強い毒を持つ南米原産のヒアリが100匹以上見つかった東京・品川区の大井ふ頭のコンテナから、さらに、およそ100匹のヒアリが見つかったほか、卵や幼虫なども確認されました。いずれもコンテナの床板の内部から見つかったということで、東京都と環境省は、コンテナを積み込んだ中国から日本に到着するまでの間に繁殖したと見て調べています。 さらに、コンテナに敷かれたベニヤ板を剥がすなど調査を進めた結果、ベニア板の内部からおよそ100匹のヒアリが見つかったほか、卵や幼虫、さなぎが確認されました。 コンテナは、中国・広東省の港で積み込まれた後、香港を経由して日本に到着していることから、東京都と環境省は、広東省か香港でヒアリがコンテナ内に紛れ込み、床板を巣にして繁殖したと見ています。 また、これまでのところ女王アリは確認されていませんが、繁殖のあとが見られることからコンテナ内にいた可能性もあるとして、さらに詳しく