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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (23)

  • 人びとを「プア」から「ワーキングプア」に全力でクラスチェンジさせようとしている国で生きるということ - いつか電池がきれるまで

    fujipon.hatenablog.com ※前回のこの記事の続きです。 anond.hatelabo.jp anond.hatelabo.jp これらの『匿名ダイアリー』を読んだ人たちに知っておいてもらいたいのは、現在の日は、すでに、生活保護や低所得者への援助を積極的に行っている国ではない、ということなんですよ。 fujipon.hatenadiary.com こので示されるという統計によると、「日では必要な人の10~20%しか生活保護を申請しない」そうです。 子育て罰~「親子に冷たい日」を変えるには~ (光文社新書) 作者:末冨 芳,桜井 啓太光文社Amazon このには、こんなことが書かれています。 ごく簡単に言えば(「子育て罰」というのは)、子育てする保護者はそうでない大人に比べて賃金が低く、貧困に陥りやすいという課題を表現する「child penalty(チャイルド・

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  • こんな世の中だからこそ、「本当のお金持ち」の話をしよう。 - いつか電池がきれるまで

    お金持ちがポンとちょっとしたお金を出して、それを獲得したい貧乏人たちが醜く争ったりしてその様子をお金持ちが眺めて楽しむといったようなウェブサービスを作りたいですね。— pha (@pha) 2008年12月10日 太い実家のない俺が40歳までに何千万の貯金と家を手に入れるのはもちろん無理だったし、ワインをやっていなかったとしても焼け石に水、ぜんぜん無理だっただろう。どんな仕事をしてどんな暮らしをすればそうなるんだ。— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2020年12月14日 僕はけっこう長い間、「お金のことをあれこれ言うのは、はしたない」というような、しょうもない矜持みたいなものを抱えていて、その一方で、先輩に頼まれていった当直アルバイトのお金を貰っていないことをずっと根に持つような人生をおくってきたのです。 正直なところ、子どもの頃から、切実にお金に困

    こんな世の中だからこそ、「本当のお金持ち」の話をしよう。 - いつか電池がきれるまで
    tanaboo
    tanaboo 2020/12/16
    在宅起業で税制面の恩恵うけつつ自動化できるビジネスでレバレッジかけるのが疲れなくていいかな。
  • 「松屋のステーキ丼」に対する、ネットメディアの「レビュー」への疑問 - いつか電池がきれるまで

    松屋が好きだ。 正直、牛丼は吉野家のほうが美味しいと思うけれど、券で注文ができて、いろんな定がある松屋を僕はけっこう愛用してます。 2週間に一度くらいのペースで、新しい定系のメニューが出るので、一度はべてみようかな、という気分にさせられるのです。 最近ではジョージア料理のシュクメルリとかエビチリ(こちらは今も販売中)なんてのも話題になりました。 そんな松屋の最近の新メニューといえば、「ステーキ丼」。 ascii.jp 系列のステーキ専門店『ステーキ屋松』の大ヒットメニューで、ステーキ屋松の和風ソースと松屋オリジナルの洋風ソースがあるそうです。 普通盛りは、みそ汁付きで750円。「デカ盛り」は1150円。 この値段で、ステーキ丼が気軽にべられるなんて!と早速近所の『松屋』に出かけて、和風ソースの普通盛りを注文したのです。 しばらくの待ち時間のあと、出てきたのは、「うーむ、肉を焼いた

  • クックパッドの凋落と「若者のGoogle離れ」 - いつか電池がきれるまで

    www.moneypost.jp togetter.com 僕自身はクックパッドをそんなに利用しているわけではないのですが、こういう記事をみていると、IT業界というのは、新しいサービスだと思っていたものが、いつのまにか時代遅れになってしまっているものなのだな、と痛感します。 そうか、もうすでに「クックパッド離れ」が進んでいるのか……と。 レシピが多すぎて、どれを選んでよいのかわからない。 ネタみたいなレシピもあって、外れを引いてしまうリスクが高い。 文字での説明だと、「短冊切り」とか「とろ火」とかいう説明が、具体的にどのくらいの大きさや火の強さなのか、イメージがわきにくい、という難点もあるのです。 「短冊」の形はわかるけど、どれくらいの幅なのか?と。 ただ、こういうのは、その人の料理スキルに依存しているところはあって、慣れている人にとっては「動画をいちいち早送りしたり巻き戻したりしながら観

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    tanaboo
    tanaboo 2019/09/29
    ティム・クックパッド
  • 「引きこもりや生きづらさ」から脱出できるかどうかは「運命」なのかもしれない。 - いつか電池がきれるまで

    toyokeizai.net いろんなことを考えたり考えなかったり、考えているふりをしていたり。 このリリー・フランキーさんの話を読んでいて、なんだかスッキリしなかったんですよね。 そもそも、これは「金もコネも将来への展望もない若者にありがちな屈と貧乏生活」でしかなくて、対人恐怖とかに基づく病的な要因が強い「引きこもり」とは違うのではないか、とも思ったんですよ。 ある種の「生存者バイアス」のようにも感じました。 まあ、リリーさんのそのあたりの状況というのは『東京タワー』を読めばいい、って話なんですけどね。あれだけの大ベストセラーなのに、僕はすっかり存在を忘れていました。この作品はほんと、屋大賞らしい受賞作だったな。 あらためて考えてみると、リリー・フランキーさんはこの話のなかで、「自分はいかにして引きこもり状態から離脱したのか」を語っていないんですよね。 観念ではなく具体的な出来事によ

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    tanaboo
    tanaboo 2018/07/13
  • インターネットの「平気でうそをつく人たち」 - いつか電池がきれるまで

    こういうのをここで書くのもどうか、とは思ったのだが、そもそもここは「そういうこと」を書く場所ではあるので、吐き出しておく。 ただし、直接リンクを張ったり、具体名をあげたりするのは、なるべくやめておく。わかる人にはわかるだろうし、わからない人は、わからないまま、関わらないままにしておいた方がいいと思うから。僕自身も関わりたくない、というのと、どうしても言及しておきたい、という両方の気持ちが入り乱れているのだ。 某(自称)超有名女性ブロガーが8月の後半に離婚記事を書いて、その1カ月半後くらいに再婚がアナウンスされた。 人によると、「実は今年の1月に離婚していたが、6月くらいまでは家族として一緒に仲良くやっていて、やり直す道を模索していたが、夏に再婚相手との出会いがあって『少しずつ距離を縮め』、再婚に至った」らしい。子どもは「顎の手術で1ヶ月くらい入院しなければならいので、家を空けることになり

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  • 「正しさのブラックホール」に侵食されていく人々 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 僕もけっこう「要らないものを断り切れずにもらってしまって困る」タイプなので、このビールを給湯室で捨てていた後輩の気持ちは想像できるような気がするのです。 自家用車通勤ならともかく、電車などの公共交通機関を使うのであれば、ビールはけっこう重いですし、「ひとりで家では飲まない」という人は、けっこう多いんですよね。 そもそも、ビールを置いていく側は「後輩にプレゼントしてあげた」つもりになっているのかもしれないけれど、当に欲しいものだったら、自分で持って帰りますからね。 もし現金だったら、「お前、お金欲しいって言ってたよな」って、後輩にあげる先輩がいるとは思えない。 そういう「不要なもの」を押し付けられて不快な気分になって(そもそも、お酒をけっこう飲む人」というパブリックイメージを歓迎する人ばかりじゃないし)、これみよがしに会社の流しにビールを捨てている光景と

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    tanaboo 2017/07/24
  • 15年近く書き続けてきた僕の「ブログが続いた7つの理由」 - いつか電池がきれるまで

    www.procrasist.com 1年で30%の継続率というのは、15年近くブログを書き続け、読み続けてきた僕も「そのくらいかな」と納得できる数字です。 fujipon.hatenablog.com でもまあ、趣味なんてそんなもんじゃないかな、という気もするし、続けたら偉いってものでもないんですよね。 こういうことには向き不向きがあるし、僕の場合は、これだけ書いている時間、英会話の勉強をしていたら、とか、論文を書いていたら、とか、いろいろ思うところもあります。 僕の場合、続けてきたというより、その日その日に思いついたことを書いているうちに、いつの間にかこんなに時間が経っていた、という感じです。 そういう、行き当たりばったりなところが、あまり成果をあげられていない理由なのでしょう。 ブログって、アップロードしたものに対して、すぐに結果が出てくれるところがあるから、試行錯誤が癖になるところ

    15年近く書き続けてきた僕の「ブログが続いた7つの理由」 - いつか電池がきれるまで
    tanaboo
    tanaboo 2017/07/21
    15年って凄いなーーーーー辞めたり復活したりうろうろだけど今はシヌマデ書けそう(*´▽`*)
  • Webの世界での「先行者利益」について - いつか電池がきれるまで

    hatebu.me 『マストドン』かなり話題になっていますね。 最初に名前を聞いたときには「恐竜?」とか思ったのですが、正直、もう新しいWEBサービスを使いこなす時間もなく、これ以上いろんなところに書いても、ただでさえ薄い内容がさらに薄っぺらくなっていくだけなので、とりあえず様子見、という感じです。 『マストドン』について、ざっと知りたい方は、とりあえずこのリンク先を読んでみてください。 というか、僕も未だによくわかっていないんですが、とりあえず少しわかったような気分にはなります。 news.yahoo.co.jp ツイッターの亜種みたいなものなのか、というのと、『マストドン』というのは、ツイッターであまりにもたくさんの人、多くの事物をフォローしすぎて(さりとて、人間関係もあってそう簡単にはフォロー外しもできなくて)、タイムラインが追えなくなったり、あまりにも内容があちらこちらに飛んでしま

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    tanaboo 2017/04/30
  • 「アンタッチャブルな正しさ」で、誰かを徹底的に追い詰めるということ - いつか電池がきれるまで

    nomuch.hatenablog.com b.hatena.ne.jp これは、能町さんの「逆鱗」に触れることだったのだろうな、と思いながら読みました。 僕は能町さんが言っていることが正しいと思うし、北条かやさんという人は、文章を商売にしているのに、あまりにも配慮も覚悟も足りない、と感じています。 これを読んでいて、以前、インターネットで僕のことを批判してきた人たちがいたことを思い出しました。 いや、批判はしょうがないんだけど(まっとうな批判の範疇であれば、いちいち反応もしないことがほとんどです)、人格攻撃や家族にまで言及した誹謗中傷や、「どこそこであの人の悪口を言っていた」とか、根も葉もない嘘まで書かれていたのです。 第三者として読むと、「こんなのどっちが正しいかなんて自明の理なんだから、相手にしないほうがいいんだよ、スルー推奨!」って気分になるのだけれど、当事者としては、「黙っていて

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    tanaboo 2017/03/21
  • 「出前の器は洗って返さない」という「非常識」な人たちの言い分 - いつか電池がきれるまで

    netallica.yahoo.co.jp 終わっちゃうんですね、『怒り新党』。 3月8日の放送のなかで、こんな「国民の声」が採りあげられていました。 私はアルバイトで宅配寿司の配達をしているのですが、桶を洗わずに返す人がとても多いのです。信じられません。 独り暮らしの学生とかならまだ理解もできますが、子どものいる家族でも平気でそのまま返してきます。しかもべ残しの材やゴミまでそのままです。 お二人(マツコさんと有吉さん)はちゃんと洗っていますか? 最近は使い捨ての容器の宅配も多いんですよね。 それはそれで、資源的にちょっともったいないかな、とも思うのですが、回収するのもなかなか大変らしいですね。店のほうも二度手間になるし。 これに対して、マツコさんも有吉さんも「もちろんちゃんと洗う」と仰っていました。 マツコさんは「洗わないどころか、汁がまだ残っているような器をそのままマンションの返却

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    tanaboo 2017/03/10
  • 「餌だけ食うのは有り」とか言う人を、信用してはいけない。 - いつか電池がきれるまで

    www.hitode-festival.com どうしても書いておきたいので書きます。 このエントリ、内容的には、高額のセミナーの入口になる無料を試しに読んでみた、というもので、何度も「セミナーへの参加はおすすめしません」と強調もされています。 そんなに悪意はなさそうだし、こういう「ちょっと怪しい商売を(身体を張って)試してみました」というネタは、そんなに珍しいものではないですし、けっこうニーズもあるんですよね。 まあ、「自分で試してみる」のは、リスクが高いので、誰かが「人柱」になってくれればありがたい。 多田文明さんというライターは、このジャンルで長年活躍(?)されています。 fujipon.hatenadiary.com fujipon.hatenadiary.com ただ、個人的な見解を述べると、こういう「どんなものか興味位で覗いてみよう」というのは、かなり危険です。 僕の職場に

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    tanaboo 2017/03/08
  • 何かが「好き」であることと、それを「収益化」できるというのは、たぶん少し違うのだと思う。 - いつか電池がきれるまで

    nyaaat.hatenablog.com sakenominimal.hatenablog.com この2つのエントリを読んで。 僕自身は、お金のためにブログを書いているわけではないけれど、少しだけでもお金を稼げるのはモチベーションの一部にはなっています。 内容的にも「100%宣伝」というのはありませんが、衝動的に「いま、書きたくてしょうがないこと」を書くこともあれば、「いま、こういうことを書けばたくさん読まれるのではないか」という色気を持ちつつアップロードすることもあるんですよね。 個々のエントリにはさまざまなグラデーションがあっても、総合すると、「書きたいことも、読まれやすいものも含まれている」のではなかろうか。 読まされる側にとっては「いろいろ書いてあるけれど、この人は何がしたいんだ?」って言いたくなるかもしれませんね。申し訳ない。 まあでも、「何が書きたいか」っていうのは、こちら

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    tanaboo 2017/02/06
  • 「PTAやばい」。でも、「PTA的なもの」を捨ててしまうのも難しい。 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp www.buzzfeed.com toyokeizai.net nemurenai-same.hatenadiary.jp PTAの活動に対する疑問が、ここにきて一気にネットから噴出してきた、という感じですね。 僕自身はそんなに深くPTA活動にコミットしているわけではありませんし、子どももそんなに規模が大きくない小学校に通っているので、多くの公立小学校とは状況が異なるのでしょうけど、ときどき垣間みる範囲でも、PTAって大変だよな、って思うのです。 PTAそのものの活動もそうだし、PTAに付随する「親どうしも仲良くしましょう!」みたいなのが、人付き合いが苦手な人間としては、けっこうキツいのです。 そういうのを「同じような職種に限定されがちな人間関係を拡張するチャンス」だと思えればいいのだけれど。 ただ、僕の個人的なつらさはさておき、学校という組織と保護者の

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    tanaboo 2017/01/30
  • 「人生経験マウンティング」したがる人たちについての一考察 - いつか電池がきれるまで

    www.news-postseven.com news.biglobe.ne.jp この石田衣良さんの言葉を読んで、僕もなんだかすごく嫌な気分になったんですよね。 『君の名は。』が気に入らないのなら、作品を批判すればいいのに、なんで監督の人生経験を(勝手に想像して)揶揄するのだろう? でも、こういう手合いに、わざわざ新海誠監督が反応してしまっているのをみると、こういう「人生経験マウンティング」みたいなのは、やられたほうには、けっこう「効く」のも事実なんですよね。 少なくとも、僕はイヤだな、それが事実であろうがなかろうが。 記憶のなかに手を突っ込まれて、かき回されるだけで不快です。 そもそも、世の中の大部分の人は、一般的に「青春時代」と言われているような年代における自分の経験に、満足しているわけではないと思うし。 まあ、こういう「人生経験マウンティング」って、石田さんの「芸風」ではあるんです

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    tanaboo 2017/01/06
  • 「他人に共感できない人々」がインターネットを回す - いつか電池がきれるまで

    gigazine.net このGIGAZINEの記事、よくこれだけ調べてまとめたなあ、と思いながら読みました。 村田マリさんがやったこと、やろうとしていたことには、さまざなま意見もあるでしょう。 僕はこんなふうに、「読んだ人が健康を害するかもしれない、いいかげんな情報」を垂れ流していたことに憤りを感じています。 南場さんは、夫の闘病中に「ネットにはあまりにもバイアスがかかった『健康情報』が多すぎる」と感じたと仰っていたのに、なぜ、こんなことになってしまったのか。 この記事をみながら、僕は最近読んだのことを思い出していました。 それはこの『サイコパス』という新書です。 サイコパス (文春新書) 作者: 中野信子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/11/18メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見るfujipon.hatenadiary.com 誤解を招かな

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    tanaboo 2016/12/11
  • ある個人サイトの「404 Not Found」と「インターネットで死ぬ」ということ - いつか電池がきれるまで

    toya.hatenablog.com fujipon.hatenadiary.com 雨宮まみさんの訃報を知って、僕は、二階堂奥歯さんのことを思い出しました。 雨宮さんが亡くなられた原因は自宅での事故死だそうですが、お二人とも若くて、自意識と感性が強すぎて、それを持て余して生きづらさを抱えていた、という印象があるんですよね。 もちろん「違い」が多々あるのは承知のうえで。 ただ、不躾な言い方なのですが、「命を終えることによって、決着をつける」というような生き方のかたちというのも存在するのかもしれないな、とも考えてしまうところもあるのです。 久々に『八足の蝶』を少し読んでみようか、と思って検索してみたのですが、そこにあったのは、「404 Not Found: ページが見つかりません」という表示でした。 そういえば、niftyのホームページサービスって、そろそろ終わるというのをどこかで見た記

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    tanaboo 2016/11/19
  • 「他人に助けてもらうための技術」について - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp nyaaat.hatenablog.com これを読んで、何か「いいこと」を書こうと思ったのだが、全然書けない。 何を言っても「上から目線」になりそうだし。 ただ、直接は関係ないかもしれないけれど、読みながら、このエントリの出来事を思い出していた。 fujipon.hatenablog.com 大学とか人生のことと、図書館を汚してしまったときのこと。 「重み」は全く違うかもしれないけれど、たぶん、ベクトルは同じ方向なのではなかろうか。 僕は昔から、人に頼るのが苦手だった。 頼み事をするのも、電話をかけるのも、何かを相談したりされたりするのも苦手だった。 そもそも、他人に何かを相談したところで、自分自身で考えた以上の答えが出るなんて思えなかったのだ。 所詮、他人事ではあるし。 でも、40年以上も生きてきて、ようやくわかったことがあるのです。 世の中の大

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    tanaboo 2016/11/15
  • われわれも、すでに「分断」されているのだ。 - いつか電池がきれるまで

    アメリカ大統領選挙の結果を受けて、「アメリカ社会の分断」みたいなものを考えてみたりするのだけれど、実際のところ、そういうふうに分析しようとする姿勢が、すでに「お高くとまっている」のかもしれないな、とも思う。 学校からは「昨夜はとてもストレスフルで異常な大統領選挙でしたね。ショックを受けたり混乱している人、この結果がこれからどんな意味を持つのか心配している人…」と始まるカウンセリング案内のメールが届いた。東部の学費高い大学の「リベラルで当然」というこのムードこそ、分断の一因なんだろう。— ROOTSY (@rootsy) 2016年11月10日 唐木元さんのこのツイートを読んで、僕は、なんだか少し腑に落ちたような気がした。 「われわれのようなエリートやエスタブリッシュメントは、トランプ氏のような野蛮で差別的な人間を支持しないのが当然ですよね」 こういうメールが、その大学の(たぶん)学生全員に

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    tanaboo 2016/11/12
  • 眠れない夜に「大麻解禁論」について考えてみた。 - いつか電池がきれるまで

    sakenominimal.hatenablog.com rocketnews24.com 僕は大麻解禁論者じゃありませんし、大好きな中島らもさんの主張のなかで、大麻解禁論だけはどうしても受け入れがたい、と感じていました。 なんのかんの理由はつけても、「麻薬」じゃないか、「もっと危険な酒やタバコも許されているんだから、より安全(と言われている)大麻が違法なのはおかしい」なんて言うけど、危ないものばっかり世の中に増やしてどうするんだよ、っていう。 この後者のような「医療用の大麻」の話を読んで、最初はこう思ったんですよ。 これって、ちゃんと担当医に相談して、モルヒネの量を調節してもらったらよかったのに、って。 日では医療用には(癌に対する疼痛コントロールなどの目的で)モルヒネの使用が認められています。 昔は「あまり使い過ぎると危ない」と思っている医者が多かったり、患者さんの側も「モルヒネを使

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    tanaboo 2016/10/27