八百万(やおよろず)の神々が集う島根県出雲市。特産のショウガを使い、地元の神社にエールを送るご当地ドリンク、その名も「出雲生姜(しょうが)じんじゃエール」が好評だ。 神様たちが酒宴をするとされる万九千(まんくせん)神社の百数十年ぶりの遷宮を記念し、地元農家が考案。年1万本を目標に、収益の一部は神社の改修費などに充てる。 1本330円で、出雲大社前の商業施設「ご縁横丁」などで買える。ノンアルコールだが、神社でお神酒にも使われる予定。お酒に弱い神様でも大丈夫?
![神社にエール、だから「じんじゃエール」 島根・出雲:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e3ca10673ca943e26cb6bd295a698cb03bc2ec80/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Fimages%2Flogo_ogp.png)
神に仕える ウィルチコは神社本庁が認める初の外国人神職になった Courtesy of Florian Wiltschko 「ヨーロッパにもこれほど神道に興味をもつ人がいるのか」 上野天満宮(名古屋市)で宮司を務める半田茂は、01年にウィルチコ・フローリアン(21)と知り合ったときの印象をそう振り返る。神道の英語解説をホームページに載せているため、半田が国外から質問を受けることは珍しくない。だがオーストリアで暮らす少年は執拗だった。「お守りの意味から神道の歴史まで、しつこいくらい質問した」とウィルチコは言う。 そんな交流を続けて6年。彼は07年4月からついに半田の下で神に仕える生活を始め、神社本庁が認める初の外国人神職になった。 「神道には多神教ならではの寛容さがある」とウィルチコは語る。「それに戒律がなく、善悪は自分で判断しなければならない。何かを禁止された宗教よりもレベルが高いと思う」
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