ブックマーク / www.geekpage.jp (16)

  • ややこしいIPv6アドレス自動設定の話:Geekなぺーじ

    IPv6の大きな特徴として、IPアドレスの自動設定機能がIPv6の根的な仕組みとして組み込まれている点があげられます。 IPv4が誕生した当初はIPアドレスの自動設定のための手法が存在していませんでした。 IPアドレス自動設定のためのDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を規定したRFC 1531が発行されたのは1993年です。 IPv4におけるIPアドレスの自動設定は、後から作られたDHCPを使うというものでしたが、IPv6では最初からIPアドレス自動設定が議論されています。 ただし、その議論の結果生み出されたものが非常にややこしくなっています。 IPv6には最初からIPアドレス自動機能が備わっているものの、IPv6用のDHCPであるDHCPv6も同時に存在しており、非常にややこしいのです。 この文章を執筆している時点では、IPv6におけるI

  • IPv6は解説書が書きにくい:Geekなぺーじ

    IPv6の利用が世界中で増えつつあり、IETFなどのコミュニティではIPv4を廃止しようという動きが以前よりも活発化しています(参考)。 いまのところは、TCP/IPを解説するような文章を書くのであればIPv4を前提とした文章を書きつつ、IPv6の存在も紹介するという方法になりがちですが、今後の状況によっては、IPv4の紹介は「昔はそういうプロトコルがありました」と記述しつつ、IPv6を前提とした技術解説文を書く可能性も考えられます。 IPv6利用者数がIPv4利用者数を大きく超えるような状況になるのかならないのか、なるのであればそれがいつなのかに関しては、現時点では良くわかりません。ただ、「IPv6への移行」を目指して活動するネットワーク関係者の勢いは以前よりも強くなっている印象です。 例示用IPv6アドレスがわかりにくい 「IPv6への移行」を目指す動きが活発化しているものの、TCP/

  • 解雇されたエンジニアが外部からVM削除で業務停止:Geekなぺーじ

    解雇された37歳のエンジニアが、隠し持っていたパスワードを利用してマクドナルドから企業ネットワークへとログインし、次々と重要な業務システムをVMWareホストシステム上から削除していったとComputerworldの記事にあります(米国の事件です)。 事件そのものは2011年2月3日に発生し、7月に起訴されました。 Computerworld: Fired techie created virtual chaos at pharma company 記事によると15のVMWareホストシステム上で稼働していた88個のサーバを次々と削除していったようです。 外部からVMを削除されたシオノギ製薬の業務は数日間停止してしまったと記事にあります。 従業員は製品の出荷などの業務をできなくなるだけではなく、メールのやりとりも出来ない状態だったようです。 記事によると、容疑者が解雇されたのは2010年7

  • Geekなぺーじ : 優秀な社員を辞めさせない方法

    「16 Ways to Keep Your Best Employees -- Without Breaking the Bank」という記事がありました。 ITworld.comの記事です。 原文には、「多くの社長はビジネスのルールが変わったことに気がついていない。昔はお客様が神様だったが、最近は従業員を満足させる事で従業員がより良いサービスを提供して顧客を満足させるということが求められる。従業員がより芝が青い土地に移動すれば顧客もその従業員についていくだろう。」というような事が書いてありました。 新天地を探すというのは、既に辞める気持ちが発生しているということなので、そもそも従業員が「より青い芝」を探し始める時点で手遅れだそうです。 原文には、自分の土地をより青く保つための「種」を16個紹介しています。 以下、それらの要約です。 誤訳などがあるかも知れないので、詳細は原文をご覧下さい。

  • 企業に一人、デジタルネイティブ:Geekなぺーじ

    勉強会を企画したり、ネット上で良くわからないけど仲間を作ったり、ビジネスチャンスを広げるための人脈作りを勝手にしたり、そんな事を物怖じせずに自然体でこなせるようなデジタルネイティブな人材を企業が抱えると色々良いのだろうなぁと思い始めました。 「ネットで遊んでいるだけなんだけど、ネットで遊んでるだけじゃないんだよ!」という社員がいると実は強いのではないかという考えです。 デジタルネイティブがもたらすもの 同じ人だけで集まっていると、新しい知識は入ってき難くなります。 外で活動していると、今までとは全く違った視点に急に出会う事があります。 視点だけではなく「出来る事」が広がることもあります。 また、「仕事」を受注することにも繋がる事もあります。 会社やサービスの知名度を上昇させる効果がある場合もありそうです。 一番多いのは「さらにワンホップして人を紹介してもらう」という利益だろうと予想していま

  • 開発現場で使えるナウシカの名言:Geekなぺーじ

    元ネタ:プロモーション映像制作現場で使えるナウシカの名言 1. ちょっとあらっぽくやるわよ 網タイツを履いた美人プログラマがUSBのメモリーをパソコンから抜くときに、”ハードウェアを取り外す”をクリックせずに、そのままUSBメモリーを抜くときの一言 1巻20ページ。 2. みごとだ...まるでCPUの心がわかるようだ... パイプライン処理を意識しながらバリバリとアセンブラを書く40代のシニア開発者のviさばきを見ながら。 原文:「みごとだ...まるで蟲の心がわかるようだ...」1巻22ページ。 3. 社長がさわぎたてては開発者は不安をかきたてられていたずらに動揺するばかりだぞ 受注していた案件の発注元が飛びそうな雰囲気があるけど、開発そのものは佳境を迎えている。 原文:「上に立つ者がさわぎたてては民は不安をかきたてられていたずらに動揺するばかりだぞ」1巻49ページ。 4. どけ!emac

  • 学生はネット上で気を抜くべからず:Geekなぺーじ

    昔から後輩や知らない学生がネット上で色々と撒き散らしているのを見ることがあります。 人が気づいていないだけである場合もあるので、今回まとめて書いてみる事にしました。 なお、学生であろうが無かろうが気をつけた方が良いと思われるものも含まれます。 何故ネット上で気を抜いてはいけないのか そもそも、何故ネット上で公開する内容に気をつけなければならないのでしょうか? それは公開することで不利益が生じる可能性があるからです。 高校入試で落ちるかも知れない 最近、茶髪・眉剃りをしていた受験者を高校が落とすという事件がありました。 今回の事件は茶髪・眉剃りが原因でしたが、近い将来「ネット上での言動が高校入試に影響」という事件が発生するだろうと予測しています。 「高校入試、茶髪・眉そりチェックし不合格 神奈川の県立」 就職活動に影響を与えるかも知れない 就職活動に影響を与える恐れがあります。 実名を公開

  • Webで情報を公開することは社会貢献になるか?:Geekなぺーじ

    あまり深い理由があるわけではないですが、ふと、「Web上で情報を公開する行為は社会貢献と言えるのだろうか?」という疑問が湧きました。 元々は「日の科学技術力を上昇させる方法」を書いた時の副産物として「論文出版社が自己の利益を確保しつつ論文を公開する行為は社会貢献と言えるのだろうか?」という疑問が元になっています。 色々考えましたが、結局結論は出ませんでした。 そして、考えれば考えるほど、そもそも社会貢献って何かがわからなくなってきました。 節電などの方法を情報としてまとめて、それを多くの人が見て行動したことによって二酸化炭素排出量が削減されたら、それは「社会貢献」と言えるのだろうか?(そもそも二酸化炭素は地球温暖化に影響を与えているのか等の議論は範疇外です) 募金する代わりに、自分の時間を使ってオープンソースソフトを作って公開することは社会貢献として広く一般に認められるのだろうか? 湘南

  • Webは何故こんなに広くて狭いんだろう:Geekなぺーじ

    Webの世界は何でこんなに広いけど狭いんだろうと思うことがあります。 Webに存在するコンテンツは、無限に広がっているはずなのに、定番で巡回するサイトはいつも同じ Webに存在するブログは無数にあるはずなのに、いつのまにかRSSフィードに登録したものしか見なくなっている 検索できる単語には星の数ほどの組み合わせがあるのに、検索してる単語はいつも同じ 数え切れないぐらいのWebサイトがあるはずなのに、検索結果で見た事があるサイトをよく発見する Webの世界で生きている人は凄くいっぱいいるはずなのに、イベント等で会う人は偏ってる 恐ろしい数のユーザがいるはずなのに(例えばはてブとか)、目立っているのはいつも同じ人達 莫大な閲覧者(ユーザ)がいるはずなのに、皆同じ口調 人の数だけ話題があるはずなのに、ほとんどの人が同じ方向を向いている時がある 無限に広がるWebの世界への入り口として私が使ってい

    tama_space
    tama_space 2008/08/19
    理論上広いと言うだけで、実は広くないのかも。似たような思考の人たちがWebに集まっているからで、違う思考の人たちは、まだWebの外にいるのかもしれない。確かに自分がフィルタリングしているのもあるけど
  • つまらない物をおもしろくする:Geekなぺーじ

    見ていて「つまらない」と思うものがあります。 文章だったり、画像だったり、作品だったり、論文だったり、プレゼンだったり様々です。 私は、つまらないものを前にすると73%ぐらいの確率で眠くなったりします(数値は根拠lessです。ご注意下さい。)。 ただ、最近は「それでは良くない」と反省し始めました。 そこで、「つまらない」と思ったものでも、「何故つまらないのか?」を全力で考えてみるようにしてみました。 そうすると、色々と新しい発見があって面白かったです。 中には、「この分野のこれは、自分がやってもつまらなくなっちゃうなぁ」と思えるものもありましたし、違った視点からの新しいネタを発見することもできました。 つまらない何かと、別のつまらない何かを融合させると非常に楽しい何かが出来上がると思える組み合わせもあります。 授業や研究室で「つまらない」と思えるものを格的に掘り下げてみると、何か面白い種

    tama_space
    tama_space 2008/08/14
    とりあえず、一度は内容を吟味した方が隠れたメリットを発見できる可能性が高い
  • 年齢を重ねる事と正直さを失う事:Geekなぺーじ

    ふとしたことで、年齢を重ねていくと正直さを失っていくのではないかと思いました。 言うべきではない立場で言うべきではない事を「正直に」発言してしまうような間違いがあります。 このような間違いを何度かやってしまうと、同じ間違いを犯さないように気をつけていくのではないでしょうか。 そして、年齢を重ねていくと状況把握能力が向上し、自分の感情を場に応じて隠す能力が向上するような気がします。 「無駄に正直なのはただの馬鹿」という考え方はありますが、結局は利害を予測して心を出さずに当たり障りなく物事を収めているだけなのかも知れません。 私は、昔よりは多少減ったかも知れないと思いつつ、今でも大量の失言を連発しています。 もっと上手に「不正直」になりたいと思う今日この頃です。 p.s. いや、でもそれって「正直」かどうかではなく、「短絡的」かどうかなのかも知れないですね。orz

    tama_space
    tama_space 2008/07/23
    空気ばかり読んで、不正直の集団が仕事した気分で何も進まない状況より、後で後悔しても正直な方が100倍マシだと思う。後悔するくらい正直な集団というのも問題ですが。そういう役回りも必要かと。
  • 「素晴しい提案」をしてしまうとき:Geekなぺーじ

    一見もっともらしい「素晴しい提案」をしてしまい、それが元で崩壊へのデスマーチをトリガーしてしまう状態というのはどんなものだろうか、と考えてみました。 技術的な視点で見ると非常に素晴しい反面、ニーズが全く無かったがために時間だけを無駄に浪費してしまい、全てが無に帰する状況があるかも知れません。 一見素晴しい解決方法に見えた反面、実は恐ろしく大きな穴が存在しており、その秘孔を突かれてバラバラにという状況があるかも知れません。 そして、その「素晴しい意見」を述べている人は、その人なりに信じるものを善意で発言している事が多いかも知れません。 ただし、「素晴しい提案」によって一致団結が発生し、後に「あれはやばかった」と酒の肴にしつつも大成功という結果に繋がる可能性も捨てきれません。 結局、「最悪の発案」だったか「世紀の発案」だったかを分けるのは結果なのかも知れません。 以下、一部自戒を込めて。。。

    tama_space
    tama_space 2008/07/22
    全部では無いが、一つくらいなら軌道修正も可能かもしれない。複合技で来られると、お手上げ。ダメな時に限って、さらに色々とダメな要素を引きこんでくる。負のスパイラル。
  • 部下/後輩がついてこない理由:Geekなぺーじ

    たまに「部下がついてこない」「後輩がついてこない」という愚痴を聞くときがあります。 ついてくる、ついてこないの違いは何なんだろうと不思議に思うことがありますが、今回は「ついてこない」という事に関してどのような理由がありそうか考えてみました。 「ついてくる/ついてこない」問題で厄介なのは、「ついて来い」と言っている側と「ついていく」側が双方共に相手に不満を持っている場合です。 立場の違いがそうさせているだけで、どちらも悪くないような場合もあり得ます。 難しい問題ですよね。 なお、以下はあまり根拠はありませんし、状況によって全くあてはまらない場合もあると思うのでご注意下さい。 1. ビジョンを共有できていない 「全体の中のどの部分をやっているのか」「何でそれをやっているのか」「それをやるとどのように世界を変えれるのか」が全く伝わっていないのかも知れません。 やる気を出したり、「ついていく」状態

    tama_space
    tama_space 2008/07/18
    鉄拳に絵をつけて、ネタでやってもらいたい。
  • 亡者の見分け方:Geekなぺーじ

    「7 Habits of Losers - Are Your Buddies Keeping You Back?」という記事がありました。 自分を負の世界に引きずり込んでしまう亡者が示す兆候を列挙しています。 原文著者は、このような兆候を示す人には近づかないようにしているそうです。 多少極端な面があり、同意できない内容も含まれてはいましたが、 多少耳が痛い内容も含まれており、気をつけないとなぁと思いました。 まあ、とりあえずネタということで。 以下、要約です。 かなり意訳してますし、誤訳などが含まれている可能性があるので是非原文をご覧下さい。 原文では「Losers(敗者/負け犬)」という表現でしたが、「良いことが勝手に発生するのを待っているだけなので深い海に沈んで行ってしまい、助けようとする人を道連れにするように引きずり込む」というような表現が原文にあるので、ここでは「亡者」としました。

    tama_space
    tama_space 2008/06/26
    引きずり込まれているし、引きずり込んでいるとも思う。人と関わると言う事は、多かれ少なかれそういう要素を含むのなら、適度に引きずられて楽しむくらいになりたい。
  • 若い社員のやる気を向上させる方法:Geekなぺーじ

    「Motivating Young Employees」という記事がありました。 会社で若者のやる気を引き出すにはどうすれば良いかに関して語っています。 アメリカ人を前提として書いてあるので日とは違う部分もあると思われますが、結構同じような考えの部分もありそうだと思いました。 結局は各個人の個性に合わせての話になると思うので、ケースバイケースなのでしょうが、面白い内容だと感じました。 なお、原文に掲載されているイメージ写真があまり若者に見えないのは気のせいなのかどうかが最後まで気になりました。 以下、要約です。 誤訳などが含まれる可能性があるので是非原文をご覧下さい。 多くの経営者は給料を上昇させる事が重要と考えているが、 若者は給料に関する現実を知っており、現実的な給料で満足する。 若者のやる気を出すには、企業から感謝されていると知らせる事が重要。 特に最近の若い人は顕著にこの傾向があ

    tama_space
    tama_space 2008/06/19
    自戒をこめて
  • Geekなぺーじ : 失敗できる時代を生きていた人は幸せ

    「新人が育たない」「同じ人がずっと管理/運営をし続けている」という話(悩み)を聞く事があります。 この話を聞く度に、教育や引継ぎは時として非常に難しいと思うとともに、失敗できる時代を生きれた人はある意味幸せなのではないかと思う事があります。 ある特定の作業がインフラ化する前から色々と出来た人は、恐らく様々な実験を行いながら経験を積んでいます。 失敗が許される環境、許されない環境 インフラ化する前であれば「失敗」が許されます。 失敗をする事は良いことではありませんが、それによって誰かの人生が終わるぐらいの事にはなりません。 大目玉を喰らって激しく落ち込む程度で済みます。 しかし、利用者が多くなり、インフラ化すると実験をする事は許されなくなり、無難に運営する事が第一になってしまいます。 自由に楽しく学ばせる事よりも監視下で失敗をさせない事に主眼が置かれがちです。 自由に楽しく学ばせるための箱庭

    tama_space
    tama_space 2008/06/16
    確かに、以前と比べて失敗の意味がリスクヘッジする為だけの対象になった気がする
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