TVのクイズ番組を見ていると、銀ブラの語源についての問題があった。えっ、銀座をぶらぶらすることを「銀ブラ」っていうんじゃないの。ネットで検索してみると諸説あるが、そのひとつには「銀座でブラジルコーヒーを飲む」ということらしい。大正時代、慶応の学生が言い始めたそうだ。本当か? さらに調べを進めると、その語源となったブラジルコーヒーを出す店が現在も銀座にあるのだそうだ。これは行ってみなければ、というわけで真偽のほどを確かめに銀座に向かった。 カフェーパウリスタで銀ブラ 「銀ブラ」の語源となったカフェーパウリスタは銀座八丁目、中央通り沿いにあった。さっそく、店長の谷沢さんに話をうかがう。谷沢さんは昭和47年生まれの男性である。当然ながら、当時の状況を知っているわけではない。そこで一冊の本を取り出し見せてくれた。『日本で最初の喫茶店「ブラジル移民の父」がはじめた―カフェーパウリスタ物語』(文園社)
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