『悩む力』という新書を上梓した政治学者の姜尚中(カンサンジュン)氏。文豪・夏目漱石や社会学者・マックス・ウェーバーを題材に「悩むことの意義」を描いている。悩むことで自分の中の内なる力に目覚める。それこそが、生きる力や創造性につながると説く。 仕事、恋愛、家庭、金――。長い人生、“悩み”は尽きることはない。常に心を重くする、ネガティブな響きがつきまとう。だが、姜尚中氏は「悩むことは喜び」と発想の転換を求める。その意味することは何か。悩み多き現代人の1人として話を聞いた。 ( 聞き手は、日経ビジネス オンライン記者 篠原 匡 ) 姜 1つには58歳という私の年齢があるでしょう。自分の過去を振り返っても、未熟だったというか、それこそ赤面して穴があったら入りたいと思うようなことの連続でした。私自身、意外と悩んできた方の人間だと思っています。 昨年、NHKの「知るを楽しむ」という番組で夏目漱石に関し
ホッピーでハッピー アントキの猪木さん、うんちく歌う 2008年04月21日 ビールのようでビールじゃない――。中高年世代には懐かしい麦芽発酵飲料ホッピーの歌を、新宿区西早稲田に住む音楽家、敏(びん)トシさん(64)が制作している。若者たちも踊れるようアップテンポのロック調のメロディーになるという。「世の中の不景気ムードを吹き飛ばしたい」との思いから、敏さんと親交のあるタレントで、人気上昇中のアントキの猪木さん(34)が歌うことになった。(小泉信一) 音楽家の敏トシさん(中央)。右がアントキの猪木さん。高田馬場の居酒屋でホッピー談議に花を咲かせた 敏さんは葛飾区の亀有育ちで両国にある日大一高を卒業後、音楽の世界に。歌手・森山良子さんのバンドにドラマーとして加わり、全国を公演した。森田公一さんやいずみたくさんのアドバイスを受け、25歳の頃、作詞も作曲も手がける音楽家になった。大ヒット曲にダー
連載第1回に、数多くのご意見、ご感想をいただきました。厚く御礼申し上げます。 この長井工業高校の物語を、皆様がそれぞれ直面している生活の現実にひきつけ、切実な関心を持ってお読みいただいていることに感動し、勇気づけられました。また、専門高校(職業高校)の現場に近い方、地方部にお住まいの方からの生の声には、教えられるところが多くありました。今後の取材、執筆活動に生かしていきたく思います。 そこで、一つお願いがあります。 本シリーズでは、これからも全国のキャリア教育実践を紹介していきたいと考えています。皆様の周囲でユニークな事例がありましたら、自薦他薦を問わず編集部までお知らせいただけませんでしょうか。今後の企画の参考にさせていただければ幸いです。(松田尚之) (編集部へのご連絡は本記事コメント欄をお使い下さい。他の方にお見せになりたくない場合は、「このコメントを公開してもよい。」のチェックをお
童謡、民謡をヒップポップに 若者ブレーク 2008年04月05日 若いパワーを地域の活性化につなげる新しい祭り「舞祭(まいまつり)」が茨城県内で広がっている。童謡や各地ゆかりの曲を、ヒップホップなどにアレンジし、地元の小中高校生がダンスで競演する。現在県内7地域で祭りが生まれ、70チーム2千人が参加。親や祖父母など3世代にわたり、地域間の交流にもつながっている。(中村真理) アップテンポでノリノリ 「ひたち舞祭」 「シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ」 童謡の歌詞が米国で生まれた若者の音楽ヒップホップのリズムに乗り、幼稚園児から高校生までが軽快なステップを刻む。日立市の「ひたち舞祭」に参加する踊り手が、今週末の本番前に水戸市でダンスを披露した=写真。時折「それ、それ、それ、そいやー」と元気な声で合いの手が入った。 舞祭は、00年に東京で「大江戸舞祭」として始まり、その後、名古屋市や山形県山辺
アントニオ猪木(65)が映画に初主演することが26日、分かった。芥川賞作家辻仁成氏(48)の監督・脚本作品「アカシアの花が咲き出すころ-ACACIA-」(来春公開予定)で、元プロレスラーで孤独な初老の男を演じる。他人に心を許さない少年との交流を通し、人のきずなの大切さ、家族愛を伝える内容で、来年のカンヌなど国際映画祭出品を目指す。 猪木は、現実と同じで元プロレスラーの主人公・大魔神役。過去に栄光を味わったが、現在は家族と別れ、1人暮らしを続ける。そんな孤独な大魔神といじめられっ子の小学生タクロウ(林凌雅)との交流を通して、人のきずな、愛の重みを伝えていく。猪木は「この映画で、元気のない人に元気を与えたい」と初主演作への意欲を見せた。 昨年秋、都内のホテルで、同作品の構想を練っていた辻氏と偶然出会った。もともと、プロレス、格闘技が好きで、猪木のファンだった辻氏は会った瞬間、存在感に圧倒され、
2006年5月3日、フランスのカン(Caen)で開催の展覧会に出品されたアントワーヌ・ド・サンテグジュペリ(Antoine de Saint-Exupery)の航空服。(c)AFP/MYCHELE DANIAU 【3月17日 AFP】童話「星の王子さま(Le Petit Prince)」の著者として知られるフランスのアントワーヌ・ド・サンテグジュペリ(Antoine de Saint-Exupery)が操縦していた飛行機が、1944年にドイツ軍戦闘機により撃墜されていた。 この戦闘機を操縦していたのは、元ドイツ軍パイロットのホルスト・リッパート(Horst Rippert)さん(88)。AFPに対し、「もし(その飛行機の操縦士が)サンテグジュペリだと知っていたら、絶対に撃たなかった。サンテグジュペリは好きな作家の一人だった」と語っている。 リッパートさんは1944年7月31日、トゥーロン(
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く