ヨーロッパで和食の人気が高まる中、フランスで鹿児島県の水産加工業者らが建設を進めてきた、かつお節工場が完成し、31日、竣工式が行われました。 日本産のかつお節は、EUの厳しい食品規制基準や、輸送コストの問題からヨーロッパに輸出することが難しく、枕崎市の業者らがヨーロッパでの販路を開拓しようと現地での生産を決断し、生産工程も工夫して、現地の基準を満たす、かつお節を作ることが可能になりました。 式典では、生産されたばかりのかつお節を使った、たこ焼きやうどんが振る舞われ、参加者はフランス産の日本の味を楽しんでいました。 この工場では骨抜きから、いぶし、削りまで、日本のかつお節作りについて、研修を受けた6人のフランス人従業員が一日当たり200キロのかつお節を生産し、フランスをはじめ、ヨーロッパ各国に販売することにしています。 「枕崎フランスかつお節」の大石克彦社長は、「フランスで人気がある和食でも
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