クーリエ・ジャポンのプレミアム会員になると、「ウォール・ストリート・ジャーナル」のサイトの記事(日・英・中 3言語)もご覧いただけます。詳しくはこちら。 駐日米大使として天皇に謁見(えっけん)したり、ジョー・バイデン大統領を大使公邸に迎えたりしたラーム・エマニュエルが、同じくらい感動した瞬間がある。新幹線の車掌室に招かれたときだ。 列車は時速240キロを超えるスピードで東京に向かっている。興奮しつつ「はい、入れてくださるならぜひ」と答えたという。 入室が認められ、車掌と鉄道について話すことができた。日本では電車が予定より1分早く到着することは1分遅れるのと同様にひんしゅくを買うのだと車掌は説明した。「4時1分が予定時刻で4時に到着すると、そのように記録に残されてしまう」とエマニュエルは話した。