dots. Summit 2015
Webアプリケーションを実装していると高確率で CORS の問題にぶつかります。CORSがどのようなものかはリンクしたMDNなど既存の解説を読むのが手っ取り早いと思いますが、「なぜそのように設計されたのか」という観点での説明はあまり見ないため、昔の資料の記述や現在の仕様からの推測をもとに整理してみました。 CORSとは 現代のWebはドメイン名をもとにした オリジン (Origin) という概念 (RFC 6454) をもとに権限管理とアクセス制御を行っています。その基本となるのが以下のルールです。 Same-origin policy (同一生成元ポリシー): 同じオリジンに由来するリソースだけを制御できる。 上記Wikipedia記事によるとSOPの概念は1995年のNetscape 2.02に導入されたのが最初のようです。当時のドキュメンテーションを読む限り、これはウインドウ越しに別
たとえば次のような「user.proto」というプロトコル定義ファイルを用意し、これを変換する例を見てみよう。 syntax = "proto3"; message Picture { uint32 id = 1; uint32 width = 2; uint32 height = 3; enum PictureType { PNG = 0; JPEG = 1; GIF = 2; } PictureType type = 4; } message User { uint32 id = 1; string nickname = 2; string mail_address = 3; enum UserType { NORMAL = 0; ADMINISTRATOR = 1; GUEST = 2; DISABLED = 3; } UserType user_type = 4; repeated
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? まだサーバーで消耗してるの?Firebase(サーバーレス)とNuxt.js(Vue系)ならWebアプリ運営は最強でしょ!? この記事は、 サーバー費用をなるべくかけたくないけどショボいのはNO Firebaseの活用法をあまり理解していない Nuxt/Vueを使ってアプリ作ってみたい(Next/Reactと悩んでたり) アプリ構想はあるけどアイデアの落とし込みスピードが遅くて毎回挫折する という人向けに、「こんな感じで構築すれば効率良く開発できそうよ」というのを、勉強になった記事や技術的トピック・躓いた点なども合わせて紹介させていただ
皆さん、プライベートプロジェクトやってますか? いろいろプロダクトを作っていると、そのアプリケーションの動作環境にかかる費用も馬鹿にならず、インフラ運用に手を取られ、新しいプロダクト作成に支障が出てしまうこともあります。 私もそうでしたが、試行錯誤の末、その悩みを解決すべく生まれたのが「ぼくのかんがえたさいきょうの、むりょうさーばれす。」です。サーバレス環境を無料で調達しましょう! #TL;DR GitLab PagesとGoogle Apps ScriptをJSONPでつなぐ。 #よくあるサーバレスアーキテクチャと入れ替えてみる。 サーバレスアーキテクチャでよく用いるのは、AWSでS3/CloudFront、Lambda/API Gatewayと更にはDynamoDBを使うというものでしょう。 ただ、アーキテクチャも比較的複雑(独自ドメインもCloudFrontを使わないと設定できないし
2010年にサービスをスタートさせたコンテンツデリバリーネットワークやインターネットセキュリティサービス、分散型ドメイン名サーバーシステムを提供する「Cloudflare」は、サービス開始当初から「レジストラはやらないの?」とユーザーから何度も問い合わせを受けてきたそうです。そんなCloudflareが、ついにレジストラとしてのサービスをスタートさせます。サービスは「信頼」「セキュリティ」「公正な価格」という3つの原則に基づいて構築されるとのことです。 Introducing Cloudflare Registrar: Domain Registration You Can Love https://blog.cloudflare.com/cloudflare-registrar/ Cloudflareがレジストラとしてのサービスをスタートすることとなった理由は、同社の他サービスと同様に社
予定通りならば、先週にtypoチェック機能へtextlintを追加した話を投稿したはずです。 最近の投稿はそれを使って私が個人的趣味で編集リクエストを出しているのですが、 やっぱり古い記事のtypoも気になるわけで。 でも古い記事の保守判断って外部からは難しいので… いっそ自主的にできる環境があればいいのかなあと思いました。1 Qiita Typo Checker (無料どころの例に漏れずスリープするのでアクセスは遅いです) khsk/Qiita-typo-checker-zeit: Qiita-typo-checkerをユーザー指定と任意テキストに限定したWebアプリとしてzeitにデプロイします ということでコードをいじって、Webアプリケーションフレームワークを導入してブラウザから使えるようにしてみました。 機能はSlackに投げていたもの以上のものではないので、アプリやZEIT周り
さくらのVPSを使った、初心者向けの記事「VPSによるWebサーバー構築講座」を半年前に公開しました。さくらのVPSを使ってWebサーバーを構築し、WordPressをインストールするまでの手順を解説しました。 しかし、サーバーは構築が完了したらそこで終わりではなく、稼働し続けている間はメンテナンスをしていかなければいけないし、安全に運用するにはセキュリティにも気をつかわなければなりません。 そこで、VPS構築講座の続編として「運用編」をお届けします。いったんWebサーバーとして稼働しはじめたサーバーについて、継続してサービスを続けていけるように運用のノウハウをお届けします。 運用編の連載は5回に分けて行う予定ですが、まず初回は「ログファイルの見かた」について触れたいと思います。 ログファイルについて大きく2種類のログをご紹介します。 WebサーバーApacheのログの見かた ssh関連の
ITエンジニアのコミュニティサイトStackOverflowなどを運営するStackExchangeが、同社のサービスを支えているシステム構成の状況を知らせるWebサイトを公開しています。 同社のサービスは各国版のStack Overflowのほかにも、サーバ管理者のためのServer Fault、数学関係者のためのMathematicsなど多岐にわたっています。 これらを合わせた同社のサービスは月間5億6000万ページビュー。このページビューを、48GBのメモリを搭載した9台のWebサーバ。384GBのメモリを搭載しライブ/ホットスタンバイ構成にクラスタ化した2台のSQL Serverと、288GBのメモリを搭載した2台のSQL Serverによるもう1つのクラスタの合計4台のSQL Server。96GBのメモリを搭載し、マスター/スレーブ構成にした2台のRedis Serverなどで
サーバーの扱いに慣れていない初心者の方を対象に、VPS(Virtual Private Server)を使ってWebサーバーを構築し、WordPressサイトを運用できるようになるまでの連載を始めます。 サーバーの構築方法については、中・上級者向けの情報は多く見つかりますが、 「初めてVPSに触れる方が、Webサイトを構築して運用できるようになるまでのノウハウ」 を体系的に解説しているサイトはあまり多くありません。 ネット上に存在している情報では断片的だったり、分からない専門用語が出てきたりして、途中であきらめてしまった方も多いのではないでしょうか? 本連載では、初心者の方でも「これさえ読めばVPSを構築できる!」ように、初歩から丁寧に解説します。 「今までレンタルサーバーを使っていたけど、一歩進んでVPSに挑戦してみたい」という方のお役に立てれば幸いです。 本連載は以下の構成で5回に分け
Step by step guide to install Postfix Ubuntu + Postfix + Courier/Dovecot IMAP + MySQL + Amavisd-new + SpamAssassin + ClamAV + SASL + TLS + Roundcube + Postgrey Easy to follow howto on setting up a mail server with unlimited users and domains, with IMAP access, anti-spam, anti-virus, secure authentication, encrypted traffic, web mail interface and more. Based on an Ubuntu distribution platform, but
これから Consul を使う方の参考になりましたら、というか自分のための整理です。 これは何? "Service discovery and configuration made easy. Distributed, highly available, and datacenter-aware." *訳:サービス検出と設定を簡単に。データセンタ間を意識した分散と高可用性。 Consul ( http://www.consul.io/ ) は、サービス検出や監視と設定を行うためのツール。Vagrant や Packer、Serf を製作している Hashicorp 社製のツールで、Go 言語で書かれており、オープンソース(Mozilla Public license, version 2.0)で公開されている。開発は GitHub を通してオープンに行われている。 Serf と Consu
はじめに Serfに続いてHashiCorpからConsulが発表されて、2ヶ月少々経ちました。 公式では Serf: service discovery and orchestration Consul: service discovery and configuration と言っていますが(http://www.serfdom.io/intro/vs-consul.html)、Consulも使い方によってはオーケストレーションできるかなと思って、試してみました。 ちなみに Serf や Consul の最近の動向については @zembutsu さんの記事がわかりやすいです ご注文は監視自動化ですか? SerfとConsulの記事まとめ そもそもオーケストレーションとは webサーバをproxyから追加したり抜いたり webサーバにデプロイしたり 障害が発生したサーバを撤去したり db
2024年4月1日より、Supership株式会社は親会社であるSupershipホールディングス株式会社に吸収合併されました。 合併に伴い、存続会社であるSupershipホールディングスは社名をSupershipに変更し、新たな経営体制を発足しました。本件に関する詳細は、プレスリリースをご確認ください。 2024年4月1日より、Supership株式会社は親会社であるSupershipホールディングス株式会社に吸収合併されました。 合併に伴い、存続会社であるSupershipホールディングスは社名をSupershipに変更し、新たな経営体制を発足しました。 本件に関する詳細は、プレスリリースをご確認ください。
ローカルのWebサイトを確認する方法 ローカルのWebサイトを作成している際に確認するTIPSをいくつかご紹介します。 解説はMacのみですが、Windowsでも足りないソフトをインストールすればできると思います。 まずは、 たとえば以下のようなディレクトリで作業していてindex.htmlを確認したいとします。 /Users/nishihata/Desktop/htdocs/index.html 普通にやるとブラウザのアドレスバーに以下のURLを入力するとブラウザでindex.htmlが確認できます。 file:///Users/nishihata/Desktop/htdocs/index.html ただ、このままでは絶対パスでサイトを作成していたりすると確認できません。 ローカルサーバーを起動 そこで、Macでターミナル (Terminal)で以下のコマンドを入力してみましょう。 cd
Webシステムの方式設計をする際に、わりと悩むのがアプリケーション・サーバのセッション(session)の保存先です。アプリケーションサーバとは、TomcatやJBoss,IISやRuby on Railsなどで利用するUnicornやPassengerなどです。そもそもHTTPの基本仕様がステートレスな為、状態を保持する為にはどこかに状態を保持する必要があります。その解決策がセッションになります。そこでセッションの保存戦略を考える必要があるのですが、アプリケーションサーバやサイトの用途や性格、扱うデータの気密性・重要性によっても変わってきます。 それ以前にセッションの保存先のことの呼び方の定番が何かすら解らなかったりします。セッション・ストアとかセッション・ストレージとか、はたまたセッション・マネージャーとか。今回は、セッション・ストアで統一します。 主なセッションストアの種類と保存戦略
機能やサービスごと、もしくはサイトごとについつい、いくつものVPSを借りてしまってはいませんか? 僕がそうなんです。環境はお互いに独立しておいたほうが後々良いという考えのもと、さくらのVPSをサービスごとに借りてしまい、いつのまにか請求額が高くなっているというのは、よくあることです。ありますよね? 会社でもつい借りまくって毎月の請求が7万とかになってて悲しんでいます。 今回、個人的に借りていた3台のVPSを1台に集約したいと思いました。 初代の「さくらのVPS512」というプランが3つで2940円掛かっていましたが、「さくらのVPS 石狩リージョン 2G v3」の初期費用無料、月額1480円に節約したいと思います。 最近できたConoHaなど、別にさくらのVPSに限らず他社のKVMなVPSでもいいと思います。 CloudCore CV01はちょっと割高に感じるので、さくらかConoHa、そ
最近、デーモンプロセスの管理にUpstartを使ってる。 PIDの管理をあんまり気にしなくてよかったり、イベント発火の仕組みでプロセス間の依存を解決できるのが楽。 簡単な使い方をメモしておく。 基本的な使い方 /etc/init/ に設定ファイルを設置する initctlコマンドで操作する これだけ。 操作用のコマンド プロセスの開始/終了/再起動/リロードは、start/stop/restart/reloadコマンドを使う。 $ sudo start myapp $ sudo stop myapp $ sudo restart myapp $ sudo reload myappこれらは、initctlコマンドへのシンボリックリンクで、例えばstartなら、 $ sudo initctl start myappと同等になる。 restartは終了して開始、reloadはkill -HUPシ
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