の額の表面のことを表したものです。 まっすぐのびているという意味の「是」と、あたまを意味する「頁」が組み合わせられた会意形成文字です。転じて、文書のあたまの部分に付けられる、その文書の内

    「問題」と「課題」の違い・その2:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ
  • 「問題」と「課題」の違い・その1:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    今、問題解決系の研修を作っています。勉強のために様々なを読んでいると、人によって言っていることは違うけど、おおむね同じことを述べていらっしゃるなぁ、という気がします。いわゆる「大同小異」ってやつですね。 多くの書籍で重要視しているのが、次の3点です。 「問題」を解決するためには、その「問題」をうまく発見しなければならない。 また、「問題」を発見したら、「その何が問題なのか」ということをきちんと定義しなければ、真の問題解決はできない。 「問題」と「課題」は異なる。真に解決すべきは「課題」である。「問題」をいかに「課題」に落とし込むか、ということが重要である。 「課題」を適切に解決するには、「何をもって解決したと言えるのか」という定義、または「解決に向けての定量的・定性的な目標」が必要である。 まずひとつめ。当たり前かもしれませんが、「問題」は発見できないと解決できません。ただ漫然と「問題だ

    「問題」と「課題」の違い・その1:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ
  • ITは「道具」ではなく「サービス」ととらえるべし:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    先日、ComputerWorld(ITmedia とは競合関係にあるんですけど、ごめんなさい)の取材を受けた記事が、ComputerWorld に載りました。 これは、私が EXIN Japan(日において、ITIL や ISO/IEC 20000 などの試験を配信し、資格をとりまとめている企業のひとつ)の審査員という立場で、同社の社長と一緒に、ITサービスマネジメントに関するインタビューをお受けしたものです。 詳細は同記事に譲るとして、私は最近(というかここ数年)、「ITはサービス業に移行していくべきだ」という考え方を持っています。顧客の役に立つハードウェアやソフトウェアを「作って」提供する、という製造業という意識から、顧客に価値のあるサービスを提供するという意識に転換していく必要があると考えています。 これは決して、どっちが良いとか、どっちが正しいとかの議論ではありませんので、誤解し

    ITは「道具」ではなく「サービス」ととらえるべし:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ
  • 「信用」と「信頼」の違いをご存知ですか?:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    かなり前に、「『怒る』と『叱る』の違いをご存知ですか?」などという記事を書かせていただきましたが、今日は3年半ぶりに似たような言葉あそびをひとつ。 さて、「信用」と「信頼」、意味の違いをご存知でしょうか。 広辞苑には、以下のように書いてあります。 信用:信じて任用すること。 信頼:信じて頼ること。 おい(^^;)。広辞苑は、どうもこういう「熟語をただ分解しただけ」の説明が目立ちます。 よくよく考えると、「信用取引」という言葉はあるけど、「信頼取引」という言葉はない。また、「信頼関係」という言葉はあるけど、「信用関係」という言葉はありませんね。 私は、このふたつの言葉には、大きく2つの違いがあると思っています。 1.過去を「信用」する、未来を「信頼」する 信用とは、何らかの実績や成果物を作成して、その出来栄えに対しての評価のことをいいます。そのため「信用」するためには、実績や成果物が必要不可

    「信用」と「信頼」の違いをご存知ですか?:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ
  • 「信頼」を得るためには?:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    前回は、「信用」と「信頼」の違いについて触れました。 何らかの実績や成果物に対して「信用」する、その実績や成果物を根拠にその人の未来を「信頼」する、というような違いがある、とまとめました。 では、そもそも「信頼」されるためにはどうすればいいでしょうか。仕事においてもプライベートにおいても、人は相手から「信頼」されないと友好的な人間関係を構築できません。「信頼」されなければ、大きな仕事を任せてもらえないでしょうし、人生相談もしてくれないでしょうし、友達にも恋人にもなってくれないでしょう。 「信頼」を得るためには、大きくふたつの要素が必要不可欠だと思っています。 それは、「信用」と「態度」です。 まずは「信用」。前にもふれたとおり、「信用」は実績や成果物に対してつくものです。人は、実績やデキのいい成果物をコンスタントに提供し続ける人を、「次回も同じような成果を上げてくれるだろう」と「信頼」して

    「信頼」を得るためには?:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ
  • ITの世界の技術革新は人の仕事を奪う:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    みなさん、大変ご無沙汰しております。 少し前に「ふと」思うことがあって、このブログも更新しなきゃいけないなぁ、と反省しました。 さて、今日は少し考えさせられる(というか、私は考えさせられた)お話です。 先日、当に久しぶりに、自宅近所を走るバスに乗りました。バスそのものも新しい車種になっていて、横揺れも少なく、快適になっていました。 が、何か違和感があるんです。なんだろう・・・ その違和感は、すぐに気づきました。車内アナウンスの声(「次は、○○です」って声)が、音声合成になっているのです。人間の声に非常に近いのですが、それでも抑揚が少なく、若干早口で、お世辞にも聞き取りやすいとは言えない声になっていました。 こんなところにもIT化(?)の波が・・・と思うのと同時に、ひとつの事実が浮かび上がってきました。 今まで、このバスの車内アナウンスを録音していたナレーターの人は、クビになったのか? お

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  • 「定量的に示しなさい」と言うけれど:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    今日は、ちと理屈っぽい話題です。 結論は、「数字は面白い、けど怖い」ということであり、もっと言えば「定量的に表現したことが必ずしも真実を語っているとは限らないから気をつけましょう」ということです。 例えば、ここにハエが10匹いるとしましょうか。変な例でごめんね。 で、そばにハエが好きそうなエサを置いて、「ハエがエサにたかるかどうかを実験した」としましょう。 10回実験して、ハエがたかった結果が次のようになったとします。 1回目  2匹のハエがたかった 2回目  4匹のハエがたかった 3回目  1匹のハエがたかった 4回目  3匹のハエがたかった 5回目  6匹のハエがたかった 6回目  4匹のハエがたかった 7回目  6匹のハエがたかった 8回目  1匹のハエがたかった 9回目  3匹のハエがたかった 10回目  4匹のハエがたかった 事実は、これ↑だとします。しかしこれだと冗長的なので、

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  • ITIL v2 Manager 採点官の立場から・その1:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    私は、ITサービスマネジメントのベストプラクティス(といってもピンとこない方には、IT導入・運用のための教科書的な存在、という言い方をしています)である ITIL Version 2 の、ITIL Manager という資格試験の採点官をしています。この試験は論述形式で、3時間かけて一生懸命文章を書いていただき、それを採点官がこれまた一生懸命読んで採点する、というスタイルをとっています。 現在は、過去に一度でも受けたことのある方向けの再試験のみが残されています。その再試験も、6月30日で受けられなくなります(ITIL v3 に完全に移行します)から、私の仕事もあとわずかです。 しかし、この試験、とっても合格率が低いんです。だいたい、10% ~ 20% ぐらい。逆にいうと、合格している人はそれなりのスキルをちゃんと持っている人だ、と言えるわけですね。 では、ITIL Manager 試験に合

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  • 語呂合わせのネタをもうひとつ:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    今日お世話になったマッサージ屋さん(私は強烈な肩こり持ちで、しょっちゅうお世話になっています)で、マッサージ師の方から伺ったお話をひとつ。 そのマッサージ師の方は、清荒神に初詣に行かれたそうです。その折、小さな小槌に豆粒ほどの大黒様や恵比須様などが入ったお守りを買って帰られたそうです。 で、その豆粒ほどのご利益グッズの中に、サイコロが入っていたんですって。サイコロって縁起物なの?って聞いたら、なんでも いくら転んでも、必ず *目* が出る ってんで、縁起物なんだそうです。 うーむ、そうきたか。その場合、目の大小は考慮に入れないのね。 なるほど、確かにサイコロは必ず目が出ます。目なしっていうのは基的にはありませんよね。そう考えると、1だろうが6だろうが、目が出ていることは確かです。「転んでも目が出る」・・・私の場合、目からウロコのひとことでした。 --- と同時に、目を出すためには転がさな

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  • 扇子業者を切腹から救った驚きの秘策とは?:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    明けましておめでとうございます。年も、どうぞよろしくお願いいたします。 すみません、ワイドショー的なタイトルにしてしまいました。 お正月というのはそもそも縁起がいい感じがします。昔の人にとってのお正月は1年の始まりであると同時に年齢を重ねるという重要な日でもあったわけですからね。「1年の計は元旦にあり」なんて言葉もあるぐらいですし。 さて「縁起」というと、よく出てくるのが「語呂合わせ」。初詣のお賽銭として5円(ご縁がありますように)、1,129円(いい福)、2,951円(福来い)なんてのが人気です。他にも 3、7、8 なんてのは「縁起がいい数字」として普段からも使われていますよね。 一方、縁起が悪い数字としておなじみなのが 4 と 9。4 は 死に、9 は苦につながるからだというわけです。西洋では 13 も縁起が悪い数字と考えられていて、リゾートホテルには13階や13号室が存在しない、な

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  • 「ありがとう」の反対語は?:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    先日、あるショップ(ここでご紹介するのも変なんですが、引用するからにはちゃんとご紹介しておかなきゃ)から送られてきたメルマガに、こんなことが書いてありました。 (匿名希望様より) はじめまして。 いつもメルマガを楽しみに読ませて頂いてます。 メルマガには、いつも感動したり 考えさせられたりして、 軽く読めて重く受け止められる内容だと思います。 今日、ある方のお話を聞いて、メールさせていただきました。 それは、「ありがとうの反対語は何?」という話でした。 ありがたくない… なんだろう? 私には浮かびませんでした。 「ありがとうの反対語、 それは、 『あたりまえ』ではないでしょうか」 という事でした。 “あたりまえ“だと思うから、ありがたくない。 なるほどなぁ…と考えさせられました。 「親子の関係で、 親がしてくれるのは“あたりまえ“、 そう思うと感謝の心もなくなる」、 というのです。 奥が深

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  • できないいいわけよりも:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:オルタナティブ・ブログ

    前回、「3日に1回は更新します」と言いつつ、その3日後にはさっそくその約束を破ってしまった谷です。 いやぁ、「舌の根も乾かないうちに」ってのは、まさにこのことですね。 忙しかったから・・・ 出張に出ていたから・・・ 書くネタがなかったから・・・ OS を入れ替えて、ブログに投稿するための URL がわからなくなったから・・・ などなど、いいわけをすることはいくらでもできるんですわ、これが。 人間不思議なもので、できない理由を考えるのって、ものすごく上手ですね。でも、どうやったらそれができるようになるかを考えるのは、意外とへたくそなものです。 できない理由を考えつくだけの精力を、そのまま「どうやったらできるか」ということを考えるのに費やしたら、世の中もっともっと明るく平和になれると思うのに。 そんなことを普段お話している身なのに、なかなか、自分でもうまくいかないものです。 私が尊敬している人

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