日経DUALの「共働き子育てしやすい企業グランプリ2017」で6位にランクインした積水ハウス。同社の「両立しやすさ」について、パパ社員とママ社員にお話を伺い、前・後編に分けてお届けする。前編では、1年間の育休取得で「人生観が変わり」、その後も2030年の地球環境と社会、そして息子のために時短勤務を継続しているパパにご登場いただく。 「自分としては、それまでも家事・育児はそこそこやっているかなと思っていました。でも、育休に入って3カ月ほどしたら、これまでの自分の分担が全然足りていなかったことが分かりました。家事・育児の全体量を知らずに『これぐらいやっている』と思い込んでいたことが分かったんです」 そう話すのは、現在、7歳と6歳の男の子を持つ、積水ハウス環境推進部主任の寺西一浩さん。寺西さんは、次男が2歳のとき、働きながら資格取得を目指すママを支援するため、約1年間の育休を取得し、専業主夫生活