先日、「知財高裁がソニーに対し、元社員への発明対価として512万円の支払いを命じた」というニュースが流れた。このニュースを見た瞬間、とりあえず「ちょうど512万円か。 切りが良い数字だなぁ」とニュースの中身よりも、数字に目がいった。 しかしながら、他のニュースの見出しでは、「約510万円」や「約500万円」と数字が“丸められている”場合も多かった。「512じゃ中途半端、切りが悪い」ということだろうか。 そもそも、なぜ512が切りの良い数字かというと、512が「2の9乗」だから。2のべき乗(累乗)の数は見慣れている。なので、64(2の6乗)や128(同7乗)や256(同8乗)なども同じく「切りが良い数字、ちょうどの数字」という認識だ。 この「2の累乗数」を見た時の感覚は、なにかの数字が偶然「777」や「1234」や「自分の誕生日の数字」になったのを見たときに「おっ」と思う、あの感覚に近いかも
![256や512はキリ番(切りの良い数字)か否か? - エキサイトニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4efedd27e8d7084c18204bc0cfb7c444b5aafe7b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.eximg.jp%2Fexnews%2Ffeed%2FExcite%2Fbit%2F2010%2FE1283405878098_1.jpg)